DARK BLUEを目指して07【考察】【ネタバレ】|『エースコンバット7』|tonbori堂『ACE COMBAT』語り-Web-tonbori堂アネックス

DARK BLUEを目指して07【考察】【ネタバレ】|『エースコンバット7』|tonbori堂『ACE COMBAT』語り

2019年8月12日月曜日

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X f B! P L

 『エースコンバット7スカイズ・アンノウン』の考察もこれが一応の最終回。(シーズンパス関係はまた改めて機体のことや、その後に予定されているミッションなどもやれればと思っています。)まさか07まで行くとは全く思っていませんでした。長編の3や5ほどのミッションボリュームが無いのでと思っていましたけどやっぱり込められたものが今までのエースコンバットで一番濃いのかもしれません。


F-22ラプター 灯台攻防戦。/ #PS4shre
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
F-22ラプター 灯台攻防戦。/ #PS4shre

 もっともそれまでのACECOMBAT語りが過去作の振り返りなためアウトラインとポイントに絞ったので1作1エントリで済んだのであって5をプレイ日記兼考察すると…いや流石に今はちょっと大変なので検討の棚に入れておきますが(笑)もっとボリュームありそうだし、そうなると過去作振り返りプレイとか(^^;まあそれだけACECOMBAT奥が深いということです。そんなわけで最終ミッションの事と、後は気になった部分を書いていきたいと思います。

怪鳥アーセナルバード墜つ

 タイラー島を脱出中したコゼットとエイブリルたちは軌道エレベーター周辺部にある軌道エレベーター公社の建物へ。そこでは軌道エレベーターの保守部品を作る工場が無人機の生産工場へと変わっていました。


軌道エレベーター公社施設内ホール壁画。/ #PS4shre
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軌道エレベーター公社施設内ホール壁画。/ #PS4shre

 玄関ホールには大きな壁画があり、その前で泣いていたミハイの孫娘で妹のアルマに導かれ管制室へ。そこにはアルマの姉イオネラとシュローデルが何かをしていました。すると突然イオネラはエイブリルと一緒にいた看守の拳銃を奪ってシュローデルのメモリーカードをコンソールから抜き出してそれを銃撃し破壊。


撃ちぬかれたミハイの戦闘記録が入ったメモリーカード。/ #PS4shre
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撃ちぬかれたミハイの戦闘記録が入ったメモリーカード。/ #PS4shre

 シュローデルはミハイ最後の戦闘データを(多分通信途絶する前のだからファーバンティでの戦闘が最後でしょう。)製造中のラインに載せようとしたのです。ですが祖父を酷使して得たデータを今のこの混乱をさらに増長させようとする行為にイオネラの心の何かが弾けメモリーを破壊したのでした。その寸前シュローデルも己の行為の恐ろしさにデータ送信をストップしたものの既に2機だけこのデータ搭載機が製造されてしまうことになってしまったのです。この施設のシステムを破壊して無人機のラインを止めてもオンラインでつながって軌道エレベーター近傍に点在するプラントのどこかでその無人機は作られてしまう事がシュローデルの口から語られます。そこでエイブリルたちはこの混乱に終止符をつけるために軌道エレベーターからのプラントへの送電をストップさせアーセナルバードを墜としエレベーターの管制を取り戻し各地のサプライプラントをストップさせる作戦を立てました。復旧したネットワークに平文で激を飛ばし心あるものたちを呼び集めこの戦いに真の終結を考えたのです。

オフライン?オンライン?

 この時代のストレンジリアル世界は軍事及び民間も衛星ネットワークでつながっているために先の衛星攻撃で大混乱をひきおこしているようですが、軌道エレベーターはシュローデルの台詞から考えるに近傍のプラントや管制センターとは有線でつながっているようです。これはフェイルセーフの観点からも理にかなっています。実際になんらかの事態でネットワークが遮断されても軌道エレベーターだけで完結するシステムが構築されているので軌道エレベーターだけでシステムが完結できる。当然そのためのバックアップであり、それが今回は裏目に出たとも言えますが。


ネットワークが寸断されたストレンジリアルワールド/ #PS4shre
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ネットワークが寸断されていくストレンジリアルワールド/ #PS4shre

 そしてこの後でも出てくる復旧したネットワークも有線でつながっていることから普通の電波塔などからのネットワークなのでは?と推測されます。実際ネットワークが遮断されましたということで流石に混乱したまま、マッドマックスの世界みたいになるわけではないですしラジオ放送やいろいろ手段はありそれなりに皆がそれぞれの持ち場で復旧にいそしんでいるのではないだろうかとも。

軌道エレベーター(灯台)

 軌道エレベーターは以前にも書きましたが港湾都市セタラプラに建設されたオーシア主導のユリシーズの災厄と大陸戦争からの復興の目玉であったはず。ユージア大陸が選ばれたのは2つの大国(オーシア、ユークトバニア)から離れたところで権益を均等に分配する意図があったように思いますが、エルジアからするとそれは大国の押し付けであり、支配の象徴に見えてしまった。

 その軌道エレベーターにはユージア大陸の電力が賄えるほどの電力を発生させることが出来、その上周辺地域への大きな電波塔でもあります。その気になれば軌道エレベーターとアーセナルバードの組み合わせで周辺を支配する事は可能であるし、宇宙への出入口を同時に抑える事も出来、そして独自のネットワークを築ける超重要戦略拠点。

Mig-21bis 灯台攻防戦。軌道エレベーターを背に/ #PS4shre
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Mig-21bis 灯台攻防戦。軌道エレベーターを背に/ #PS4shre

 つまり急進派にとっては永久に戦争が出来る魔法の塔な訳ですがだからこそ堕ちない怪鳥アーセナルバードが必要。逆に言えばこの怪鳥を墜とし軌道エレベーターを丸裸にすれば電力供給を断ち無人機の生産を止める事が出来る。そのためにはアーセナルバードの撃墜は必須。そのため作戦は送電停止とアーセナルバード同時多発進行で行われました。

バベルの塔

 この灯台、軌道エレベーター公社やエレベーターの入口ホールにも設置された壁画。各地に立つエレベーターと踊る人たちはある意味人類が手を取り星空への道が拓かれたことへの祝祭のようにも見えるのですが一方のコゼットたちエルジアの人たちからすれば災厄の塔でありまさにバベルの塔のようなものでもありました。そうなると2つの仮説が立てられます。

1.王無き世界

 ハーリング救出作戦中にINUのガーゴイル隊が割り振られたミッション、コード名「バベル」が塔の直接攻撃による破壊なのはオーシアにとっても諸刃の剣であったことが伺えます。こうは考えられないでしょうか、ハーリングは推進派で軌道エレベーターは全ての人に向けて開かれたものにならなくてはならない。

 しかしそれを良しとしない一派がオーシアへの不満をくすぶらせていたエルジアの急進派と接触。EASAを通じグランダーI.G.からの技術協力を経てエレベーターの実効支配及び利権を手に入れようとしたのではないかと。灰色の男たちの暗躍と言ってしまえばそれまでなんですが、これが第一の仮説。

2.国境なき世界 

 そしてもしかするとこの状況を作りだすことが真の目的ではなかったのかというのが第2の仮説。この陰謀の裏に「国境なき世界」がもし関わっていたとすれば混乱を産み出す状況を作りだしたとも思えませんか?単純な支配、利権争いという線もゼロではないけれどシュローデルが一度は思いとどまりながらもAIによる空の支配も人の革新を促す国境を無くす混乱のようにも思えてなりません。実はゴルド隊の数少ない生き残りは各地に散らばっておりカプチェンコの思想を復活させようと暗躍しているとしたら…。

 それに収監されているブリストーも存命のはず…。彼が高い塀の向うでシナリオを書いていたとすれば…実のところZEROの要素を片渕監督がどれくらい掬ってくれているかは分からないんですがそういう裏を読めるように余白を持たせてあるように思います。

魔法使いの伯爵

 アーセナルバードへの攻撃は集結した有志連合による飽和攻撃でしたがアーセナルバードはアクティブプロテクションシステム(APS)を発動しまったくの無傷。有効な打撃を与えれるのは軌道エレベーターの送電を止めるのみ。

 当初はエイブリルがその役をするはずでしたがコゼットがエレベーターからエイブリルたちを締め出し塔の上層部へ。そしてバランスセンサーを破壊し塔からアーセナルバードへの送電を止めました。この時、全てをライブで暗号通信もなく流していた事からエレベーターへの攻撃を回避するためカウントが無線で「俺がなんとかする」と言ってわざと攻撃タイミングに合わせて「落ちろ」というなど意図を汲んだリレーが綺麗に決まっていましたね。さすが詐欺師、口から出まかせがとっさに出るとは(笑)


 ただコントロールを失った無人機により難民の子どもを救おうとしたタブロイドが命を落とすという悲しい出来事がありました。しかし作戦は成功、アーセナルバードはその巨体を海へと没させました。でもここは衝撃でしたね…まさかタブロイドが命を落とすとは。まだまだバックボーンのありそうなキャラだったのですが…そこも戦争の、戦いの非情さ、無常を感じさせました。


灯台攻防戦。墜落、着水するアーセナルバード「ジャスティス」/ #PS4shre
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灯台攻防戦。墜落、着水するアーセナルバード「ジャスティス」/ #PS4shre
灯台攻防戦。アーセナルバード「ジャスティス」に機銃攻撃をするMig-21bis/ #PS4shre
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灯台攻防戦。アーセナルバード「ジャスティス」に機銃攻撃をするMig-21bis/ #PS4shre

APS/アクティブプロテクションシステム

 アークバードの本体に備えつけられた放電による機体防衛システム。バリアのようなものですが機体は大丈夫なんでしょうか?電磁波なのかな?でも機体が激突(!)しているかのような描写もあるし、高電圧の放電で結界をつくるようなものかも?原理は分かりませんが(笑)電磁結界内ではミサイルは着弾機能を狂わされ手前で爆発。機体は電磁シールドされてないと計器に異常を来たし暴走爆発または墜落という感じ?かな。そしてこのアーセナルバード「ジャスティス」は中央のコア直下にレーザー砲を装備し下方からの攻撃にも対処できる最強の守護神でしたが頼みの送電が切れると結局は糸の切れた凧でしかなかったというのが少し哀れを誘います。

忍びよる悪魔

 そしてコゼットは緊急脱出用のパラシュートで降下して地上のエイブリルたちと合流しようとしますが(軌道エレベーターのバランサーは非常に高い高度にあり脱出時エレベーターなどでは危険があるため緊急脱出用の与圧スーツとパラシュートが備えつけられている)このシーンは一番最初のトレーラーのイメージシーンが元になっています(最初のトレーラーではまだアーセナルバードは健在という体でした。)近くを飛行しているカウントのF-15Cに忍び寄る影が。そう比翼の悪魔がそこに現れたのです。

比翼の悪魔

 作戦は無事終了かと思われた時にその機体は現れカウントは被弾。目の前には降下中のコゼットが。空中で衝突したかのように見えコゼットとの通信は途絶。カウント機は墜落は免れたものの機体不調で戦線離脱、沖合に座礁している空母「アドミラル・アンダーセン」に向かいます。


最終決戦。アドミラル・アンダーセンより発艦するトリガー。(F-35B)

最終決戦。アドミラル・アンダーセンより発艦するトリガー。(F-35B)三本線
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最終決戦。アドミラル・アンダーセンより発艦するトリガー。(F-35B)
国家さえも越えてただ人類の災厄を撃つ/ #PS4shre

 そこでミッションは最終決戦に望む訳ですが現れた機体は最新無人機、ADF-11Fレーベン。ミハイの最終データを搭載したAIで自律飛行する戦闘機械。それぞれフギンとムニンというコードネームを持ち、それまでの無人機とは一線を画する機体として開発されたとあります。ADFのコードナンバーはACECOMBAT好きならすぐに分かるADF-01ファルケンと同一の型式を持つ事から、ひいてはADFX-01モルガンの血を引き、ADF-01ファルケンZ.O.E同様自律戦術戦闘AIを持つ事からベルカ、そしてグランダーI.Gの関与を強く感じる機体です。マッキンゼイ護衛の時に出てきた無人機がコアとなり(ADF-10)ユニット化された戦闘パックを装備したものでそのパックは制空戦闘用Fとされており、任務によっては電子偵察、制空、戦術爆撃に対応するという設定があります。

 またコードネームのレーベンはゼネラル・リソースのX-49「ナイトレーベン」を思い出します。ナイトレーベンは有人戦闘機ですが、その流れを汲むニューコムのXR-900ジオペリアは無人戦闘機という設定です。薄っすらとですがつながりが見えます。ちなみに最近追加DLCでADF-10のプレイアブル機体が配信されましたが機体側面をよく見るとZ.O.Eの文字があり完全にそっちの機体という事で公式化されたといってもいいでしょう。


 戦う相手の動きを探りさらなる進化を遂げようとするレーベンは最後はコアだけで戦闘を挑みますが撃墜されこれで真の戦闘が終わったかと思いきやカウントの機体と激突し行方不明になったコゼットからの通信が。戦いはまだ終わっていない、あの機体は生きていると。そしてレーベンが目指す軌道エレベーター基部の通信システムへのデータ通信を阻止してレーベンのコアを破壊し軌道エレベーターを抜けて高空へ脱出し最終の戦闘が終了します。この時のコゼットの声。彼女は無事だったのでしょうか?それともあの声は?なんだったのか?まさか…亡霊?

薔薇の王女/コゼット・ド・エルーゼ

 エルジア王国王女コゼットは元々平民だった父が先王の死去により血縁者として急きょ王となった人物。とは言えその聡明さと明るさであっという間にエルジア王国のヒロインとして祭り上げられ国民を鼓舞する立場へとなりました。そして戦局悪化で首都は陥落。その中で父である国王が殺され彼女も亡き者にされようとする事態へとなりました。

もともと彼女もこの作られたイメージに疲れ果てていたように伺えるムービーが挿入されているのですがそれでも愛するエルジアのために宣伝塔として活動していたのに、同じエルジア人から狙われるという経験から完全に打ちのめされ、エイブリルとタイラー島であった頃には現実に打ちひしがれていました。たった一人の友人である愛犬は殺され自分を守る人間はもういないと。


 そしてエイブリルたちと行動をともにするうちに急進派が難民の子供までをも虐殺されていた場面に行き当たり、さらにはハーリングの最後の行動から見る人によってその行動は別のもに映ってしまう「ハーリングの鏡」という見方を得た彼女は彼女のとるべき道を見つけたのだと思います。そんなコゼット。自分の手でこの戦いに終止符を打つべく、軌道エレベーターのバランサーを破壊し、非常用の脱出パラシュートで脱出する事になったのですが、この最終ミッションの前にあるムービーでは…はっきりとは映りませんけど死んでいるのでは?と、エースコンバットファンの中では声も上がっていましたし、tonbori堂もそう見えました。でも最終ミッション中、レーベンを撃墜した後に彼女からの通信が入り「えっ?」となったのです。これには驚いたエースコンバットファンも多かったようですが、ここでは仮説を2つ上げたいと思います。

仮説1

 やっぱりコゼットは落下傘降下中に至近距離のミサイルの爆発で死亡しており、あれはシュローデルが生前のコゼットのメッセージから組み上げたAIによるVRモデルではないかという話。実際無線だけなら生きている死んでいるはよく分かりませんし、例えばメッセージも完全にAIにまかせるのではなくVRモデルとして例えばエイブリルが彼と連絡を取って流すという事も考えられます。なんとすれば学友であったイオネラがコゼットの代わりをしてもいい。(台詞を読み上げそれをコンバートする)

仮説2

 ヘルメットが飛んできたから完全に死んでた…のではなくあのタイプのヘルメットは衝撃を和らげるために顎部分のパーツがパージされてヘルメットだけが脱げた。そしてメインパラシュートはめげたけどサブパラシュートで無事に着地出来た…。はっきりした描写はありませんがそれならば最後に出てきた軌道エレベーターに向かって手を伸ばすのはコゼット本人であると思えます。


エンディング。軌道エレベーターに手を伸ばしていく女性の手。/ #PS4shre
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エンディング。軌道エレベーターに手を伸ばしていく女性の手。/ #PS4shre

 仮説1だと最後のあの人物は誰だよってなるのですよね。人によってはあれはシュローデルが作ったデコイモデル(アンドロイド)という話もあって、それは行き過ぎじゃないかなと思うんですが…。実際AIだとして何故あの機体を撃墜しなければというのか?ある人は至近にいたAIがコゼットの思考ルーチンを読み取り、それを転写、あの通信をしたという人もいます。

 tonbori堂はエイブリルによる鎮魂ではないかという仮説も考えました。なにせ後ろ姿だしエイブリルは姿を見せないしと。つまり仮説1どおりコゼットは死亡している。でもあの場にいるトリガーをはじめとした有志連合を動かすにはコゼットが一番適している。なのでボイスチェンジャーをつかった…、うーんちょっと厳しいですかね。でもミハイは生きているんですよね。あの撃墜で死んだとばかり思っていたので…なので生きている説も十分説得力はあると思います。(実際にPS4のデラックスエディションについてくるACE of WAR HISTORYにはエンディングのコゼットの姿でのキャラクターシートが掲載されています。だからといってそれが証拠になるとは言い難いですが。)

ケイ・ナガセ

 なぜナガセが宇宙飛行士かというのは5をやればわかる話なんですがそのミッシングリングを埋めるストーリーは片渕監督によるショートストーリーにて書かれています。その本はPS4デラックスエディションを買わないと入手出来ないのですがACECOMBATファンなら押さえておきたい1冊です。おかげで他に押さえたい一品や一冊が押さえられなくなりました(コラコラ)


エンディング。軌道エレベーターのスペースポートに戻ったナガセの通信。
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エンディング。字幕は軌道エレベーターのスペースポートに戻ったナガセの通信。
機体はストライク・ワイバーン/ #PS4shre

 まあそれは置いといてもハーリングだけではなくナガセも出たんならグリムのその後も知りたい気はしますね。(スノー大尉とアンダーセンもその後も片渕監督のショートストーリーがあります。ちなみにブレイズとグリム、スノー大尉は既に軍を退役。ラーズグリーズで軍に残っている者はいないとか、言及はなかったけどバートレットはラーズグリーズではないですが彼の去就も気になるところです。)

謎の男ジョルジュ

 そうそうもう一人、タイラー島でエイブリルを通じてアーセナルバードの情報を伝えたエルジアの脱走兵。彼の名はジョルジュ。タブロイドはベルカ語で「ゲオルグ」と呼び掛けていました。タイラー島で会った時には相当参っていたようですが、灯台の攻防戦の時には活躍していたようです。戦後はそのまま軌道エレベーターの難民キャンプで働いているようですが…。公式サイトには気になる記述が。COLUMNのキャラクター紹介ページに彼はエルジアところに入っていますが、彼は特殊飛行隊に配属された「外人傭兵部隊」の一員でトリガーの「事件」に関わっているとあります。トリガーの事件と言えばあれでしょうか、ハーリング暗殺事件?あれはラバルト将軍によりIFFを偽装した無人機による作戦とありましたが彼はもしかするとあの戦場にいた?

 これはDLCで明かされる?いや明かされないかもしれない。謎を残したまま終わるかもしれないけれど彼はどうも酷い事に手を貸してて今していることは贖罪ということは言外に感じられる事なので今後そこがDLCのミッションで明かされるといいのですが…。

フューチャーストレンジリアル/エレクトロ・スフィア

 この先、どのような物語が展開するのか?ACECOMBATシリーズとしては3の時代に近づきつつあるという事でエリックとイェーガーの事でのリンクがあるという事は先にも語りましたけど、今後ゼネラルリソースの隆盛、国家の消滅などなど、今こそ7の技術で3をリニューアルもしくはリメイクでもいいけれど出来ないものでしょうか?

 シュローデルの助手であるマーサは3の登場人物ヨーコ・マーサ・イノウエという話もあるし、ACE at WAR A HISTORY 2019にはサイモンらしき人影があるCGフォトが。ベルカの一部がゼネラルに入り…。考えすぎかもしれないけれどこの頃ゼネラル・リソースも着実に力を付けていってたはず。そう考えると3を再度リニューアルする機運は高まっている気がするんですが…。どうでしょうか。


 レーベンのこともありますし、今度は3以来のシナリオに佐藤大に入ってもらって2020年もしくは21年のリアルであるエレクトロスフィアを描き出すというのは面白いと思うのですが。あれならばインフィニティのようなオンラインでも。自分の勢力をゼネラル、ニューコム、UPEO、そして第4勢力として振り分けシージバトルやco-opバトル、デスマッチなどなど。キャンペーンは参入勢力によってシナリオが変化するという。技術的に難しいかもしれませんが一つお願いしたいところです。でもやっぱり片渕監督の04と7の流れも魅力的なんですよね…うーん。ここはPROJECT ACESのご判断にお任せしたいと思います。

DARK BLUEへ

 やっとDARK BLUEへたどり着きました。まさか7にかけてとは全然思ってなかったけど07まで行くとは(笑)キャンペーンでオールSをとった時に以来の達成感です(笑)ちなみにいまはVRをぼつぼつやっていますがなかなかラストミッションがS取れないという。クリアは出来るけどスピードを上げて対処できるかと言えばキャンペーンよりも難易度高いかもしれません。未だに最終はCどまり。本当にボチボチなんでやっとF-22ラプター手に入ったんで、名実ともにメビウス1となったんで、これでSが取れるといいんですが…。でも次のエスコンナンバリングタイトル、VRは必須になってくるのではと思っています。後方視点も嫌いじゃないというより大好きなんですけれどVRはVRの良さがある。没入感半端ないですから次世代ACECOMBATとしては避けれない道だと思っています。

ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc.ゲームエンディング。F-22ラプター、DARK BLUEへ/ #PS4shre
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
ゲームエンディング。F-22ラプター、DARK BLUEへ/ #PS4shre

 まだまだこれからもACECOMBATで遊ぶと思うし新作出たら(ゲーム機込みで)買う事もしちゃうでしょうね。それぐらい好きだって事です。今回もこのエントリを通してよくわかりました。何度でもやってしまうんですよ、結局。願わくば次はZEROのリメイクというかリマスタリングというか移植お願いしたいですね。ということでこれにてACECOMBAT7の話(本編)はひとまず了としたいと思います。次は追加シナリオの話でしょうかね、どうなるか楽しみです。いやその前に、追加機体のインプレッションかな。ともかく次回もまだまだ続きそうです(^^;という事で何卒よしなに。


20190814追記:レーベン=ナイトレーベンの事を少し付け足しました。

※DARK BULEを目指して/関連エントリは以下のリンクから。

DARK BLUEを目指して01|

DARK BLUEを目指して02|

DARK BLUEを目指して03【考察】|

DARK BLUEを目指して04【考察】|

DARK BLUEを目指して05【考察】|

DARK BLUEを目指して06【考察】|

※エースコンバット7シーズンパスSPミッションに関して(1.2)の考察もしています。

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