今更【ネタバレ注意!】というのもなんなんですが、内容に触れる話をしますので何卒よしなに。今回のMISSIONで語られる事情、オーシア側の裏が垣間見える感じで、灰色の男たちってのは既にあちこちにいるんじゃないかと思わせる感じもありいろいろ妄想が巻きあがりました(笑)
潜水空母アリコーン
エースコンバット名物、架空潜水艦(笑)、今回は潜水艦版アイガイオンとでも言いましょうか、武装も80mmレールガンを2門装備し、戦力投射能力は1艦で空母打撃群に匹敵すると言われています。
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc. 使用機F-22ラプター/SPミッション1/ #PS4shre |
これまでのエースコンバットに登場した潜水艦でいうと5のユークトバニアの潜水艦シンファクシ級が空母能力を持ち、航空機を運用していました。シンファクシは有人機を艦橋後部に発艦設備を持ちハリアー、F-35を運用(VTOL発進か?)リムファクシは発艦設備を見直し、艦載機を無人機としてVLS(垂直発射管)を利用して水中からの発艦も可能にしています。(エースコンバット5より)
アリコーンは艦橋部下の膨らみから艦首方向に発艦用カタパルトを備え艦載機運用が出来るようになっていることから、最初から潜水空母として建造されたことが分かります。運用法も強大な戦力投射能力を単艦に持たせるあたりはユークトバニアのドクトリンに沿っている感じがありますが、やっぱりベルカの影があるのでしょうか(考えすぎ)動力は溶融金属冷却炉を2基搭載する原子力。原子力潜水艦としては現実の潜水艦では最大級なのはロシアのタイフーン級を思い出しますがそのタイフーン級は全長は175m。それとエースコンバット5のシンファクシ級は300mを超えていますが、アリコーンはSPミッション01前のブリーフィングでデイビット・ノース分析官の報告によると全長495mとあります。全幅114m、全高54m、水上排水量65万トン、水中排水量81万トンでこれは潜水艦のみならず洋上空母をも上回る規模です。さすが架空兵器です(ヲイ
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc. アリコーン/艦載機(ラファール)発艦/SPミッション1/ #PS4shre |
実は現実にも潜水空母ってのは計画はされていましたし、実際に建造した国もあります。それは日本です。ミリオタには知られている話なんですが、太平洋戦争時、日本は米海軍の大西洋からの援軍進出を遅らせる目的でパナマ運河封鎖を目論み、そのための潜水空母イ-400潜を計画しました。少数での奇襲とは言え遠く離れたパナマを爆撃するための拠点を持たない日本が攻撃するには潜水艦で敵に気取られず接近するしかないという事からなんですが、都合2隻が建造され、そして搭載戦闘機(晴嵐)も作られ、パナマに出撃したんですが途中で結局終戦となり米軍に接収されたとか。詳しい事はネットに当たるか詳しい本を買ってください(ヲイ)
いちおうソース|伊四百型潜水艦 - Wikipedia
それと、もともと大戦前の潜水艦は飛行機を搭載しようとする向きもあったのです。主な目的は偵察でした。組み立て式、折り畳み式の軽飛行艇などを搭載し先行して哨戒させるということでした。レーダーが発達していない頃は真剣に考えられたのですがやがて探知装置の発達でその思想は廃れていきました。
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc. アリコーンに接近/SPミッション1/ #PS4shre |
また近年でも冷戦時にVLS改造のポッドから戦闘機を射出して戦略原潜に搭載し、戦争時に敵制空権を突破防空網に打撃を与えるなども計画されましたが実際には計画だけでした。潜水艦に航空機を搭載するのは非現実的以上に運用コストがかかり過ぎるからだと思います。それでも敵に察知される事無く接近し、喉もとまで迫る。火力も高く空母打撃群に匹敵する戦闘艦としてアリコーンはトリガーたちに立ちはだかる事になりそうです。
マティアス・トーレス艦長
アリコーンの艦長はマティアス・トーレス大佐、かつてエルジアの誇るエイギル艦隊に所属していました。大陸戦争時には旗艦タナガーの艦長を務めていたのですが『エースコンバット04』でメビウス1としてエース諸氏がトーレス艦長のタナガーを停泊中だったコンベース港で撃破したことを覚えている方もいらっしゃるかも。あの攻撃で沈むタナガーから退艦を指揮し犠牲者を最小限にとどめた事で彼は『コンベースの英雄』を呼ばれているとこれもまたノース分析官から報告されています。(SPミッション02)しかし言動は不安定かつ狂信的です。SPミッション01のブリーフィングの時にアリコーンは試験航海で行方不明となり約700日間弱、2年間もの間海底で生き延びる事に。(しかも約15度傾斜した艦の中で)その時から異常を来たしたのか、元々そういう性格なのかは公式サイトのキャラクター紹介文ではつかめません。ただ生存した300名以上の部下の忠誠度は高く、下船したものも諜報員として後方攪乱、情報収集にあたっており、SPミッション02はトーレスの仕掛けた罠というのが最後に分かります。
また彼は既にエルジア軍を離脱しておりアリコーンの乗員とともに『1000万人を救済する計画』で核弾頭をもってオーシア首都のオーレッドを核砲弾で砲撃しようと目論んでいることが判明しています。SPミッション03はそれの阻止になると思いますが、動くストーンヘンジとも言われるレールガンでの砲撃能力に加え艦載機群。厳しい戦いになりそうです。
ミミック隊
SPミッション01で途中で乱入してきた正体不明の2機編隊のSu-47ベルクト。SPミッションのトレーラー(予告編)や登場時のムービーではしっかりとオーシアのマークが主翼に入っていることが確認できます。トリガーを狙ってきているのは2人の交信からも間違いなく、軍内部での妙な動きもここで耳に入ってきます。(これについてはSPミッション03でもう1度総括したいと思いますが)カウントは01で彼らをコウモリ(味方の秘密通信チャンネルをつかっているが味方ではなくIFFに応答しない、そしてジャマー装置を搭載している)と呼んでいましたが02で再度現れた彼らを外人部隊ではないかと言いました。TACネームレイジは倒せたら教えてやると言いましたが教える前に落とされてしまい、スクリームに至ってはトリガーに「地獄で待ってる」ですからね。(撃墜順が逆だとレイジが俺たちは地獄へ行くでした。)
ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN & © BANDAI NAMCO Entertainment Inc. F-22ラプターとミミック隊ベルクト/スクリーム機/SPミッション1/ #PS4shre |
なんともはや。でもここで思い出されるのがジョルジュです。もう忘れた方もいらっしゃるかと思いますがタイラー島でエイブリルとコゼット、タブロイドと同道することになった男でエルジアの脱走兵。ちなみに公式サイトのコラムのページのCHARACTER紹介には前にも書きましたがエルジア軍の特殊飛行隊に配属された外国人傭兵部隊の一人とされており「トリガーの事件に関わっている」と記載されているのです。今回トリガーはオーシア軍上層部から「必要な」人材とされましたが、いったいそこに何があるのか?『ドミノ計画』とは?またレイジとスクリームのCHARACTER紹介には彼らの本名とともに顔写真があり『GRGM』の文字があります。そのためエースコンバット3に登場したゼネラル・リソースのと関係があるのでは?と思っている人もいるようですがはっきりとした説明はされていません。
ゼネラルの人間だとしたらゼネラル・リソース・ガード・マーセナリー?それともガードマン?はっきりとはしませんがここに来て謎がばらまかれた感じです。とは言えミッションは次の03で終了。次はアリコーンとの決着ですからこの一件が明かされることがあるのか?それともさらなるDLCがまたあるのか?それとも謎は謎のまま、次のナンバリングへ続くのか?気になりますね。
※追記20191127:7の公式サイトが昨日更新されアリコーンについてのコラムが掲載されました。かなりネタバレになってるんですが一つだけ。GRGMはゼネラルリソースまでは良かったんですけど「ガーディアン・マーセナリーズ」だそうです。惜しい(いや惜しくないから😅
ドミノ計画
シェパードが計画していたエースに頼ることなく優位に戦闘を進め少数で敵に多大な損害を与える戦術プラン?なのかなと思いましたが、結局大陸戦争時のメビウスよろしく一人で戦況をひっくり返せるようなシンギュラリティ、特異点としてトリガーがオーシア上層部に認められたためラーズグリーズのように軍の英雄として利用しようとでも考えたのかシェパードに全責任をひっかぶした…そんなところでしょうか。
とは言えノースもこの件知ってたようで、作戦開始前のムービーパートで「どうすれば3本線を殺さずに済む?」とアレックスに質問していました。この頃から彼はトリガーを特異点と思っていたようです。戦況を一人でひっくり返せるワイルドカード。当然それに頼った作戦は不安定かつ成功率も下がります。まるで博打なようなものになってしまいますが、このところのトリガーの戦績を考えれば特異点を残しておいて、それ以外で盤石の作戦立案がベストだと考えたのかな?ともかくトリガーは生き残りミミック隊は撃墜されました。
ミッション(追記)
インプレッションを書くのを忘れていました(^^;まあ考察だけでほぼほぼ満足しているんですがミッション1の空戦は初見、いきなり最後のラファールを取っておいた8AAMでなんとかっていう。そう通常ミサイル撃ち尽くしてやばかったです。機銃併用で(これはS取りの時も併用しましたが)なんとかぶっ倒してBでした。ミサイル残弾の管理と味方電子戦支援機の使い方が肝とTwitterでフレの人に教えてもらいミサイル増し増しでなんとか。
ミッション2の方は爆弾系の方がいいかも。LASMでやるのもいいですがCIWSの餌食になる場合もあるので水面上からの攻撃は必須になります。でもこちらはまだAどまりなんですよねえ。スコアはS要件クリアしてたんでクリアタイムかもしれません。補給はザクザクできますが上手く使わないと多分ロスってる気がします😅ということでもう一方の特異点、トーレスとの激突は次回のミッションにて決着です。どういうストーリーが紡がれるのが?次も軽いインプレッションと考察メインで押したい思っています。
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