やっと難易度ノーマルをクリアいたしました。墜落する事和知れず。これが実戦なら「貴様はもう死んでるぞ」と教官殿にカミナリ落とされそうな勢いです。というか雨が降ると水滴はついて前方見えにくいし雲に入ると着氷して機体が鈍くなるし、幾つかのところで言われている今作は難しいというのは一定の説得力あります。けれどやっぱり何時もの『ACE COMBAT』だったんですよね。今回はその辺りのことも含めて書いてみようかなと思います。
CAMPAIGN
まずは開封しキャンペーンから始めました。今作は久しぶりのナンバリングタイトル。元々『ACE COMBAT』はスタンドアロンのソロゲームです。過去作では対戦もありましたが、ミッションをこなしエースになるのが本懐(笑)ということで早速セッティング。
ゲームリプレイ画面|機体は早期購入特典のF-4ファントム/ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN |
セッティング
機体操作は2つ、スタンダードとエキスパート。tonbori堂はエキスパート。どうもスタンダードでは操作しにくいんですよ。でもスタンダードでも楽々飛べる人もいるのでこれは好き好きだと思います。音声は日本語を選択しました。04は英語オンリーだったので5も最初は英語だったんですが日本語は日本語でいいんですよ。意味がすっと入ってくる(笑)もっともこれも好みの問題です(笑)英語だとまるで映画のような感じで臨場感が半端ないです。難易度はノーマルを選択。最初はまずノーマルでというのは基本な感じです。Sクリアランク狙いとかは2周目以降。まずは初見ノーマルを味わう。それがtonndori堂の基本です。
OPムービー
これもエースコンバットのお楽しみ。物語への導入部。04は空を見上げる少年から始まり、5は突然の警報。そして6は穏やかな朝からでした。今作7は登場人物の一人、エイブリル・ミードの独白から始まります。このシーン。04や5の時のような映画みたいな導入部だなと思いました。エースコンバットの楽しみ方の一つとしてこのOPやミッションクリア後のムービーによるストーリーも楽しみの一つ。これが観たい、聞きたいがためにゲームを進める事もあります(笑)今回は04のストーリー演出/脚本、そして5の脚本を担当した『この世界の片隅に』『マイマイ新子と千年の魔法』『アリーテ姫』の片渕須直が再び脚本を担当。骨太いサイドストーリーを描き出しています。
難易度ノーマル
難易度ノーマルを選択し主人公TACネーム、トリガーとなり、INU(国際停戦監視軍)として急きょオーシアに対して宣戦布告したエルジアに対して基地防衛、敵拠点攻略をこなすのですが、序盤のあるミッションで起こった事によりオーシア国防軍444航空基地飛行隊『スペア』に配属となるまでが序盤です。この部隊は懲罰部隊と呼ばれる員数外の部隊でありいわば捨て駒部隊です。ここから捨て駒として敵部隊への威力偵察、危険な敵防空網の殲滅を命じられます。
ミッション内容はこれまでと同じ、対空、対地目標への攻撃という「何時もの」エースコンバット感が満載で谷くぐりや大規模戦闘、巨大架空機への攻撃などなどが登場。しかしこれまでのタイトルと違うのは「雲」の存在です。今までも雲はありましたが今作ではあきらかに雲というか大気の様相が違います。
雲
これはゲーム攻略している人やTwitterのエースコンバット7のツイートしている人でもちょこちょこ出ている話なんですが、今回雲の描写が加わった事で臨場感がさらに増しました。
ゲームリプレイ画面|機体は早期購入特典のF-4ファントム/ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN |
これまでのエスコンでも風の中、雨中の飛行などはありましたが、これまでの描写とは違いリアルかつ機体の挙動にもダイレクトに影響してくる事でノーマルをやってるはずなのに気持ちハードになってる感がたまりませんでしたね(苦笑)キャノピーが水滴で見えにくいというのだけではなく着氷したらロールやヨーの利きが鈍くなったり電波が届きにくいのか音がくぐもったり、雷雲の中では落雷で機器が狂ってHUD(ヘッドアップディスプレイ、ゲームではセンターに出てくるマーカーや水平、方角をスピードに高度表示する)が乱れるとか。
ゲームリプレイ画面|機体は初期機体F-16C/ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN |
また濃密な雷雲に飛び込むといとも簡単に空間識失調(ヴァーディゴ)を引き起こします。今までのシリーズではドッグファイトしている時にたまに上下忘れて海面、地上に激突をやらかしましたけど、普通に機位を見失うっていうのを実感として味わいました。当然雷雲を避ければ影響は受けないんですが敵機が雷雲に飛び込んで行ったり戦域が移ればこちらも飛び込むしかありません。シューティングは何周もしていると最後は作業ゲーになってしまうんですけど、これのおかげで多分スリルは毎回ありそうです(笑)いや当然それがストレスやでという人もいるかもしれませんけどね。個人的には面白い要素だなと思いました。
機体
最初はスターファイターだと思っていましたが早期購入特典でF-4EファントムⅡがプレイアブル機体として使用可能とのこと。DLCとしてダウンロード出来るので序盤はそれを使用しました。まったくパーツもない状態で機体は重く、鈍重な操作感覚。『エースコンバット インフィニティ』ではレベルを結構上げるまではこんなんだったなと思いつつM04まではファントムを使用。その後は溜まったMRPを利用してエアクラフトツリーのロックを解除していきます。
MRP
5やZEROのクレジットのようなものでキャンペーンとマルチプレイでの成績に応じてプレイヤーにつくものです。これをためてエアクラフトツリーのロックされた部分を必要コスト分消費することによりロックを解除するのです。
エアクラフトツリー画面|ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN |
基本的にキャンペーンをクリアするだけでももらえるのでマルチプレイは苦手という人でも心配なく貰えるので安心してください。
エアクラフトツリー(AIRCRAFT TREE)
ナゲッツ(初心者、ビギナー)の方がもしいらっしゃって7難しいわー、出来ないわーっていう前にまずはこのAIRCRAFT TREEでMRPが幾ばくかでもあれば、中盤以降は上位機体を使う事をおススメしたいと思います。(具体的にはミッションM04以降からでも)
既にあちこちでも言われているのですがtonbori堂は序盤ではF/A-18スーパーホーネット、後半ではF-35CライトニングⅡをおススメします。この2機は機体としての性能がそのTREEでの同じ機体の中では平均的だからです。突出していないのでドッグファイトが得意とか、対地攻撃をもりもりこなせるって訳ではないんですが取り立てて長所がないけど穴(欠点)もない。素直で初期機体からすれば超高性能機体です。これならばゲームをサクサクすすめることが出来ると思います。特に後半はいろいろ厳しいミッションもあるので参考にしてみてください。
ちなみにスーパーホーネットでもラストまでいけます。というか実はtonndori堂もラストまではスーパーホーネットを使用していましたが、ある事でスタビリティの高い機体でないと初見では難しいと感じたためラストはF-35Cを使用しました。
懲罰部隊から長距離戦略打撃群へ
中盤過ぎ後半に入る所でエルジアの猛攻からオーシアも劣勢ながら反攻への手がかりを。そこで主人公はまたまた転籍します。懲罰部隊から精鋭揃いの飛行部隊へ。そしてエルジアの首都ファーバンティ攻略や怪鳥アーセナル・バード攻略へと進みますが、これまたある事で混乱が起こります。敵も味方もはっきりしない混沌の中、全てが軌道エレベーターへと。最終決戦へとつながっていくのです。
DARKBLUE
今回、サイドストーリーが非常にずしんとくるものでした。04のような余韻のあるストーリーや5のようなドラマチックな展開とはまた違った、でもつながりを感じられるストーリー。エイブリルは個人主義者で祖父から教えられた成層圏のダークブルーの空を見たいだけだったのに戦争に巻き込まれ地獄の底に放り込まれていきます。それでもタフに生き延びる彼女は最後に何を掴んだのか?エルジアの王女として、いわば宣伝塔として戦争に加担してしまったコゼット。彼女がとった行動の意味とは?傍観者シュローデルの祖国への想いと、彼の被験者である孤独の王であった老エース、ミハイ。そしてその孫娘たち。まだ発売されて間が無いのでそれについては日を改めて書きたいと思うのですが(ネタバレとは書きましたけど、やっぱりそこはミッションを通じて味わってほしいので)これまでのシリーズを知っているとさらにグッとくるストーリーです。
当然前作を知らなくても全然大丈夫。そして興味が出たら是非5をやってください。でも早期購入特典なんでまだあるうちに是非購入して(#^.^#)ダウンロード版ならまだ間があるそうです。そしたら04やZERO、2に6もやりたくなってきたらバンナムさんにお願いしましょう。現行ハードで再発して欲しいと…。実際04やりたくなってきてますが…出来ないんです。プレイステーション2は既に無いので…。
山は動かないかもしれない。けれど5とXBOXONEでの下位互換としての6は販売の予定はないと明言されていますが特典として付いてきました。奇跡は待つのではなく起こすもの。そこはしっかりとアンケートでも書いておきたいと思います('◇')ゞ
最後に
『エースコンバット7スカイズ・アンノウン』、完全無欠ではないです。難易度、そしてミッション数(tonndori堂は多すぎず少なすぎずいい塩梅だと思っているのですが)プレイアブル機体などなど不満はどうしたってでてくると思います。でもないものねだりをしてもしょうがない。少なくともtonndori堂自身は凄く楽しんでやっています。これから暫く隠し要素やトロフィーなど、そういったものをじわりじわりとやっていき、マルチプレイもこなして、長く楽しみたいと思っています。ちなみにVRはPSVRを購入していないのでまだやっていません。お恥ずかしながら購入のめどがたってないけれど評価めちゃ高いので今後購入計画をたてていきたいですね。今後のエースコンバットの未来を感じるためにも。そしてこのゲーム買いかどうかを尋ねられたらこう答えます。
『よう相棒、まだ生きてるか?なら天使とダンスだ!』(つまり買い)
ってね。
(でもZEROと6は片渕須直監督によるシナリオではないんだよなぁ…ただ片渕スピリットを受け継いでいるのは今回改めて7をやってよく分かりました。)
そしてタイトルに01とあるようにストーリー考察やもろもろ、コレクターズエディションについてきたACE at WARの内容など、また7について書きたいと思っています。よろしくお願いいたします。
※DARK BULEを目指して/続きは以下のリンクから。
※エースコンバット7シーズンパスSPミッションに関して(1.2)の考察もしています
※ダウンロード版デラックスエディションはPSNから
※『ACES at WAR A HISTORY 2019』が同梱されているコレクターズエディション
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