詩女様の都行き2023/TOHOシネマズ梅田プレミアムシアター/『ファイブスター物語/F.S.S』ボォス451-Web-tonbori堂アネックス

詩女様の都行き2023/TOHOシネマズ梅田プレミアムシアター/『ファイブスター物語/F.S.S』ボォス451

2023年5月15日月曜日

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X f B! P L

 ということでまたまたドリパス復活上映『花の詩女 ゴティックメード』の上映に参加してきました。今回はTOHOシネマズ梅田のスクリーン1(一番大きいハコで旧北野劇場にあたるスクリーン)がプレミアムシアターに改修されてから初のTOHOシネマズ梅田での鑑賞でしたが結論から申し上げますと「最高!」でした。色良し、音良しでございました。特に音響はこれまでの中でもベスト1と言っても過言ではないかと思います。GTMカイゼリンのみならずボルドックスの駆動音でシートがビリビリと響き、キャラクターの背後の環境音がクリアに聴きとれる。これがプレミアムシアターの実力かと恐れ入りますとなりました。ということでざっとではありますが簡単にレポートしてみたいと思います。

花の詩女 ゴティックメードのパンフレット、右が現在販売中のもの。
花の詩女 ゴティックメードのパンフレット、右が現在販売中のもの。

※パンフレットはカドカワストアで追加増補版が現在も販売中です。|リンク|KADOKAWA公式ショップ

※こちらは10年目のリバイバル上映時のエントリです。TOHOシネマズなんばで鑑賞しています。

10年目の詩女様の都行き/『花の詩女 ゴティックメード』リバイバル上映

10年目の詩女様の都行き/『花の詩女 ゴティックメード』リバイバル上映

公開10周年『花の詩女 ゴティックメード』に関して10年目の所感と今回の鑑賞について思った事などを綴っています。

画質

 発色ははっきりとしたクリアな発色で、きつめではなく目に優しい感じでしたね。でもちゃんと綺麗な色が出ていました。特にトリハロン殿下とボットバルトのお食事タイムに訪問した時のベリン。あの時、テーブルの食事が映るんですけどいい色出てました。ちょっと食べたくなりましたね(笑)また湖水地帯を進むセイラーを護衛するバージ・レモーハ、それを追尾するMk2、MK3リッタージェット、ここもいい色でした。全体的に発色の良さはスクリーンとプロジェクターにかかっているのでそこも手が入ったかなと思います。

音響

 音響はこれまでの9.1chでも、よく音は出ていたと思いますが今回は音圧が違いましたね。カイゼリンやボルドックスなどのGTMの駆動音や爆発音で空気が震えるほどの音圧がしっかりと感じられシートが震えました。これほどの音圧は稀な体験だと言っていいと思います。それ以外でも雨、そして冒頭のアデムの杖を付く音(基本この音で当りかハズレ判定しています。)もなんですが、それよりも監督がこだわったという環境音がかなりクリアに聴こえてきてびっくりしました。正直tonbori堂は寄る年波でモスキート音が年々聴きとりにくくなっています。可聴域もだいぶん狭まって来ているのに、それでここまで聴かせるか!と驚きました。映画は音で決まると言っても過言ではありません。『花の詩女 ゴティックメード』のようなロボットが出てくる映画はそれが大きなものである。兵器であるとともにそれがある「日常」もしっかりと描写されていないといけないんですが、画だけなら漫画です。動く漫画。それを活かすのは音な訳です。BGMもそうだし環境音もそうです。確かこの音を作るのに周波数帯域まで調整したと以前に扉に書いてた事があったけど、それを再生するシステムもまたきっちりと調整されていないとそのポテンシャルは感じ取れないのです。


 現在シネコンなどではIMAXのような映写と音響込みのシステムや独自の音響を確立したドルビーのドルビーアトモスという規格でのスクリーンが出てきています。TOHOシネマズもプレミアムシアターというスクリーンを設けて極上の音響と映像を提供するということをしているんですがそれに違わぬよいスクリーンだったと思います。このプレミアムシアターの音響調整はロックデュオ、LOVE PSYCHEDELICO(ラブサイケデリコ)のNAOKIが担当。いやLOVE PSYCHEDELICOは知ってるけれどまさかNAOKIがそんな事をやっているとは知らなくて、相当なこだわりと持って音響調整をしたことがTOHOシネマズの公式サイトに書かれていますので一度読んでみてください。そのこだわりは各スクリーンの形状に合わせカスタマイズされたスピーカーで再生というこだわりようです。

リンク|TOHOシネマズ公式サイト|TOPページ(インデックスにプレミアムシアターという項目があります。そこから入ってください)

詩女様の都行き

 久しぶりの詩女様の都行き、非常に堪能できる70分でした。これほどの上映は梅田ブルク7での復活上映以来かもという事を今回、関東から遠征してこられたチークさんともお話したんですがそれぐらいクオリティが高い上映だったと思います。そしてCOVID-19パンデミックでの各種規制下ではなく5類相当になって行動制限の無い中での久しぶりのドリパス復活上映での『花の詩女 ゴティックメード』上映で懐かしい方や初めましての方と久しぶりに上映後のお喋り(それなりに気を付けつつ)を楽しみました。そういうのも久しぶりだったのでそれを含めて今回の上映は良いものになったと思います。ということで新たな復活上映に向けてドリパスでのリクエストも始まっています。

リンク|[映画]花の詩女 ゴティックメードを映画館で上映しよう! | ドリパス 

ちなみに角川映画として製作された最初の『ファイブスター物語』もリクエスト受付中です。

リンク|[映画]ファイブスター物語(ストーリーズ)を映画館で上映しよう! | ドリパス 

どちらの同時上映も楽しいしまた全国上映など盛り上がっていきたいですね。でもTOHOシネマズ梅田のスクリーン1は本当に良い鑑賞体験になると思いますので是非またここで鑑賞したいと思います。

※関東から遠征されたチークさんの鑑賞記エントリです。

100点満点のゴティックメード。ドリパスTOHOシネマズ梅田編。

100点満点のゴティックメード。ドリパスTOHOシネマズ梅田編。

多分52回目のゴティックメード鑑賞記です。今回はプレミアムシアター化したTOHOシネマズ梅田です。関西のファイブスター物語ファンの方!ここの劇場是非行ってね。本当素晴らしいGTMでした。



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