ゆく年2022。何を観た?何を読んだ?|tonbori堂四方山話-Web-tonbori堂アネックス

ゆく年2022。何を観た?何を読んだ?|tonbori堂四方山話

2022年12月31日土曜日

anime book MARVEL movie

X f B! P L

 ということで年の終わりの締めくくり、なんと大晦日の17時に書き出しております。いや遅すぎだろと思うんですがまあアバターWoWのセットアップをしてたらこんな時間でヤバいと思いつつ『ヤバい(危い)ことなら銭になる』と口ずさんでいる辺りなんかもう日活無国籍アクション観たくなる気分です(ヲイ)とは言えここからはぼんやりと毎度おなじみ今年を総括ネタ行ってみたいと思います。取りあえず去年と違って駆け足なのでボロボロかもしれませんが一つよしなに。

『花の詩女 ゴティックメード』パンフレット初版と増補版/KADOKAWA刊
『花の詩女 ゴティックメード』パンフレット初版と増補版/KADOKAWA刊

今年観た映像作品

 幾つか観た映画のうち殆どがM.C.U関連でした😅ということでM.C.Uとそれ以外って話になりそうだけどM.C.Uはディズニープラスのドラマもあるので今年観た映像作品って括りにして中でもM.C.Uとそれ以外に分けて語ろうかと思います。

マーベル・シネマティック・ユニバース(M.C.U)

 相変わらずのCOVID-19パンデミック、第7波やなんやかんやで年末は既に行動制限はしない流れになっていますがそれでもかかったら大事。なのでめっきり出不精になってしまった気がします。それでも追っかけているMCUの映画はしっかりフォロー。年明けからは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』『ソー:ラブ&サンダー』『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の4本。配信はエントリにしていませんが『ムーンナイト』『ミズ・マーベル』『シーハルク』『ウェアウルフ・バイ・ナイト』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデースペシャル』の5本と併せて9本もの作品が公開されこれにてフェイズ4は終了とアナウンスされています。来年は2月に『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が公開されすぐにフェイズ5に突入。そして5月の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』と楽しみは楽しみなんですが配信作品も含めてスケジュール調整も入ってる模様でディズニーの社長交代もありクオリティコントロールもあるかもしれません。それに併せ『ノー・ウェイ・ホーム』公開後に今、巷間で言われているM.C.U疲れみたいなエントリをアップしています。

これからのマーベル・シネマティック・ユニバース(M.C.U)を観るということについて考える。|tonbori堂映画語り

これからのマーベル・シネマティック・ユニバース(M.C.U)を観るということについて考える。|tonbori堂映画語り

マーベル・シネマティック・ユニバースの今後をスパイダーマンNWHが終わったところで少し総括的な事を考えてみました。8000文字近く書いておりますが何卒よしなに。

 そんな事も確かに感じましたがやっぱりクロスオーバー要素ってのはM.C.Uの楽しみであり今後もアベンジャーズを含めたクロスオーバー大作も楽しみにしつつマーベル・シネマティック・ユニバース作品はやっぱり目が離せないかなと思います。ちなみに映画では『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は面白かったと思っています。『ノー・ウェイ・ホーム』は良く出来てるんだけど反則かよとなっちゃうんですよね。でもそのストレンジが酷い目にあうという点でも良いしウォンがいい味だしてるのでやっぱりドクストかなぁ(苦笑)配信は「ホリデースペシャル」もうこれは最高でしたね。言う事なしでした。ジェームズ・ガンがDCスタジオの責任者に就任したのでこのメンツでのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは最後になるし話があったラヴェジャーズのドラマもあるかもしれないけれどジェームズ・ガンの味は無いだろうしそう思うと切なくはなるんですが…。ともかく今一番楽しみなのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』です。

NOPEな年。

 それ以外の映画で1本上げよと言われるともうこれしかないです。『NOPE/ノープ』です。映像的に凄かったのは文句なしに『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』なんですがやっぱりIMAXという規格で何を見せられたんだ?という体験は『NOPE/ノープ』が一番きましたね。これはちょっと越えれないのではないかなと思っています。その内容のヘンテコさも全部ひっくるめて。

 スペクタクル/『NOPE/ノープ』感想【ネタバレ】

スペクタクル/『NOPE/ノープ』感想【ネタバレ】

「ゲットアウト」「アス」のジョーダン・ピール監督の「NOPE/ノープ」についての感想です。今年観た(まだあと3か月ありますが)中ではベスト級の映画でした。スクリーンで観るべき作品です。

 その他にも思い出深いのは『犬王』『ハケンアニメ』という2本の邦画があります。『犬王』は突拍子もない作品で、例えば室町時代にクィーンみたいな連中がいたっていう仰天な話なんですけれどこれは能楽師(猿楽)犬王という人物がいたそうで、それを『映像研には手をだすな』の湯浅監督がイマジネーションを巧みに操り作り上げた作品です。でもちょっとアクが強いと見えて好き嫌い別れていますね。tonbori堂は好きなんですが確かに楽曲もクイーンのようでライブシーンにのりきれないと苦行な作品かもしれません。一方『ハケンアニメ』はお仕事モノとなっておりアニメの現場が舞台となっており連続ドラマになっても面白いだろうなと思いつつキャスティングの妙と原作を上手く刈り込んだ構成が良くぐっと見入った作品でした。


 そして忘れちゃいけない『トップガン マーヴェリック』これはもうここまで大ヒットするとは想像もしてませんでしたけどね。これはやっぱり本物の持つ説得力とそれを可能にするトム・クルーズという人物の力を感じました。ヴァル・キルマーを出したのも良かったし。エースコンバット好きなら堪らん画がバンバン出てきて大興奮でしたが、いや繰り返しますがそんなに一般にも受けるとは…。いや本当に何がどうなるか分かりませんよね。そういう意味では今年リバイバルでトップガンも再度観たんですけどアレがなぜそこまで大ヒットしたのか?これは20年後マーヴェリックもそう思われるのか?こればっかりは時間が経たないと分からないですね(笑)

『花の詩女 ゴティックメード』リバイバル上映

 公開から10年、時間が経つのは早いものですがアバターWoWが4K?いや元祖4K、っていうか8K-12Kだぜ!とクリス(永野護)は言ってるかもしれません。でもアバター観て、くっそー絶対負けねーぞってなってるかも。そういう男です(笑)だからこそずっと追っかけているんですけれどね。今回は2週間の限定でしたが各地で再上映されたのも良かったし(ただ一部地域で上映が無かったのは残念)これでF.S.S沼にやってきた人もいるとかいないとか?でも久しぶりの詩女様、2回も行きまして一回はドルビーアトモスで堪能いたしました。周年もですが今後もドリパス復活でのリクエストなど推していきたいと思います。

「花の詩女 ゴティックメード」を映画館で上映しよう!

「花の詩女 ゴティックメード」を映画館で上映しよう!

ドリパスはリクエストの多い映画を映画館で上映します!みんなのリクエストであの映画の上映を実現させよう!

今年読んだ本

 すみません、これについては今年新刊でしっかり読んだ本はなんとたったの3冊でしてレビューできるほどまた読み込んでいないんで簡単にご紹介だけにしますけど(コラッ)ファイブスター物語は今年もしっかりレビューしつつ追っかけました。来年もこのスタイルは崩さず映画、ドラマを差し込んでいきたいと思っています。あ、あと本と(ヲイヲイ)

 とりあえず買ったのは『ゴジラS.P.〈シンギュラ〉』(ノヴェライズ)、脚本も手掛けた小説家、円城塔が書き下ろした癖のあるSF小説になっていました。これは映像作品あってこそという人もいましたが実験小説的でもあるんですよ。なので面白いと読み進められました。簡単なサブテキストにはしないぞというのが伝わってきましたね。

 お次は『押井守の映画50年50本』です。これは2020年に発売されたんですが今頃、しかもkindle版です。でも折につけ基本はFireタブレットで読んでいるんですがスマホでも空き時間読んでます。今年はシネコンに出向く回数が減ったものの映画の「観方」についてそれこそ映画系ユーチューバーやらポッドキャストも読んでいたんですが一番面白いな(正しいとかそういうのではなく)思ったのは押井監督の観方でしたね。tonbori堂もこういう我儘な観方をしたいけど絶対数がまだまだ不足しているなと感じます。

 そして3冊目は『ザ・ソングライターズ』です。これは佐野元春がNHKEテレで2009年から2012年にかけて2シーズンに分けて数々のソングライターと作詞について対談するという番組でした。その内容を採録したものですが、番外編としてMRS(元春レディオショー)での大滝詠一さんとの作詞についての回も入っており作詞について歌詞について非常に興味深い1冊となっています。分厚い本ですが興味のある方は是非お手に取って欲しいですね。

※ゴジラ S.P <シンギュラポイント>(画像リンクはAmazon)kindle版もあります。

『押井守の映画50年50本』kindle版(画像リンクはAmazon)書籍版もあります


※『ザ・ソングライターズ』(画像リンクはAmazon/書籍のみ)


2023年は

 今のところF.S.Sの新刊が予告されたりDESIGNS新刊は?とかもあるんですがそれ以外にもM.C.Uやその他映画ももうちょっと観に行けるといいんですが。世の中行動制限無しに舵を切ってもやっぱりCOVID-19は怖いですし。それでも良い作品との出会いがあるといいと思います。

ファイブスター物語/F.S.S第17巻絶賛発売中

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永野護著/KADOKAWA刊月刊ニュータイプ連載『ファイブスター物語/F.S.S』第17巻絶賛発売中(リンクはAmazon)

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