『彼と彼女の事情』/ファイブスター物語/FSS/ 月刊ニュータイプ2022年2月号/第6話時の詩女/考察【ネタバレ注意！】

　今回のお話はA.K.Dの立場というかなぜこのタイミングで介入したのか？天照がこっそりとイマラに含めておいたマグダル捜索以外の事情を説明するお話と最後の最後にまた大物がバーンと出てきて「えっ？こっからまた何処に行くの？」みたいな展開が（案外、来月号では何でもなかったようになってる可能性もあるかもしれませんが。）ありました。そして扉ではくどいぐらいにサリオン（斑鳩）の事情が詳しく書かれています。そう言えばタイトルにしたのと同じような漫画ありましたね。確かアニメにもなってたはず。庵野監督作品なんだけどあまり興味が持てなくてスルーしてしまっていましたが話題になった作品でカレカノと呼ばれているそうですとこれは全くの余談です。でもサリオンとタイトネイブの将来を示唆するようなテキストであり今後の展開にも大きく影響しそうです。そこらも含めて今月号の気になったところ行ってみましょうか。

月刊ニュータイプ（NT） 2022年2月号/KADOKAWA刊

斑鳩の事情

　扉は「ミラージュ騎士団 左翼指揮官 大兄斑鳩・エミーテ・天照」についてと天照家の系統についての話です。最近我が邦でも「万世一系」のとか「男系天皇」「女系」などという話が出てきました。天照家は実は最初から女系として描かれ天照の母であるミコト様や、ナ・イ・ンからドウターチップを託されたレディオス・フォーカスライトからもそれは明らかに示唆されていたしDESIGNS1A.K.Dでも明記されています。その時は女系王家かとしか思っていなかったけれど、そこで驚いたのはエックス・アトワイト家の役目です。5巻でリィを顔をギュッと釣り目したときに母様に似ていると言ったのがまさか、陛下のしもべ、部品ってのもそういう意味も含まれていたのかと…。その天照直系であるコ―ダンテ家と思双璧を成すシナーテ家の跡取りとして生を受けながらも王族に付きものの権力闘争、陰謀、暗殺に対しそれを止めるための上回る暴力というのは実はその後に起こる大侵攻への伏線にもなりはしないかとふと思いました。今後彼はテキストの示唆どおり宇宙の民の代表であるタイト・ネイブと夫婦になると思うのですがその時に何を思うのか…気になります。

フォーカスライト、インタシティ、ニーブ

最初のファティマであるザ・フォーカスライトが天照家初代皇帝の名を持つ事はDESIGNS1に明記されているんですが、まかさインタシティ、ニーブもそうだとは。この命名についてはバランス家が天照家に敬意を表してとも、スバースの希望であったとも（スバースはフォーカスライトにドウターチップと共にスパチュラ崩壊後ナ・イ・ンにより預けられました）と記されています。ただフォーカスライトの子についての記述って今までありましたっけ？記憶に無いんですがまさかインタシティに二ーブもかと。S.S.Lは…まさかソリッド・ステート・ロジックって名前の天照家皇族が？そこは分からないけどバランス家と天照家の結びつきの強さが伺えます。

タイトネイブの事情

　サリオンとともにイオタに出張ってるタイトネイブ（じゃーじゃー）はシージラックというカーマントーの小国です。当然カーマントーでの大勢力を誇るドーマ連合に対しては力も弱く、イズモなどと連合を組んでいるようですが絶えず大国の影に怯えているようなところだと推察されます。とうぜん難民の難民、鉱山経営から脱走してきた人もいるかもしれません。タイトネイブがA.K.Dにやってきたのもその後ろ盾を得るためで側室入ればというのがミラージュ騎士団入りという。しかしそれは側室でないけれどほぼじゃーじゃー姫の目的は達成されているんですよね。但しカーマントーの情勢はドーマ連合有利に動いているし魔導大戦では静観という事でA.K.Dが動かないなら圧力をかけてシージラックから併合を飲ませるという事も考えられます。ダンダグラーダのSPK支隊も宇宙の民の保護という事でドーマ連合（バックはウモス）に与しているので宇宙の民の蜂起が起こればそれぞれの利になる方へ肩入れする流れが出来るでしょう。今回のA.K.Dの動きはイオタを通じて正式な手段で違法な人身売買をしているブローカーと宇宙海賊潰しで「各国」の警告のサインととられるようにとの事ですが水面に石を投げれば波紋が生じます。この波紋をドーマ連合がどうとらえるのか？それとじゃーじゃー姫もイマラに付くことで大きく成長しそうですね。

ログナーの事情

　またミノグシアへ向かうそうですがこそこそ立ち回っていたのは一体？カリギュラはメインのメンバーがA.K.Dにという事ですがまだドクター・ビリジアンがいますからね。もしくはバッハトマのペール様か？ここはビリジアンかなと思っているんですが。彼はDESIGNS１A.K.Dに掲載された人物なので関わるとすればこのタイミングかなと。しかしバランシェはイエッタにも何かをしてたのかと。展開式という単語はDNA関係なのかファティマの情報レイヤーに関する事なのか？ログナーのドウターチップ再生にも関わってきそうな感じの秘密かも知れないですね。

サタネス（女魔帝）再降臨！

これにも触れておきましょう、最後に出てきたブッ飛びキャラ(笑)ゴリリダルリハが再降臨です(笑)いやもう残留思念から再構成するとか幻魔大戦か！って話ですよね(笑)しかも仕事をしないジョーカーさんがマジ仕事モードとか。さすが実質上の新年あけましておめでとうございますな感じです(笑)（もう皆忘れているかもしれないけど、いちおうジョーカー（ミラージュとしてのスペクター）は仕事はしない、何にもないっていう建前ですから。）とは言えDESIGNSで彼女はラキシスガードになることは明かされていましたから。多分宝石になってくっついていく話になるのかな？と妄想しております。

他にも&ドリパス

今回はGTMの帰還、着艦シークエンスが描かれていましたねヒールをアレスターフック代わりにハビラントの着艦シーンが描かれました。ここは動画で観たいところではありますがいや本当に『花の詩女 ゴティックメード』というメートル原器があるのでどなたか作っていただけないもんでしょうか。エピソードは沢山あるしなんならMH時代の話をGTMでアニメ化というのも…難しいか(笑)ということでドリパス復活上映ございます。大阪では来週の公開でこのエントリ執筆時にはまだ販売中でした。

一番早いのは明後日10日のTOHOシネマズ日本橋です。お席は残りあとわずかになっていました。

「花の詩女　ゴティックメード」を映画館で上映しよう！

ドリパスはリクエストの多い映画を映画館で上映します！みんなのリクエストであの映画の上映を実現させよう！

www.dreampass.jp

こちらのページから各販売ページに行けます。プレミアシートは既に売り切れになっているスクリーンもありますが各シネコンにて上映されますのでお時間が合えば感染対策の上是非とも。場所は以下の通り。+PBはプレミアボックスシート販売もあるところです（売り切れ御免）

【東京都：2022/1/10上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 日本橋+PB（リンクは普通席チケット）

【東京都：2022/1/16上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 日本橋+PB（リンクは普通席チケット）

【大阪府：2022/1/16上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 梅田・本館+PB（リンクは普通席チケット）

【愛知県：2022/1/20上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 赤池+PB（リンクは普通席チケット）

【熊本県：2022/1/23上映】「花の詩女　ゴティックメード【通常版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 熊本サクラマチ

【宮城県：2022/1/27上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 仙台+PB（リンクは普通席チケット）

【埼玉県：2022/1/28上映】「花の詩女　ゴティックメード【9.1ch特別版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ ららぽーと富士見

【福岡県：2022/1/29上映】「花の詩女　ゴティックメード【通常版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 天神・ソラリア館（完売）

【福岡県：2022/1/30上映】「花の詩女　ゴティックメード【通常版】」復活上映!!＠TOHOシネマズ 天神・ソラリア館（完売）

以上全国6か所計9上映となっております。何卒よしなにお願いいたします。（2022.2既に終了済のため個別リンクは削除しました。現在の状況などは上記リンクもしくはドリパス公式ページなどでご確認ください。

リンク｜ドリパス公式

※月刊ニュータイプ（NT） 2022年2月号/KADOKAWA刊/Amazonより