不穏な空気/ファイブスター物語/FSS/ ニュータイプ2026年1月号/act6-1「ベイジ解放戦」｜感想/考察【ネタバレ注意！】

　ということで今月は19日に池袋でDESIGNS永野護デザイン展TheUltimateCollectionが開催され24日は『FOOL for THE CITY2025EDITION』が発売され、明け新年7日はNewTypeCHRONICLEファイブスター物語Since2013が発売という、まさに満を持しての表4広告「年末年始は永野護。」という状況になりそうです。tonbori堂は開幕翌日に観覧に行きますのでもし当日お会い出来たら何卒よしなに。とは言えいろいろおけらのため今回の東征を以て暫くはなりを潜めますが（あ、ブログは続けます。遠征等は難しいってだけで）お近くの方のみならず行けそうな星団民の方は一度足を運ばれると良いかと思います（DESIGNS永野護デザイン展としては一区切りなんだそうで。ただFSSは来年40周年。もしかすると別イベントが立ち上がる可能性もあるかもしれません。それは以前にも示唆されていましたので続報を待ちたいところですが、ちょっとそっちは難しいかも？？）ということで連載は無事再開、当然あの王宮前でのご歓談タイムから、最後で一気に不穏さがましたという形に。という事今月の『ファイブスター物語』第６話「時の詩女」act6-4ベイジ解放戦の気になるところいっていましょうか。

月刊ニュータイプ2026年1月号/KADOKAWA刊

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扉/DESIGNS｜F.F.C｜NewTypeCHRONICLE｜19巻

　まず上に３点DESIGNS、F.F.C2025EDITION、そしてNTクロニクルFSS、下に19巻、表紙カバー絵がチラ見せです。これはいったい誰かな？もうあの人で決まりだとは思うんですが、見せ過ぎ？いやいや全部見えないと分からないですよね。あの人でも全部収まってナンボです。これも先出しでDESIGNS池袋会場で拝見出来るとかで、それが楽しみの一つでもあります。　　F.F.C2025EDITIONは10日（本来なら今日ですよね？）の予定でしたが24日となりました。本当なら東征前に読みたかったというのはありますがまあこれは致し方ありません。そしてNewTypeCHRONICLEファイブスター物語Since2013は表４広告の説明を読むにNT誌でのF.S.S特集など関連記事をまとめたもので、あれ？そういえば前にもそんなんあったよねみたいなで思い出したのが、The Five Star Stories ISSUE、The Five Star Storie OUTLINEです。幻の初のファイブスター物語別冊付録が復刻されたISSUEにその再発版であるOUTLINEです。2013年というのはゴティックメード製作での休載から連載再開した年です。取ってある人はとも思いますが単行本派の人にはうれしいかも？

The Five Star Stories ISSUE、The Five Star Storie OUTLINE/tonbori堂蔵書

風雲急を告げる

　まさかスパンタウゼンの親父さんも来てるとは。イオタの三条さんが捕らわれているという事で出張ってきた模様ですが、彼もまたヨーンとは付き合いの長い人物です。まあ流れ弾とかに当たんないでねと切に願うところであります。（一応まだ「現役」の看板は下ろしてないんですよね？スパンタウゼンの親父さんは）しかし茄里とヨーンの会話で割り込むアイシャからのどっこいしょ突きって(;^ω^)どっこいしょが出たら…やめときます(;^ω^)アイシャ姐さんにしばかれる（笑）ちなみにtonbori堂はヨーンの直師匠はアイシャですけど、巡り合った騎士全員が彼の師匠である意味黒騎士が彼の騎士のスタイルを決定づけたといってもいいかと思ってます、とこれは脱線。しかしクリスが新たにどっこいしょ突きの継承者になりそうな予感がします。

　そんなところにナオがとうとう動いたという一報が。この動きは前に彼が三党首の他の2人に既に話していたことで、その地固めや支援を取り付けるため動いていたのも我々に知るところですが、その中でメヨーヨの大帝がさらりとボスヤスフォートが姿を消していると。前にもジイッドが彼の親衛隊とでも言うべき魔導師が姿を消してるとかも、戦後のアドラーの種まきかと思っていたけどそれだけでもなさそうな感じです。そこで気になるのがジイッドの動きです。

　と、その前に、ナオ（リンドー党首）の事を伝えるクラーケンベールの下のコマで令令謝が零零でナオもセブンソードのガットブロウ持ってる事からこのコマを差し込んでいる意味をちょっと勘ぐったり（十曜の守護者として動く？とか？それとも未来の姿なのか？もっともガマッシャーンの礼装だし今後のナオも非常に気になりますね。）、その後戦後を睨んでのガマッシャーンとラーンの停戦会談やらをクラーケンベールがクリスにさらりとちゃあの事を伝えたりとかまさに魔導大戦後の世界の話をしているのですが懸念も抱いている大帝。もっともそれも若さゆえの話ではあります。ダイ・グの遺したものは大きくそしてそれとともに人の輪もそこにつながっていく挿話でした。ここも何かしら『花の詩女』を感じさせます。

不穏な空気

　ベイジの王宮に立てこもっているのはジイッドの銀月騎士団、しかも1個大隊。普通に考えれば降伏勧告に応じるのが普通ですが、（しかも降伏後の身分と名誉保障と破格すぎる条件、普通なら大将だけはクビを差し出せになる局面ですよ、これは）何故か動かぬ銀月騎士団にしびれを切らしたギラはマドラにミースたち人質救出を依頼しますが何故か余裕ぶっこいてるジイッド君。何か策を授けられているのか？それともなーんも考えていないのか？デムザンバラもどうなるのやら。まだ一波乱ありますが、何故ミースと三条さんが捕まったのか？それは三条さんが2日前と回想モードにはいってるので来月はそのあたり語られそうです。という事で気になってた経緯が分かりそうで、来月が待ち遠しいです。

　それとハイト、良かった。なんか変な改造人間になってるかもとちょっと思っていたので結局思いとどまったんやなと。にしてもこの局面でここにいて大丈夫かなとか。割とこういう感じの人間は生き残るっていうのが無いのがこのファイブスター物語の恐ろしいところでアイシャとか、年表＆その他で分かってる人物と主人公（天照とラキシスは不滅の存在ではありますが）以外本当に分からんのですよ。巴ももう少し長生きするかなと思ったらああいう最後を迎えたし。本当にハイトこの修羅場乗り越えてくれってのともしかすると44分間の奇蹟ってお前が鍵？という予感もしてきました。なんせ三条さんが「目撃」するわけなので。しかしミースがスンッってしてるのも気になります。さて来月号はどうなりますやら。

DESIGNS東京会場新アイテム

　本編後のページにDESIGNS東京会場での新アイテムのお披露目です。詳しくは誌面にてご確認していただきたいんですが個人的には消えものですけどクッキーが気になっております(笑)これらはNewtypeオリジナルのF.S.Sグッズで他にもクリームサンドとお菓子系もあります。またDESIGNSのオリジナルグッズも新規が発表、眼鏡ケースにバケットハット、そしてタンブラーなどこちらも気になるアイテムが。またF.F.CのフライトジャケットやTシャツ、etcなどこちらもアイテムが出ているのでグッズ関係も盛り上がっております。