『アルルと黒騎士と詩女』/ファイブスター物語/FSS/ 月刊ニュータイプ2021.12月号/第6話時の詩女/感想/考察【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

『アルルと黒騎士と詩女』/ファイブスター物語/FSS/ 月刊ニュータイプ2021.12月号/第6話時の詩女/感想/考察【ネタバレ注意!】

2021年11月14日日曜日

FSS manga

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 正直アルルが詩女になるというのは「青天の霹靂」でこれまでそんな匂わしあった?とかDESIGNSをひっくり返しているんですが見つけられずこれはどういう事かと頭を捻っているところなんですが、そのアルルがむつ子さん(BO-6)の前でリズに預言を発したのが4代目黒騎士とリズ自身がホーダウンでの中心にるという預言。これまで黒騎士と言えば5代目グラード・シドミアン、2代目ロードス・ドラクーンとコーラスと関係の深さでコーラス側?みたいな印象もあるんですが、そもそも独立した剣客みたいな存在でいわゆる剣豪のように各国で剣術指南役をつとめたり、それこそデコースのように騎士団長として騎士団を率いる事もあると言う。ダッカスを駆る者、それが黒騎士であるという事に尽きるんですが、ここに来て詩女様も関わってくるとは思いもよりませんでした。その上にコーラスの血を引く(嫡流ではないけれど)アルルが詩女という筋が展開されるに至りかなり混乱してしまったわけです。なのでちょっと整理したいと思います。(以前の4代目黒騎士はもしや?みたいな話もあるし)

その前に期間限定企画『ファティマ総選挙2021』がTwitterにて開催中です。詳しいレギュレーション等はこちらの主催者の金田先生のアカウントかまとめアカウントが星団民同志により立ち上がっておりますのでそちらからご確認ください。

金田淳子|実写ドラマ化ッッさん (@kaneda_junko) / Twitter

ファティマ総選挙2021さん (@fatima2020_fss) / Twitter

Twitterハッシュタグ#ファティマ総選挙2021 のタイムラインで現在の状況が確認出来るかと思います。 


この夏のボークス大阪店でのファイブスター物語展に置いてのチケットホルダー/ダッカス
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放浪の姫騎士アルル

 このネタ前にもエントリをアップしているのですけれどtonbori堂は結構アルル好きです。貴種流離譚の主人公設定を持ちおまけに呪いのかかった身の上。この世のものではないミスト・ブレーカー/懐園剣(雄剣)の現在の持ち主。アルルについては以前に「剣聖の娘」|『ファイブスター物語/FSS』考察/月刊NT2018.6月号連載分『二羽の小鳥』より|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックスというエントリをアップしていますがここではフンフト様から産まれたということで詩女の適格者として預言を放ったこと。ここが一番のネックですね。tonbori堂は『剣聖の娘』というエントリではアルルまさかファティマの因子があるんじゃと思いましたが詩女の適格者という事はスコーパーの力が必要なのでは?って事なんですよね。まさかアルルだけはコーラス王家に流れる「超帝國」の強い血のおかげでスコーパーの力が発現していないけどOKみたいな?そう言えば桜子はグリントツゥインゲンの力のうちボルテッツの力を持っていました(当時はダイバーフォース)よね?忍び込んだヨーンを撃退しようとして電撃を発していた描写がありました。まさかフンフトから産まれた事でグリントツゥインゲンの力で影響を受けた…?ちょっと都合が良すぎとは思いますが桜子とアルルの異母姉妹設定は昔からあったし(なのに産まれた母は同じという設定までは思いもよりませんでしたが。そんな自然の摂理に反した設定を考えていたとは…。それについての道徳的問題についてはここでは言及しません。それを言いだしたら騎士、ファティマという設定が既に今の人類で言えば禁忌を侵していると言えるからです。富野監督がNT編集部に怒鳴り込んだという話を少し思い出しました。)それでもやっぱりアルルが詩女ってのはしっくりこないのではありますがそれは彼女が懐園剣を渡す相手の事と、彼女というかコーラスの血の呪いのようなものについての話で詩女に会わないといけないと言ってた事に収れんしていくのかもしれません。

リズ・コールと4代目黒騎士

 アルルが名付け親になり預言を授けた少女、リズ・コール。彼女に託された預言はこれからまだ荒れるボォス、そして戦争によって荒廃したホーダウンをまとめる人物として預言を託した事でこの少女は次代の中心人物?なのかとか。それとともにフィルモアがホーダウンを掃射し制圧しているというのも彼らの計画(ナカカラにフィルモアを移す)の一環からホーダウンこそがレーダー9がフィルモアの民を連れてくる定住の場所になるのでは?という事です。当然ミノグシアの民との衝突もあるでしょう(それが起こらないように下準備をしたとしても魔導大戦後の混乱、アドラーへのアマテラスの大侵攻、そしてカラミティへの侵攻の流れでボォスもアトール聖導王朝があるとはいえ周りはAKDの支配下に置かれる事は必至なので厳しい状況が予想されます。その時ミノグシアの民をまとめるのがリズなのか?という事とアルルとコーラスの関係やAKDが星団を支配に置いた後の時代。ディジナやコーラスⅥ、その前のコーラスⅤとの関係も気になります。ブロードだってアトール聖導王朝の庇護からフィルモアパルチザンを立ち上げたのは間違いなさそうだし詩女はAKDと別の星団の道をずっと人類に用意してきたフルフラジャイル(次世代)への道、神々へのマジェスティックスタンド(高貴なる抵抗)であるのですから。

4代目黒騎士

 これについてはヨーンの線は消えたとは思うんですがまだまだ彼とデコースの決着を見てからでないとエストがどうなるのかっていう線からあの巴紋の謎が解けそうな気がしています。それとあれはグラードじゃないのと(コーラスのくさびのある服を着ていた)からという線も消えてはいないという話もありますがリズ・コールが母であればやはりバントライン・ゴールであろうという事で。そしてアルルとの関係でコーラスから来た人物が夫となるとすればもしかするとレーベンハイト?なんてことを思ったんですが(彼はコーラス王朝バランカ王家の王子です。)そうなればコーラスから来たというのも腑に落ちますが、アルルが詩女ってのが腑に落ちていないのでこれもどうかなとは…。もっともナカカラ様もホーダウンが希望と旅立ちの場所なのか?とおっしゃっておられるし今後の展開でそれが明かされる事があるのか?気になる事が山盛りなままカーマントーはどうなっているのかも気になります。来月号はカーマントーの状況も知りたいところですが宇宙の動きも知りたいところですね。

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