月刊ニュータイプ4月号ではメヨーヨやイズモの懐かしい顔やGTMホウライとデモールの激突で始まりましたが今月号は更に懐かしい顔が。そして超帝国の「血」というものを意識するストーリーとなっていました。もっともページ数で言うと先月よりも2P少ない。16巻リライトにDESIGNS7の作業も並行となればと。とは言えなかなか濃い話でした。ということで何時ものように気になるところを【ネタバレ】しつつピックアップしていきたいと思います。
月刊ニュータイプ(NT)2021年.5月号/KADOKAWA刊 |
※という事で毎度のことながら連載内容に触れておりますので月刊ニュータイプ(NT)5月号掲載分のF.S.S【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌
※先月の感想↓
扉は…
カーマントーの難民の生活についてのテキストと鉱山労働者の姿のマグダルのキャラシートです。これが痛々しい。ですが命あっての物種ともいいます。この難民を鉱山労働者として攫うのは以前にも組織的に行われているとジャコーから説明がありましたが現代でも似たようなことはあります。紛争地域や発展途上国ではしばしば組織的に行われ、アフリカでのブラッドダイヤモンドの鉱山やそこでの民族紛争での少年兵も近いものがありますし、東欧での人身売買など…。これはファイブスター物語/F.S.Sの感想なのでこれくらいにしますが海外ニュースなどをチェックしていると目にする事があります。
とは言え体のいい人身売買(法的には労働契約を結ばされているというのは時代劇の身売りに近いシステムでもあります。証文で娘を縛り付け花街へ奉公へという…。)が行われているとは言え一応学校にも。じゃあいいじゃないかという人がいるかもしれませんがそれは意思疎通をスムーズにし、それぞれを管理しやすくするためだと考えれば?…。とまあ短いテキストですがいろいろ読み取れる部分はあります。つまり一度入ると出るのは容易ではない鳥かごの中。マグダルがいるのはそういうところで、管理しているのはドーマ連合、枢軸側の勢力圏。身元がバレればあっという間に突き出されてしまうという四面楚歌の状態。唯一の救いはアイル・フェルノアの存在ですが…。
剣聖様と剣聖
さすがマドラ。マキシを片手で抑えてますけど攻撃を喰らっても平気なマキシもマキシ。さすが超帝国剣聖。しかし大人しくさせるのに…いやあこれは怖い(^^;吹き出し外の台詞もR指定じゃないッスか!って思いますがそれぐらいの台詞をスルッと入れていくのもまたファイブスター物語/F.S.Sですよね。
生存ロジックというのは生存本能のようなものなんでしょうが、ある意味「デザインヒューマン」である超帝国騎士でありファティマであるマキシのベースフォーマットのようなものでこの部分は創り出したバランシェとミースでも分からない(ガーランドとしてのこうすれば、こうなるというのは分っていても)ナ・イ・ン(炎の女皇帝)しか制御できないシステムでしょうね。しかし殺戮兵器としての本能と人としての理性を持つという部分はそら恐ろしい。だからこそマドラはマドラ・モイライとピッキング・ハリスに分けられた事で安定したというのも恐ろしい話です。もっともラキシスを守護するために目覚めたマドラは3つの人格が再統合されましたけどそこはそれラキシスは主人公ですから(ヲイヲイ)
それとともに生まれてすぐにラーンに行ってたという部分、何かと剣聖と詩女様はご縁がありますよね。ちなみに今のフンフト様の力は楊貴を通じて詩女原母の力を分けて頂いているという理解で宜しいでしょうか。でないと「力を失った」と初登場時自ら言ってましたし。廃都でナ・イ・ンから今一度という時にその力を戻してもらっている、そんな状態なんでしょうけど、それにしても詩女の力はやはりナ・イ・ンの力とイコールと考えた方が良さそうですね。つまりほぼ全部使える、ただし一般的にはその力は発揮されないし基本的にはスコーパー(全視)と預言とされているし、DESIGNSでも全部を持っているのはナ・イ・ンとヤーンのみと明言、例外として白魔導士としてのリトラが「グレイン」の力を持つとされていました。なので歴代詩女は基本はスコーパーと預言のみであるけれど、ムグミカのような血の召還やその他の要因で力を振るえるのではないだろうかと。当然スコーパーの力だけでも凄いもんなんですけれどね。
スバース市にて
アウクソーのケープ。シルバーナイトのシュペルターマークが。やっぱりカレンのおおぼけ、あのMHの名前を憶えているのは…まあそれもおいおい出るのかな?にしても天照の命がマキシとデプレを会わせよとは…。どういう意味合いがあるのか?というかマキシ、初体験がマドラって…なんかもうとんでもないな!(^^;
しかもAP騎士に遊び半分でちょっかいだすとは。とは言えマキシも弾かれたという事でまだ実戦経験が薄いため相手の力量を計るには至っていないようです。(ラーンで暴れたときにはラーン支隊のAP騎士はどうだったんだろうかとかも思ったんですけどね)しかしギラとバルンガも久しぶりな気がします。(実際久しぶりかと。いや前回いつかは調べてませんけど)しかしマドラと挨拶を交わすんですが、顔見知りではあるんですよね。ギラは雰囲気変ったといいましたけど。改めてピッキング・ハリスはAP騎士だったんだと。ともすればこの設定忘れがちですから。でもギラ、マキシの名前を聞いてビックリしすぎで目をむきすぎ(笑)どつき漫才始まるかと思いましたよ(いやマドラにどつかれたら死にますけど(^^;
そしてとうとうであった血を分けた兄弟。同じ血から産まれたとは言え全く違う兄と弟はさてどうなるのか。まあ今にもシバきそうな感じですけどね、デプレ。しかし目覚めたという情報はあったけど覚醒してちょっと雰囲気変った?かなとか。マドラ評ではマキシは祖父にあたるスキーンズの血が色濃くでているけどカイエンはやっぱりデプレなのかな。マグダルはヤーボでボォスの血となればやっぱり血の話になってきそうです。関係ないけど押井守監督の最新作も『ぶらどらぶ』という吸血鬼と献血マニアの女子高生が巻き起こすドタバタコメディアニメ。2021年、血が来ているのかも?(それは考えすぎ)
ともかくデプレとマキシの激突あるやもしれませんね。そういえばマグダルがいれば剣聖剣技でブリッツェン・バイターの能力がないと使えないミラー(幻像攻撃)も使えると聞いてたけどたった一人ではどのくらいの強さなのか。カイエンからは天位を受けていますが、彼の凄さって分かりやすいエピソードはカイエンの手刀の制空圏を見切りつつムグミカとカイエンの間に割って入るというシーンしかないので実際の強さは未知数。でも結構な使い手であるのは間違いなく来月号このままでは済みそうにありません…(といいつついきなりテーブルでお茶しているかもしれませんが、それもファイブスター物語/F.S.S)という事で早くも来月号の展開が待ち遠しいです。
おまけ
というかオートマチック・フラワーズのサイトで告知されてたキット進行中の話。特段アナウンスがありませんでしたね。期待していた方もいらっしゃったかと思うんですが。まだ先かな。6月売りの7月号辺りになんかあるかもとは思っているのですが。
公式サイト|= オートマチック・フラワーズ =
あとこの前のドリパス復活イッキミ上映が終わりリクエストが復活しております。よければご投票をお願い致します。Twitterのアカウントでも登録できますので1回の投票で4回です。星団民の皆さまならば『花の詩女ゴティックメード』と『ファイブスター物語(ストーリーズ)』をイッキミ出来るチャンスが。当然いろいろ会則等ありますので(例えばリクエストで上映候補に入った後何もしないで一年間放置すると登録解除になってしまうとか)登録投票だけでお終いではございませんが現状『花の詩女ゴティックメード』を鑑賞できる機会はドリパスだけですので是非ともよしなに。
現在2位とは1359票差。>[映画]花の詩女 ゴティックメードを映画館で上映しよう! | ドリパス #GTM_1101 #FSS_jp https://t.co/VsjNxZJmGo @dre_passより
— tonbori堂@Web-tonbori堂主人 (@tonbori) April 9, 2021
詳しくはドリパスのサイトで。
20210415追記:タイトルの並びを変更(内容は変わっていません)
※月刊ニュータイプ2021年5月号発売中/Amazon
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