詩女様の都行きとドラマ盤レコード|ドリパス復活上映『ファイブスター物語/F.S.S』+『花の詩女ゴティックメード』イッキミ上映を観て。-Web-tonbori堂アネックス

詩女様の都行きとドラマ盤レコード|ドリパス復活上映『ファイブスター物語/F.S.S』+『花の詩女ゴティックメード』イッキミ上映を観て。

2021年4月6日火曜日

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 先週の土曜日(2021.04.03)にTOHOシネマズくずはモールで上映された「ドリパス復活イッキミ上映『ファイブスター物語(ストーリーズ)+花の詩女 ゴティックメード』」に行って来て約1年ぶりとなる『ファイブスター物語(ストーリーズ)』と『花の詩女 ゴティックメード』を観た訳なんですが、その時のトラブルがあってそれで思った事をブログのエントリーしてみようと思います。しばしお付き合いのほどを。

『花の詩女 ゴティックメード』パンフレット/KADOKAWA©EDIT/永野護
『花の詩女 ゴティックメード』パンフレット/KADOKAWA©EDIT/永野護

※ちなみにパンフレットは今回販売はありませんでした。初期の頃は在庫もってるところだと出してくれてたりもあったんですけれど…。

ドリパスイッキミ上映

 『花の詩女 ゴティックメード』の上映時、今のシネコンでは上映前に予告は入れなくても「映画泥棒」の啓発フィルムと最近では映倫のレイティングの説明が入るようになってます。その時『ファイブスター物語(ストーリーズ)』の時にどうも出力系を入れ替えたようでそれを戻した時にどうも上手く言ってなかったようで音声のみが流れそのまま本編へ。五つの星の間へセントリー・ライブ(あれはそうだと思っているんですけれど)からMGPの前のソープとラキシス、それがやがてKADOKAWAのシンボルマーク鳳凰へなってカレンがページをめくる音から万梨阿さんの歌声からのカーマインの風景が映像なしで出てきたのです。

京阪樟葉駅/tonbori堂撮影
TOHOシネマズくずはモールの最寄り駅京阪樟葉駅

 ざわつく館内、それでもだいたい本編始まるまではシネコンだとそれぞれのスクリーンにスタッフがちゃんと上映されるかどうか、またはゴソゴソする人がいるかどうか出入口に待機しているので、すぐにインカムで上級職を呼んで、でまあ、お詫びアナウンスとしばらくお待ちくださいとなり2度目も最初は画面が出ませんでしたが3度目の正直でOK。となった訳です。まあこの辺りの対応は初手であったので上手く処理されましたけど途中だと機械がリセットかかっても直らなかったり、IMAXや4DXだとトラブルが長引いたりすることも。(経験者)年に100本も観てないのにトラブルに当たる頻度高いなと自分でも思いますけどまあいろいろ経験しとりますし、フィルム時代のトラブルも経験してます(苦笑)と脱線しましたが、まあ無事上映されしっかりと都行きを堪能したのでありましたが、上映後、いらっしゃってたTwitterのフォロワーさんで星団民(ファイブスター物語のファン)の方と少しだけご挨拶程度に感想などなどを話(短い間でソーシャルディスタンスを取りマスク越しです)した時に、音声トラブルの件から、あっ!と思った訳です。そう『花の詩女ゴティックメード』は原作者が円盤(Blu-rayやDVDなどの媒体)でませんと明言していますがこの手はどうだろうかと。

ドラマ盤レコード

 昔、アナログレコードの時代。そして家庭用ホームビデオなどが無かった時代、そしてやっと出回り始めた時代。こういうものがありました。

『ルパン三世カリオストロの城』ドラマ盤LP/日本コロムビア
『ルパン三世カリオストロの城』ドラマ盤LP/日本コロムビア

これは何かと申しますと、『ルパン三世カリオストロの城』がまるまる1本収録されたドラマ盤LPってやつです。実はこの前に一部カットされた表裏の1枚モノがあったんですがこれはその後の『カリオストロの城』再評価というか人気の高まりを受けて完全版として全てが収録された2枚組アルバムです。実はこういうアルバムは珍しくは無くルパン三世1stシリーズの中からのエピソードを収録したレコードや映画の『銀河鉄道999』のドラマ盤レコードなどが販売されていました。それにVHSやDVDのセルビデオ時代になっても外伝エピソードや声優人気をあてこんだラジオドラマ風のドラマCDの系譜は今も残っていると聞きます。


 でもこの当時のドラマ盤ってのは映像として手軽に観れないけれどパンフレットやフィルムブックなどを補完するものとして一定の需要がありました。なので『花の詩女ゴティックメード』が映像ソースとしての円盤化はやらない。それは「映画」は「映画館」「スクリーン」で観るものとしてという話ならば、その映像を家でも補完するものとしてのドラマ盤ってのはどうだろうかと思った訳です。特にこの『花の詩女ゴティックメード』は音にもむちゃくちゃこだわって作られているというのはGTMの起動音だけではなく雨の音、風の音などなど効果音(SE)に至るまでというのは以前連載の扉でも書かれていましたよね。(月刊ニュータイプ/NT2018.11月号/リンク先はその時の当ブログの感想エントリ)音にこだわったブルスペックCDなみのCDや配信のハイレゾ音源、そしてアナログレコード重量盤で展開するならば音源展開するのはありなんじゃないかな…そう思ったのです。

川村万梨阿 デビュー31周年記念BOX ΟΔΥΣΣΕΙΑ(オデッセイ)/日本コロムビア
川村万梨阿 デビュー31周年記念BOX ΟΔΥΣΣΕΙΑ(オデッセイ)/日本コロムビア

 実際万梨阿さんの記念盤でエンディングのSE入りの『空の皇子 花の詩女』リユニオンがありましたし…。どうでしょう、そういうレコードがあってもいいのではないかなと1ファン、いや星団民としては詩女様の都行音曲盤として是非とも出して欲しいと思うのですが…難しいかなあ。


ΟΔΥΣΣΕΙΑは限定版のためAmazonではマケプレのプレミア価格になってしまっています。なので映画の余韻に浸るならば現状ではこの『花の詩女ゴティックメード』サントラが一番かと。(リンクはAmazon)

※テキスト、とビジュアルではこの『花の詩女 ゴティックメードワールドガイド』が今のところ唯一のものです。

ファイブスター物語/F.S.S第17巻絶賛発売中

ファイブスター物語/F.S.S第17巻絶賛発売中
永野護著/KADOKAWA刊月刊ニュータイプ連載『ファイブスター物語/F.S.S』第17巻絶賛発売中(リンクはAmazon)

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