ジェームズ・ガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に復帰した件。|tonbori堂四方山話-Web-tonbori堂アネックス

ジェームズ・ガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に復帰した件。|tonbori堂四方山話

2019年3月24日日曜日

MARVEL movie News

X f B! P L

 去年にアップしたエントリ、『ジェームズ・ガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(マーベル)から離れた件。』: Web-tonbori堂アネックスをアップしたあと、まさかの展開が待ち受けていようとは…。正直想像もしていませんでした。


James Gunn - Guardians of the Galaxy premiere - July 2014 (cropped).jpg
By Mingle Media TV - https://www.flickr.com/photos/minglemediatv/14528972189/, CC BY 2.0, Link画像はWikipediaより|[[File:James Gunn - Guardians of the Galaxy premiere - July 2014 (cropped).jpg|thumb|James Gunn - Guardians of the Galaxy premiere - July 2014 (cropped)|alt=James Gunn - Guardians of the Galaxy premiere - July 2014 (cropped).jpg]]

 今回はその事について少しだけ触れておきたいと思います。


ジェームズ・ガン/James Gunnがフォロワーに向けてTwitterでGoTG監督復帰の報告をしたツイート。

ニュースはある朝、突然に。

 そのニュースは突如としてファンのTLでささやかれはじめ、tonbori堂が知ったのはその日の朝の事でした。何時ものようにTLをチェックしていると速報的にアメコミ映画関係のあアカウントからジェームズ・ガンがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3の監督に復帰という話が。そして映画系アカウントも米の映画系ニュースサイトのデッドラインのアカウントを紹介して彼の復帰を伝え始めました。彼の解雇の時も青天の霹靂でしたが、今回も青天の霹靂でした。但し嬉しいサプライズでしたけどね(笑)当然他の人たちもびっくりして、その後嬉しいと歓迎の意をあらわしているようですが先のエントリで記した発端を作ったオルトライトたちはディズニーの決定に異を唱え始めてるようです。

 もちろんそれ以上にマーベル・コミックスファンやマーベル・シネマティック・ユニバースファンはこの決定に大歓迎の意を表していますが、この復帰の決定はディズニーのアラン・ホルン会長自らが決定したものだそうです。

何故ジェームズ・ガンは復帰できたのか?

 ホルン会長といえばジェームズ・ガンの解雇を決定した人物。いったい何があったのか?

ソース|ジェームズ・ガン監督、「ガーディアンズ」第3弾から解雇 : 映画ニュース - 映画.com

ジェームズ・ガン、ディズニー会長と会談 再雇用の望み断たれる : 映画ニュース - 映画.com

 記事によるとその後も複数回、ディズニー首脳(ホルン会長)との会談がガン監督によりセッティングされ話し合いをつづけていたとか。でもそれだけで復帰が決まるものなのでしょうか…??

ソース|ジェームズ・ガン監督「ガーディアン・オブ・ギャラクシー3」に電撃復帰 : 映画ニュース - 映画.com

 一説によると『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャストが連名で発表した声明が効いたのでは?という見方もあります。確かに深い信頼関係のあるキャストだからなしえた1作目と2作目の成功を3作目でいくらガン監督の脚本は使うからといっても別の監督で最高のパフォーマンスを引き出せるかどうかというとそれはクエスチョンマークが付きます。

ソース|「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」出演者、ジェームズ・ガン監督再雇用のために公開書簡 : 映画ニュース - 映画.com

 だからキャストと信頼関係の深いガン監督がメガホンをとるのがベストの選択だと気が付いたのか?いやこれは最初からほとぼりを覚ますためのカットアウトではなかったのか?オルトライトの天下はあの頃のトランプも勢いもあったし、それなりに彼の人気もアメリカのラストベルトの民衆を中心に確保されていた感じがありました。しかし年が明け中間選挙では上院は共和党の議席はなんとか守ったものの下院が民主党に敗北。再選にはイエローシグナル。加えて風向きもどうも怪しい感じです。ぶっちゃけでいうとオルトライトは変りはしないけれど世間の風向きは明らかに変わっている。それに元々ジェームズ・ガンは深く反省し、謝罪もしているし解雇の通告にも異を唱えず受け入れた。その彼を戻してほしいと願ったのはキャストのみならず、オーディエンスである私たちの行動もあったからではないかなと思うのです。


 当然そこにはディズニーのビジネス的な判断もあったでしょう。全く新しい作品ならば別の監督に任せてという選択肢はあったでしょうが、続編、しかもトリロジーの最終作であり、新監督に任せるにはどうしても(オリジナル脚本をつかくにしても)不安がある。そして万が一失敗した時の損失は莫大なものになる。今後のM.C.Uにも悪影響を及ぼす可能性も無くはない。ならばクリエイティブな連続性を保てる方が安全かつ健全であるといったところでしょうか。まあそういう大人の事情は気にはなりますが、なによりジェームズ・ガンがDCでスーサイド・スクワッドの新作を撮った後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』を撮影する。それだけでファンとしては満足です。いやそれを観るまではまだ安心できませんがともかく監督の復帰を心から祝福したいと思います。

tonbori堂はChange.orgで署名しましたが、やったかい以上のものがありました。

キャンペーン · Marvel: RE-HIRE JAMES GUNN · Change.org

Amazon.co.jp: ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(字幕版)を観る | Prime Video 

Amazon.co.jp: ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (字幕版)を観る | Prime Video 

 一時はこの2作の続きはどうなってしまうんだろうともやもやしていましたが、ジェームズ・ガンの手によって撮られるというのは本当に嬉しい事です。

ファイブスター物語/F.S.S第17巻絶賛発売中

ファイブスター物語/F.S.S第17巻絶賛発売中
永野護著/KADOKAWA刊月刊ニュータイプ連載『ファイブスター物語/F.S.S』第17巻絶賛発売中(リンクはAmazon)

このブログを検索

アーカイブ

QooQ