ファイブスター物語/FSS|第6話時の詩女act4 スプラウト・ソングNT2018年11月号連載分:感想|「ファティマの本気」|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

ファイブスター物語/FSS|第6話時の詩女act4 スプラウト・ソングNT2018年11月号連載分:感想|「ファティマの本気」|【ネタバレ注意!】

2018年10月10日水曜日

anime FSS manga ROBOT

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【月刊ニュータイプ2018年11月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

 と、今回いきなりオーロラの本気が見れましたが…これがビリジアン博士が言ってた決定的な差ではないと思います。しかしオーロラがこういう行動をとらなければ、多分ユーゾッタはホウザイロと共にデモールに討ち取られたと思います。そういう意味では騎士とコミュニケーションがとれないエトラムルでは出来ない芸当ではありますよね。そういう意味ではこれも決定的な差の一つではないかとも思う訳です。違うと言いながらもそうかもと変な事を言っていますが。という事で今月号の感想行ってみたいと思います。

『花の詩女 ゴティックメード予告編』/YouTube/KADOKAWA/©EDIT 永野護/オートマチックフラワーズ

Amazon|ニュータイプ 2018年11月号|KADOKAWA刊『ファイブスター物語』連載中|扉で音響についてのプロダクションノートあり。

『花の詩女 ゴティックメード』の音作りの話

 今月号、扉の話は『花の詩女 ゴティックメード』のプロダクションノートとでも言うべき内容で、これからご鑑賞の方もドリパス復活で再見の方もまずはご一読いただきたいと思います。一言で言えばアニメって音はついていないものです。だから声優がキャラクターに声を当てるわけですが、それだけではなく画面の中の音、いわゆる環境音というものもつけなければなりません。街の風景なら自動車や、人がいれば雑踏などなど。当然予算にもよるんだけれどその中でもキャラクターのお芝居にも当然音をつけていかなかればならない中でどういうこだわりで作られているのかの話。さらにクライマックスの音作りについてのこだわりは必読ものです。

 これは本当に凄い作業であのクライマックスシーンでのああなっているのかと。理屈は分かっていてもすっと入るようにどれほどのこだわりとプロフェッショナルの仕事がなされたのかと思い至りました。多分これを読んだらまた劇場であの場面を確認したくなるはず。そんな解説文が寄せられています。その音作りを担当したのは音響効果監督、坂口由洋、そしてリレコーディングディレクターの佐藤忠治、両名の職人技の賜物です。

 ハリウッドの大作でもそんな中でも声が通る?とかなると思うんですけど、それには凄く手間暇のかかった音のプロフェッショナルが手を懸けた結果なんですよね。そしてそれは『花の詩女 ゴティックメード』でもそういうプロフェッショナルの技が聴けるとといわけなのです。この機に一度観た方は再度、そして初見の人は聞き逃さず堪能して頂きたいと思います。


 またTOHOシネマズとドルビーラボラトリーズの協力によって9.1ch版ドルビー・アトモスはさらに5.1chを再構成した音響データになっているそうです。ちなみに9.1chでかかるスクリーンは限られているうえ、既に売り切れのスクリーンもございます。残っているのは宮城県の仙台、大阪の梅田、くずは。九州のおおいたアミュプラザに埼玉のららぽーと富士見、千葉の柏がお席残っております。

※特にドリパス、TOHOシネマズおおいたアミュプラザはまだ成立しておりません。何卒この機会に9.1chの音響をご堪能していただきたいと思います。

ユーゾッタがんばる

 先月号からの流れでパニくったままでのユーゾッタ。このままでは全滅しかねないところをオーロラが「元の」ユーゾッタに戻すという流れ。やっぱり彼女の地は「すぅー」なのねと(笑)そして「身勝手で性格悪い」というつまり「ぶりっ子」してたのかーユーゾッタ。でもバキン・ラカン騎士団という剣聖も在籍した騎士団長という重責がそういう「ぶりっ子」を被らせていたのか?でもピンチを地で切り抜けるというのはF.S.Sの伝統かもしれませんね(笑)


 アイシャやクリスティン、ルンなど。ちゃあは…まあ地でピンチ切り抜けるのはGTM戦だけではなく普通でも(笑)しかし…あの時のクマちゃんパンツ…っていやまあスポーツ選手は験を担ぐとはよく聞きますけれど…いやご立派でございます。って子供用入るのかい!っていうツッコミは無しの方向で宜しくお願い致します(ヲイヲイ)でもユーゾッタ、パニくってた時でもしっかり地面をホールドしてしのいでいるのは元の素質はやはり高いという事かと。そうでなければカイエンの一撃喰らったときに死んでいるはずですからね。

オーロラもがんばる

 オーロラががんばったことで危機を脱したと思います。やっぱりオーロラがずっとユーゾッタといてるからこそのこの技。エトラムルではそういう事は難しいのではと思わされました。発声器官というものは装備されていないというか、ようするに機体制御のみがエトラムルのお仕事。ただ今回の描写を見るに、薄々そうではないかと思っていたけど感情はあるようなんですよね。多分それを現す器官がないので多くは知られていないのでしょうがGTMとファティマは知っているみたいな。


 この辺りは以前にデコースも指摘していた事なんですよ。エストにダッカスの腕のツインスイングの歪みの事を聞いたり、デムザンバラのパワーを絞っている事をニナリスに問いただしたり。そう、ファティマは搭乗者であるマスターの生存率を上げる。そのために最適解をその場で選び取っていく。それが結果マスターのためになるわけで、エトラムルでは機体制御だけですからそういう芸当が無理であると。


 今後その部分がどう影響していくのかは分かりませんがここからAFとエトラムルの違いというものがはっきりしてくるんではないかと。ただまだ完全に死地は脱していない感じなんですよね。ここからはマウザーの本気度も絡んでくるんでしょうけど。で、オーロラ未だにスカートに剣(ガットブロウになってましたけど)を隠し持ってて、GTMコントロール時にも常備してたんかいーっていう(笑)

ブリストルとブラックバーン

 この名称でピンと来た人はミリオタかもしれません(笑)ブリストル、ブラックバーン共に英国の航空機メーカーです。たまにそういうネーミングをぶっ凝んでくるあたりが如何にもクリス(永野護)らしい。

ソース|ブリストル飛行機 - Wikipedia

ソース|ブラックバーン・エアクラフト - Wikipedia

ネルソンっていうのはイギリス人に多い苗字だけど、いわゆるホレーショ・ネルソン、ネルソン提督ですよね。トラファルガー海戦の。バレンタインは…戦車かなあ…バキン・ラカンは英国つながりだと思います(笑)そういえばハリスもイギリスに多いし(笑)

ソース|ホレーショ・ネルソン (初代ネルソン子爵) - Wikipedia

ソース|バレンタイン歩兵戦車 - Wikipedia

ゼニヤッタ・モンダッタ

 この見出しで検索かけるとほぼ100%でポリスの名盤がヒットします。初登場というかキャラシート公開時の頃から思っていた話ではあるんですが、いきなりその名前つかうんかいーって感じでしたけど、この2人も久しぶりのスバース隊バーガ・ハリBSコブラで参戦です。あ、ポリスってイギリスのバンドだし、もしかして今回は英国縛りか?(違)もっともユーゾッタはそれじゃダメなんですぅーっとちょっと欲張っておりますが、こうなってくるとマウザーの隠し玉がでてくるかもしれません。しかも彼はまだGTMX-13ボルドックス・カンポデルテンシェロを出していないし、まだ何かありそうです。


 ですがバーガ・ハリBSコブラ率いる1個大隊に、ラカン騎士団ですから、それに対抗できるって、その隠し玉も相当ヤバい匂いがするんですが…。まさかね…。しかし今回予想はしていましたがこうも早くにバーガ・ハリが参戦してくるとは。そしてゼニヤッタとモンダッタというのは盲点でした。そこはスクリティかなと思っていたので。でも軍の配備状況からするとスバース隊でここは正解なのですよね。もしスクリティの出番があるとしたらランドのいう南部戦線でのおかしな動きが波及した時でしょう。そうなれば隣接区域全てがざわつくはずですから。ただこの状況をどう転がしていくのか?実はマウザーの掌で転がされている状態なのかも?

ソース|ゼニヤッタ・モンダッタ - Wikipedia

ホウザイロとデモール

 ホウザイロ・グロウダイン、ホルダ31型と同じくライオンフレームのGTM。ラカン騎士団に返還される前はケーニヒが使っていたんですよね…。となればアパッチってどんなGTMだったんだろうと考えてしまいますね。それにオージェ・アルスキュル…GTMモルフォ・レス・トリバネルも…。今は腕部にフライヤーを付けているけど、その時はソードストッパーみたいな軽装なフライヤーだったんだろうか?とか気になるGTMです。


 ホウザイロはこの他にルースのⅡ、そしてヒトーサイのⅢがあるのですが全騎ともに装甲だけの違いだけだとか。DESIGN6クロスジャマーには全部は掲載されなくともユーゾッタのこのホウザイロは載るのか?きになるところです。それとレーベンハイトが言ってましたが、ホウザイロは最初にファティマが搭載されたGTMなんですよ。リチウム・バランス公が初めてファティマを創り、ナッカンドラ・スバースがホウザイロ3騎を所持していたころの話です。

ソース|ファイブスター物語 第2巻 2005EDITION(リンク先はAmazon/この頃はまたモーターヘッド/クルマルス)

 そのホウザイロとエトラムル専用GTMデモールが戦うとはレーベンハイトでなくとも感じ入るところがあります。今のところ両者実力は拮抗している感じですがデモールってMHカンの設定がまだ生きているならそんなに長く実働出来なかったんでは?でも夜明けが近いし…エネルギーをセーブしつつ打ち込み1回分とかプールしながら戦っている?のかな。ともかく来月も熾烈な戦闘になりそうです。

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