「Jo-spoの気になる内容」｜ファイブスター物語/FSS第6話アクト4 スプラウト・ソングNT2018.11月号連載分：感想｜【ネタバレ注意！】

Jo-spo（ジョースポ）

　ジョーカー・スポーツまたはジョーカー・スターシステム・スポーツテレグラフ？でも最近は略称がそのまま正式なCIになる時代ですからね。でこのJo-spoさんの記事内容なんですが、今回のイメージ的にはなんとなくフライデーや週刊文春みたいな感じもあります😅というかスポーツ紙っていうのは基本スポーツがメインではないかと思っていたんですけど（3面には芸能関係という感じで）Wikipediaによるとですね、スポーツ新聞とは、

『スポーツ新聞（スポーツしんぶん）とは、スポーツやゴシップ・芸能・レジャーなど、娯楽関連のニュースを中心として発行する新聞のこと。スポーツ紙（スポーツし）ともいう。』Wikipedia｜スポーツ新聞より

　ようするに娯楽を載せる新聞なんですよ。スポーツ新聞というのは。そしてここで思い起こされるのは魔導大戦初期でのメヨーヨのクラーケンベールの言葉です。

『それとな、TVの前でコーヒーを飲んだり恋人とわくわくしながらこの戦を見ている者たちをもう少し楽しませてやろう』メヨーヨ朝廷大帝クラーケンベールの言葉/ファイブスター物語（11）/P104より

　またMHオージでエンゲイジを待ち伏せていたネイパーも星団に生放送するためにメディアを引き連れていましたが戦争は領主たちの陣取り合戦の一面と他方で娯楽でもあるという事ではないでしょうか。ヘッドライナーはさながらコロッセオで戦う剣闘士のように。

　そう言えばアトキでの戦い後、参戦の機会を逸したヤーボがA・トールで相手（スダン）を闘技場のようなところで打ち倒していましたね。ヘッドライナーは戦争の帰趨を決する戦さの全権代理人であり、そういうスタープレイヤーでもあるという事です。ジィッドもクリスティンばっかり取り上げられて、随分と不貞腐れベラに攻め込みナルミの首級をあげようとしたものそういう事ですよね。多分ナルミのバーガ・ハリを倒したらJo-spoも1面トップに掲載していたかもしれません(^^;もっともジィッドが反対に打ち取られ1面に載るところだったんですけどね。

ジョーカーのスポーツ

　上記のことから、それは戦争ですというとなんとも不穏当すぎますが、娯楽としてのプロスポーツってあるのかなと…。どう考えても無さそうなんですよね。そういう意味では限定区域の紛争鎮圧とかそういうのが高度にショー化されているかもという空恐ろしい妄想が…。ただ一般人オンリーでのプロスポーツとかは存在していると思います。騎士が混じると大人と子供喧嘩どころの騒ぎではすみませんからね。それなりのスター選手とかもいるんじゃないでしょうか。

　騎士も騎士同士での何か格闘戦みたいなのはあるのではと思います。騎士は基本的に戦闘人種であるので、スポーツというより武術系のそういう競技があるんではないかと。例えばガットブロウによる模擬戦闘とか（いわゆるGTM手合いのようなもの）それこそコロッセオで戦う剣闘士のような…。そういえばいつだったかキュキィがアイシャにアイスブートという賭け格闘（多分アンダーグラウンドではないかと。ローゼンクロイツの緑令（リョクレイ）が仕切っていると言ってましたから）70％の重力下での格闘戦、剣でもなんでもありでそこにヨーンが飛び入り参加で素手で連勝したとか。（ファイブスター物語（10）トラフィックス2黒き死の女神｜P73）

　それを一般人がTVなどで楽しむというものはありそうな気がします。で、当然Jo-spoではそのためのオッズなどが掲載されてたりとか…。あり得そうですよね。Twitterでフォロワーさんともそういうのありそうですよねーと（フォロワーさんは『グラップラー刃牙』の地下闘技場みたいなのと言っていました。）で、バッハトマのトモエさんが、出来る奴をそこでスカウトとか、各国の騎士団の忍者部隊（ようするに下働き部隊）の補充をしにその筋のがうろうろとかまで妄想が膨らみました。

他のニュースペーパー

　実のところ、ジョーカーでもインターネットはあるようなので（超高速、いや光速、ギガどころかゼタ、ヨタクラスのスピードを誇る感じだと思います。回線についても無線回線が充実しているようで軍用、民間ともに有線よりは無線が主流と思われます。写メというオーロラの言葉から星団中に晒されるのもJo-spoのネット版でしょう。そんな中でわざわざ新聞を読む必要があるのか？となれば実はステイタスとしてはあるのかもしれません。もっともそれは連載時にあったのは1991年の話なので、その頃地球では新聞を読む習慣はまだ残っていました。だから第4巻P28でバーバリュース・Vが読んでいるのは紙の新聞なわけです。

　新聞名が判読できるのはP34でジョーカー・クロニクルというのが判読できました。また第5巻ではカイエンがジョーカー・タイムという新聞を読んでいます。（P170）ちなみにこまかいところに色々書いてあって魔法王国が成立とか…。（次巻の予告というか伏線というか）実は細かいところにおやこんな人がというのもファイブスター物語の楽しみの一つです。もっとも今、新聞を読むというようなシーンが出るとしたらペーパー状の液晶でニュースが配信されるものになっているかもしれません(笑)

追記：20181012

　ジョーカー・クロニクルは青騎士のレスターことミハエル・レスターもツアツハイのチバム城で読んでいました、いや不覚でした(^^;でもやっぱり新聞を読む（紙に印刷されたもの）というのはある種のステータスかもしれませんね。なんせ今風のガジェットではないにせよ騎士用のファンクションデータBOXなるデバイスが登場しているのです（今風に言うとモバイルPC）を持っている描写があります。演算、TV,通信なんでもござれのにくい奴(笑)シャープ辺りでつくってそうなアレですが（ザウルスを思い出した人もいるかも。でもどっちかというとブラックベリーではないかな？）それでニュースも読めるはずですからね。ここはやっぱり「紙」の新聞を読むというのは贅沢行為と考えたいと思います。

今回は

　Jo-spoというのが後々気になって、その後Twitterでもフォロワーさんと少しその件でやりとりしたものですからざっとまとめてみました。今後もJo-spoの動向はチェックしたいですね。というか配信アプリとかあったら欲しいものです(笑)ジョーカー星団の生の声というかちょっと色付きの声を知ることが出来る貴重な資料ですから(笑)

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