Amazonアソシエイトで、ストアフロントを作れるようになったのでこういう企画をしてみました。何故Vol.3?というのはこのエントリがCOVID-19パンデミック(新型コロナウイルス)による緊急事態宣言下で「ステイホームでリーディング」という本紹介エントリを2度ほどアップし、その後読書ネタも途絶えましてどうしようかと考えていたところ、本家ホームページ「Web-tonbori堂」で展開しているBook’s tonbori堂で取り上げたものを、こちらでも紹介してみようかと思い立ち下書きして暇ネタ用にストックしていたものだからです。
このブログも初期エントリ(記事)は、今はもう存在しない別館ブログや、ホームページの内容をリニューアルやらエキサイトブログでやってるweb-tonbori堂のエントリを改稿して掲載していましたが、ここに表した本の紹介も実際ホームページの掲載から数えるとほぼ20年前のものです。テキストも古く、少し今のスタイルに合わせて再紹介し、そこにかこつけてこの後ストアフロントにも少しづつ本を増やしてもやっていこうかと捕らぬ狸の皮算用をしております😅
まあそれには自分の積読も解消しようとかそんな皮算用も実はあったりしまして😅そのうち電子書籍(kindleで幾つか読んでおります。)も紹介したいかなと考えています。そんな訳で本家ホームページ、Web-tonbori堂コンテンツBook’s tonbori堂に掲載した書籍を今回はご紹介いたします。ちなみにこちらの本は【Amazon】ストアフロント「メディアリスト「読まずに死ねるか」をwebtonboridobでチェックする 」⦅AD⦆にアップしております。またその他書籍類は【Amazon】Web-tonbori堂ストアフロントキュレーション、「Book’s-tonbori堂」⦅AD⦆にアクセスしていただければと思います。
「ヴァーンスの死闘」
扶桑社ミステリー クレイ・ハーヴェイ著
この一冊はスティーヴン・ハンター「極大射程」とどっちを買うか迷った末に買わなかったのですが、その後暫く忘れていました。その後別の本を買いに本屋さんへ行ったときにこれの続編「黒の襲撃者」を手に取り帯を読んで前編のこの本を思い出したのです。で、そのまま両方を本屋さんで購入しました。
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| 「ヴァーンスの死闘」/扶桑社ミステリー クレイ・ハーヴェイ著 |
どんなものかというと、元軍人で、特殊部隊に在籍し不正規活動などの任務についた後、退役した人物が主人公。今はアウトドアと銃のライターをしながら亡き妻との間にもうけた一人息子とともに暮らしています。そんな主人公が銀行強盗に巻き込まれたことからボスニア人の死の商人グループとの死闘に発展してしまうというお話です。映画にもなりそうなこの物語、読みどころは主人公のタイラー・ヴァーンスの活躍と彼の仲間(父と妻の母、友人のデイヴ、元上司のマッケルロイ、恋人のヘザーとその息子、警察のファナー警部補)と困難に立ち向かう様です。そしてタイラーと息子のカリンとの親子の物語でもあります。この作品ではまだまだ 荒削りですが、第1作にその作者の全てがあるというのがtonbori堂の持論でして、続編「黒の襲撃者」の方が多分に良くできているのにも関わらずまずコレを読まないと次作か芯から楽しめないと思うのです。なので「黒の襲撃者」もおススメなんですが、まずはこの一冊からお手に取って頂きたいと思うのです。
ちなみに翻訳者や雑誌の書評では続編単独でも楽しめると書いてあったのですがそこは一冊目から読めば時系列もはっきりするしある意味続編「黒の襲撃者」も「ヴァーンスの死闘」のその後のお話なのでさらに楽しめるという。ちなみにコレが刊行 されたとき、(今もそうですが)米ではガンコントロールが叫ばれていました。そんな状況で銃で全てを解決するようなこの本は両極端な反応をされたそうです。 ですが米国人はどこかに自分の事は自分でけりをつける。そして仲間と肉親との強い結びつきが根底にあってそれが色濃く出ているのです。つまり自分たちの姿を見せられていると思ったのではないかと少し勘ぐってしまうお話です。でもファミリーというものに反応する米国人の好きそうな話だと思います。アクション描写も手堅く楽しめる一冊です。
(外部リンク)ヴァーンスの死闘 (扶桑社ミステリー ハ 20-1) | クレイ ハーヴェイ, Harvey,Clay, 三蔵, 島田 |本 | 通販 | Amazon|⦅AD⦆(古本です)
「雪の狼」上・下巻
二見文庫 グレン・ミード著
この一冊はコメディアンで俳優の内藤陳氏の主催する日本冒険小説協会の大賞を受賞したと帯に書いてありまして、かつてtonbori堂は内藤陳氏のおススメ本コラム「読まずに死ねるか」のファンでしたのでこれは面白いかもと思わず買った1冊です(上下巻なので実際は2冊)。
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| 「雪の狼」上巻/二見文庫 グレン・ミード著 |
ところで皆さんはスターリンについてどれぐらいご存じですか?tonbori堂の認識では革命家レーニンの後を継ぎソヴィエト連邦を強大な国に作り上げた人物でKGBという秘密警察を従えて人々を強力に支配した独裁者というぐらいの認識しかありませんが、後の歴史研究家によるとある意味ナチスドイツを率いたヒトラーと同じいやそれ以上に恐ろしい独裁者だったとも言われています。共産主義の英雄とも言われた時も在りましたが、独裁者としてソ連を牛耳っていた事は間違いないでしょう。
この物語はそんなスターリンの死にまつわるミステリー。彼は1953年3月1日から2日かけて危篤状態に陥りその4日後死亡したそうです。そしてその死因については未だ正確なところは謎に包まれていとも言われています。(一般にはかれは脳出血によって死亡したとのことですが、それについて彼の肉親達は異を唱えているのだそうです。)そして興味深い事実があります。彼の危篤が伝えられたあと彼が滞在していたモスクワのクンツェヴォの別荘から運び出された2つの死体。この作品はそこから着想を得て書き上げられた作品です。
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| 「雪の狼」下巻/二見文庫 グレン・ミード著 |
主人公は密命を帯びてソ連に潜入する暗殺者アレックス・スランスキー。彼の寒々とした心とどこか死を待ち望むその行動。自由を求めてソ連から亡命してきたアンナ。しかし残してきた娘のためアレックスと共に再びソ連に戻り危険な作戦に望みます。作戦を指揮するCIAのジェイクは殺された友人のためこの作戦に全てを賭けています。しかし作戦の危機に彼のとった行動とは…?ジェイクとアンナとのほのかな気持ちの触れ合い。アレックスとアンナの危機的な状況下での似たもの同士が持つ気持ちから愛情が燃え上がる瞬間。そして潜入してきた暗殺者を追うKGBのユーリイ・ルーキンとのアレックスとの対決。その裏に潜む陰謀。もこれ以上は読んで確かめて欲しいと思います。帯のおススメは伊達じゃありませんでした。これほどの興奮で読み終えたのは「鷲は舞い降りた」「北壁の死闘」か「極大射程」以来でした。確かに「鷲は舞い降りた」や「北壁の死闘」のように第2次世界大戦の歴史の中のイフに題材を求めた作品は数あれど、冷戦直後のしかもスパイ小説によくある潜入工作員のお話のようで手に汗にぎる冒険小説に仕上がっています。これが大賞を受けたのもうなずけました。寒い国で繰り広げられたそれぞれの生き様を是非堪能してください。
(外部リンク)|雪の狼 上 (二見文庫 ミ 3-1 ザ・ミステリ・コレクション) | グレン ミード, Meade,Glenn, 裕之, 戸田 |本 | 通販 | Amazon ⦅AD⦆
|雪の狼 下 (二見文庫 ミ 3-2 ザ・ミステリ・コレクション) | グレン ミード, Meade,Glenn, 裕之, 戸田 |本 | 通販 | Amazon ⦅AD⦆
どちらもまだ新本で購入出来るようです。
「一弾で倒せ!」
新潮文庫 ジェラルド・シーモア著
この一冊はtonbori堂が初めて買った狙撃手(スナイパー)を題材にした小説です。英国の作家で「暗殺者のゲーム」や「ハインドを撃て」という作品を送り出しているジェラルド・シーモアの手によるものです。訳者の後書きにはトム・クルーズで映画化進行中と書いてありましたが結局流れたと推察されます。何せあれから何年の月日が経ったのかと思うともう相当な時間が経過しているので権利も別のプロダクションかシーモアの元に戻っているかもしれません(苦笑)でもハードで硬派なストーリーは映像向きかなと思いましたし、よく似たコンセプトの映像作品は幾つかそれまでに観た記憶もあります。もしかしたら大元はこの作品であるかもしれません(苦笑)
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| 「一弾で倒せ!」/新潮文庫 ジェラルド・シーモア著 |
物語は外交官の青年ホルトが目の前で大使と同じく恋人がテロリストに衝撃され死亡するシーンから始まります。大使はシリアの外交官を公の場でこき下ろしそれで恨みを買っていたのですが、シリアは自国にキャンプを張るパレスチナのテロリストを使い大使を暗殺させたのです。またホルトの恋人であったジェーンは英国情報部の部員でした。これに対し英国は報復措置として暗殺者を秘密裏に処分し目には目を、歯には歯を、裏側からシリアに思い知らせようと画策します。しかし実行犯であるテロリスト、アラブ系の頬にカラスの足のような傷のある暗殺者の顔を見たのは青年ホルト唯一人でした。そんな彼に英国情報部は接近し彼に復讐の機会を与えます。英国情報部はイスラエル軍情報部を通じて腕利きスナイパーにテロリストの暗殺を依頼。青年ホルトはスナイパーのノア・クレインと共にテロリストの巣窟ベカー渓谷に潜入します。
これは青年ホルトの喪失と成長の物語なんですが実はテロリストのハーミッドの物語とも言えます。彼はこれまで苦渋に満ちた環境の中で生きてきました。そんな彼の残された道は戦って勝ち取ること。そして持っている者から奪い取ることだけだした。そんな彼と裕福に育ち人を疑うことを知らなかった青年ホルトの対比が際だってみえるのです。最初から失っている者と失った者を取り戻そうとしたがそれは何をしても戻らないと悟った青年。それが故にこの物語は 喪失感が常に漂っています。また腕利きスナイパーであるノア・クレインはさらに失った男です。彼は唯黙々と仕事をこなすだけ。ユダヤ人としての誇りを胸に秘め無駄口を叩かず手を抜かない男が徐々に青年と接する事で心境の変化がでてくるのですが…。読後に喪失感を残すが深い余韻を与えてくれるオススメの1冊です。
(外部リンク)|一弾で倒せ (新潮文庫 シ 18-1) | ジェラルド シーモア, 一紀, 東江 |本 | 通販 | Amazon |⦅AD⦆(古本です)
次回は
もうかなりの年月、積読になってるスワガー・サーガシリーズの「悪徳の都」、元英国特殊部隊SASのアンディ・マクナブの「クライシス・フォア」、昔からの愛読書ルシアン・ネイハムの「シャドー81」この中でも「シャドー81」は凄く好きな小説で映画にならないかなと思ってたぐらい面白いお話です。その辺りをご紹介しようかと。そして久しぶりに読書欲が湧いてきました。実は読む前が何を読もうかと色々考えるのが楽しかったり(笑)もちろんtonbori堂Choice Bookシリーズとしてそれらも紹介していきたいと思います。ではまた次回で😌
※COVID19パンデミック下でアップした’Choice Book エントリです。
ステイホームでリーディング/tonbori堂’Choice Book Vol.1
tonbori堂おススメの面白本たちを7冊のブックカバーたちをならべてみました。興味が湧いたら是非お手に取ってお読みください。







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