今月号は切り結ぶ直前まで。そして謎の立会人が登場。いきなり登場で黒騎士、ヨーンより目立っています、イゾルデ・サヤステ。立会人はクバルカン法国。つまりはルーン騎士を相手にするということで、ハイクル・”キッド”・コリーナはもしかするとクバルカンの関係者?って事でしょうか。それ以外にもウモス側の見届人にはベルミとお嬢ことメラリアが。ということで、今月号の気になるところいってみましょうか。
月刊ニュータイプ2025年1月号/KADOKAWA刊 |
ニュータイプ 2025年1月号 |本 | 通販 | Amazon
扉「ウモス国総統騎士ベルミ・クローゼ&ウモス国筆頭騎士メラリア・ムックル・ダンチヒ」
枢軸に与するウモス、魔導大戦では人身売買で難民をカーマントーに送り込み労働力を確保し国益を得ているとありますが、その辺りはマグダル周りのエピソードやイオタ関連で語られている話ですよね。とは言え悪事を成している事も承知の上の人物でありますが、まあ「悪党」ではあります。でも「悪党」でも国では英雄な事は最近の世界を見回しても普通にあることですから。とは言え騎士よりも政治を司るところがそういう人物たらしめているんだろうなと思わせます。ただX-4紅騎士ハルシュカ(紅盾鋼)を駆る辺り腕も立つといったところでしょう。彼の駆るハルシュカはDESIGNS6クロスジャマーによれば『花の詩女 ゴティックメード』に登場したオリジナル・ボルドックスなんだそうです。マウザーの残した設計図を基にヘッケラー・バシントンが建造したとのこと。だから中身はアレと同じなんですよね。ご本人も策謀する人ではあるけれど実力もあると言うまあ華のある悪党です。
メラリアは前青銅騎士団の筆頭騎士団長クローターの妹であるバジャルガ・ダンチヒの孫娘なんだそうですがそこだけでも既に情報量多過ぎです(笑)クローターが青銅騎士団を退いたのは何かがあって、それでオデットがバランシェ家に出戻りしたというのは薄っすらと語られている事なんですが彼女のファティマ蘭丸(オーキッド)はバジャルガが所有していたものを受け継いだとの事。で父親がムックル総統の息子アダンなんだそうですが、バジャルガの娘と結婚したという事ですよね。その娘の事には一切触れられていないのは何かがあるのか、はたまた無いのか。合わせてゴウドロウビのヘッドライナーとして名を知らしめるとありますが、へ・リー聖域ってウモスとの間にロッゾあるんだけども…。まあカラミティ自体の事を考えるとこの先の展開にもメラリアは関りが大きそうです。ちなみに祖父の政治家としての思想を引き継ぎ、ベルミが教育係なんだそうで…。いやまあそういう事です(ヲイヲイ)しかしメラリアはヨーンをぽっと出の騎士と言っていましたが、箱入りだなあと思わせます。まあヨーンはカステポー近郊では有名人ではあったけれど国家騎士レベルで言えば確かに田舎の「腕の立つ」騎士でしかない訳で(しかも剣を持たないという事でどこも使わないであろうという)そういう事が垣間見えるところです。後アマテラスに邪悪さを感じる辺りもなかなか今後が楽しみな逸材ですね(笑)
余談・ウモスのコンソール
オーキッドが操作しているコンソールがなんかめちゃめちゃPAの卓っぽいなあと思っていたらRAMSAって文字が見えてまんまPAの卓かーいってなりました(笑)まあこれはF.S.Sあるあるなので。
立会人・クバルカン ローテ騎士団
立会人はクバルカン法国で、代表として筆頭騎士イゾルデがマーク4マッハ・シャルトマを駆って決闘の場に「ド派手に」登場しました。ミューズのMk3と違ってMk4は赤い騎体だそうですがモノクロページでは色が付いてるなぐらいです。とは言え変形するフライヤーがその騎体のまさに羽根のように見えるし、真っ直ぐに伸びた頭頂部はまたMk3とは違う感じをかもしています。ただ頭部自体はMk2と同じ意匠を感じる形をしていて、スリットの入り方などMk2からMk3、そしてMk4という流れがあるなと感じさせる騎体になっています。また戦闘機形態の時はエースコンバットのラスボス機体として知られているファルケンっぽいんですよね。あ、そう言えばエースコンバット2のファルケンって「赤い」機体だった(笑)それとやっぱりルッセンフリードってリ・ガズィっぽさがありますね(メタスっぽさも)変形するというのがやはりそう感じさせるのか?
イゾルデ、円卓の騎士の姿のままで現れたということは、そういう事であるという意味(フィルモア帝国の新しき皇帝はグレートショルティ連合を統べる事になるという意味合い)もあるんだろうなと。周辺国も察知はしているんでしょうけど内外にそれを示した事になるというのもこれは大きいでしょうね。
黒き死の女神
最後はやはりエストですね。デコースがヨーンに無線を繋げてまさに戦いが始まる寸前で今回はラストなんですが、言葉尻からデコース、ヨーンから何かを感じたようで。もっとも騎士は剣を交えてという事も有りますが、やはりラストのコマ、久しぶりの「悪い顔」のエスト全開で、やはりバインツェルを鍛えたのって黒騎士をさらに強くするためなのか?またはさらに新たな黒騎士をという事なのか。ただデコースの次の四代目はバントラインな訳でして、これまたエストのどんな表情が飛び出すのか? 最後はやはりエストですね。デコースがヨーンに無線を繋げてまさに戦いが始まる寸前で今回はラストなんですが、言葉尻からデコース、ヨーンから何かを感じたようで。もっとも騎士は剣を交えてという事も有りますが、やはりラストのコマ、久しぶりの「悪い顔」のエスト全開で、やはりバインツェルを鍛えたのって黒騎士をさらになのか、または新たな黒騎士をという事なのか。ただデコースの次の四代目はバントラインな訳でして、これまたエストのどんな表情が飛び出すのか?エストというのはもう一方の主役キャラクターとして設定されているんですが、その業の深さは神様であるアマテラスの比ではなくまさに騎士とGTM(MH)を体現するキャラクター(黒騎士というGTM専任であるという部分をとっても)ならではだと思うしまたファティマという生命体のもう一方の生き様、兵器という部分を背負っているのが垣間見えるシーンでした。
新年2月号は本格的にデコースとヨーンがGTMを駆って剣を交えそうです。アゲハ型GTMの実力も気になるし、ブライドのコントロール能力もとか目が離せない事になりそうです。
という事で
もうご存知の方が多いとは思いますが年末12月29日(日)にドリパス復活上映『花の詩女 ゴティックメード』が全国同時上映があります。そして新年1月2日(木)にもあるんですが…、いやもう少し散らしてくれても良かったんやでとスンってちょっとなってしまいました(;^ω^)2日は実家から離れられない感じになりそうなんでとりあえず29日梅田を押さえております。その上での今月号、あと2ヶ月というのにDESIGNS永野護デザイン展in大阪の事が連載ページの最後の柱(欄外)と編集後記と次号予告にだけってのは。その上で次号予告にF.S.Sロゴ入ってない事でなんか休載するんではという話も出ているようですが、それなら尚の事表3でもいいから告知広告入れて欲しかったかなというのが正直なところです。まあ愚痴めいた事を言ってもしょうがないのでデザイン展大阪を盛り上げて行きたいという事でご容赦を。会期中に何か出来るといいんですが具体的にはまだ何も決まっておりません。何かあったらXアカウント、Blueskyアカウントなどでお知らせはするかと思いますので何卒よしなに。
リンク|ドリパス復活上映『花の詩女 ゴティックメード』【大阪:12/29上映】「花の詩女 ゴティックメード 9.1ch特別版」@TOHOシネマズ梅田 | ドリパス 他の会場のリンクも下にあります。会場ごとに入りがばらついておりますがまずは行きやすいところでご鑑賞になるのが良いかと思います。
ブクログ/Amazon
ニュータイプ 2025年1月号
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