『戦闘配置』/ファイブスター物語/FSS/ ニュータイプ2024年10月号/「トラフィックス~ターミナル 終着駅」|感想/考察【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

『戦闘配置』/ファイブスター物語/FSS/ ニュータイプ2024年10月号/「トラフィックス~ターミナル 終着駅」|感想/考察【ネタバレ注意!】

2024年9月11日水曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 今月号(月刊ニュータイプ2024年10月号)からプロローグがとれて「トラフィックス~ターミナル 終着駅」となりました。つまり「ココ」からが本編って事なんですけれどいきなりの展開で決闘もなんですがこの展開まさに「一触即発」な状況です。それ以外にもデルタ・ベルンでの状況、みんな思ってたミラージュ騎士団全力出撃で城の護りは?とか、でもそれかーい!っていう(いやあの方が役不足とは申しませんが、登場してないけどどうやらメル・サッチャーもいるだろうしってのもありますけれど)のとか、そもそも「決闘」とはなんぞや?という話(今頃?)みたいな事もまとめて教えてログナー先生(小っちゃい)とか立会人(それを仲介したのがミラージュの新人キッドことハイクル・コリーナという話とか情報量多過ぎで最後にドーンとまた凄いの出てキターですから、来月号が待ち遠しい感じになっております。という事でまずは今月号の気になるところ行ってみますか。

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扉:シトロン・メナー&オーバーハイム

 扉はミラージュのシトロン・メナーと彼女のファティマ(AF)オーバーハイムです。メナーはちゃあのお目付け兼護衛役としてカステポーで登場。そしてそのお役目は未だ続行中で今回のような総力出撃で無い場合、普段はちゃあに付きながらミラージュ入団とともにメナー家当主となり(公爵)ちゃあの進学に合わせてルミナス学園大学部とA.K.Dの内宮大学という二つの学校に通っているという、いやあなたちゃんと寝てますか?っていうぐらいの多忙じゃないですかね(;^ω^)で、パートナーはリチウム・バランスのオーバーハイム。ニュータイプ2023年1月号のファティマ・リレーで登場しておりますがシリアルナンバーからダイオードの妹ですね。もちろんリチウム公のザ・始祖4ファティマの妹ということになります。アマテラスが休眠させていた(寿命問題の事もあるのでしょう)の目覚めさせメナーに娶らせたとの事。この辺りダイオードがネイパーとともに帰還やら、キンキー王女がエトラムルのケーリッカクからイルペオにパートナーを替えた時期と合っているという文章が添えられています。ちなみにメナーはバイズビスとともにキャメラート・ブリンガーで出撃しています。キャメラート設定も一応残っていたけど無事登場です(笑)頭部がクロス・ミラージュっぽいのはご愛敬としてもA.K.Dの汎用主力GTMという設定も付与されておりあれ?ブランデンB(MHブラッド・テンプル、A.K.Dゴーズ騎士団の主力ダイアモンド・ニュートラル設計)設定はどこいった?のと思っちゃいました(;^ω^)

浮遊城にて

 ミラージュもゴーズ(!)もまさに全力出撃なA.K.D、フロートテンプルは丸裸状態でこも状況、ダグエラン公が引退しているレオパルド・クリサリス公を呼び戻し東方10カ国騎士団の指揮を執らせるのと事だそうですが、対抗筆頭と目されるガス・ガル連邦パライアのハンザキはあの城に潜むのが「人外」と評し反対にこの機にA.K.Dに貸しを作ることで連邦内での地位を高めようと動きます。ハンザキ様は城にいるミラージュや典星舎のボルテッツなどではないもっと違う「何か」の存在を認知しているようです。もっともアマテラスもそういう「もの」だと思っている節もあったしなかなか一筋縄ではいかぬお方のようですが、そのハンザキ様でもあそこはアンタッチャブルやねんという事なんでしょうね(;^ω^)とその横のページ全部使ってヤバい事言ってますからねえ。ラキシスにゴリリダルリハはセンチュリオを呼ぶとかスペクター吼えてたりとか(笑)まあポーターがセントリー呼んだら大体そこで片付くんですけどね(ミコト様が頭抱えてますが)ということで主が不在の時は姫様が城の護りというパターンですね。

戦闘配置:Battlestations

 ログナーとヨーンはJ型フリゲート「キリフィッシュ」で先行、見届け人はA.K.Dはログナーと桜子、バッハトマはバギィとロッゾのグレース・スドール。ログナーは衛星軌道に雷丸(マーク2)を待機させているようですが、当然バギィとグレースも衛星軌道ではなくともGTMは待機させている事でしょう。それで肝心の「決闘」に関しても国家間の決闘で戦争の行方や勝敗の決まる恐ろしさをログナーが語りますが、それだけにバッハトマというのは、普通の人が転ばない方を選ぶというのはよく分る話ですよね。ボスヤスフォートが面白がっているというのもこれまでの描写からそうだと思えます。とは言え絶対に負けないように手を打つデコース、当然今回も色々仕込みをいれているはず。それはなんだろうかというのは気になるところですが、まさかの展開がこの後に待っていました。

立会人

 ミラージュ騎士団の新人キッドことハイクル・コリーナは名前だけが先行してどんな騎士なのか未だ不明、AFはバランシェのソナーという事だけが分っている騎士です。その彼とソナーのおかげでどの国も「手が出せない立会人」が決闘を仕切るという事になったそうですが、それが誰なのか?枢軸も連合も手が出せない人物とはいったい?そしてそんな人物に繋ぎをつけれるハイクル・コリーナとはいったいどんな人物なのか。ちなみにキッドはレフトナンバー18のリキッド・オーシャンでは?という話が出ていますがそうだとするとニオ・ハスラー&桜子の縁戚でアーキロンス・ナトリウム・バビロンという名前だそうですが、それがハイクル・コリーナとつながるのか?名前を幾つも持つのは『ファイブスター物語/F.S.S』あるあるなのでそこらへんも楽しみです。ナトリウムは桜子の方の家系としてバビロンというのはログナーのバビロン王国と関係があるのか。ニオの縁戚というのも気になる話ですからね。


 そして立会人です。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でもハイ・テーブル(主席連合と訳されている裏社会の評議会のようなもの)の使者がそのまま決闘の立会人として双方に中立の立場で決闘を仕切っていました。こういう戦いを双方に五分五分で成立させるのにはそういう存在が必要です。そんな存在がジョーカー星団にいるのか?いやいそうな…でもなあ、まさか詩女様?そう言えばボスヤスフォートはベイジで詩女殺しているけど今のフンフトにはどえらい怖いあの方ついてるからなあ。とは言え詩女様の線は無い気がするんですよね。なら誰が?そこも気になるところです。

右翼の7人

 アイシャ以下、ルン、ブラフォード、キュキィ、バイズビス、ウラッツェン、メナーは決闘後のヨーンの保護も含めて確保が任務でグリッド、ハイファ、キャメラートの各ブリンガーで配置につきます。物語でミラージュがここまで集団戦するのジュノーの決戦以来じゃないですかね。ちょっとワクワクする絵面なんですが、ここでいきなりハイファのヘッツアー・デバイス(ビヨンドシーカー)が撃墜されてしまいます。

新型GTM現る!

 ビヨンドシーカーを撃墜したのは識別信号が敵のGTM、この姿異形も異形で確かにDESIGNS7で異なる新世代GTMが出ますと予告はされていましたけども、もうちょっと後、ダスニカとのアドラーでの話になるかなと思っていましたが、ここで登場するとは驚きましたが排熱用の背部アイドラフライヤーがまるで羽根のように見えます。それはラキシスのエピソードに出てきたそれこそセンチュリオや、ヴァンクになる前のアンカーの戦士たちのラインも見え隠れするし、もっと言えば幻のZガンダムのモビルスーツのラインも見える。ある意味また集大成なGTMな気もします。しかしこれやっぱりマウザー教授謹製なのかな?何故かというと胸部の目玉がカリギュラのあの胸の目玉ギョロギョロっぽいのですよ。だからもしかするとダスニカのフドー?かなという気がしますがそれも来月号に持ち越しです。

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ニュータイプ 2024年10月号
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