今回、東所沢のところざわサクラタウン角川武蔵野ミュージアム内にあるEJアニメミュージアムにおいて開催中の『DESIGNS永野護デザイン展』の初日と2日目に観覧してきた訳ですがその観覧記は既に書いたので、今回は四方山話として、旅の記録というか備忘録として旅行行程のあれこれやと、ところざわサクラタウンの感想(それも観覧記の方に少し書いていますけど)東所沢の全体の所感や泊った北朝霞の所感などなどを書いておくことにします。まあ需要があるかどうかは分かりませんけれど(苦笑)ということでまずは始発の新幹線の話から。
公園から、ところざわサクラタウン角川武蔵野ミュージアムを望む。 |
始発の新幹線でお江戸へ
今回、関東への移動手段を新幹線のぞみにしたのは単純に飛行機以外の移動手段で移動時間は短くということだけでした(ヲイヲイ)実は最初にこのデザイン展の話を聞いた時は土曜日の前の金曜深夜のバスで移動、そこから東所沢へ向かうというのを考えていました。しかし年末から正月明けにインフルエンザに罹患し、体力的に大丈夫か?と思って楽をするために新幹線ということに落ち着きました。バスで関東まで来るとしても、新幹線で来るとしても到着地点からローカル線移動は必須なのでその点を考慮し負担が軽いのは移動時間が短い方かなと考えたのです。バスはバスタ新宿や池袋以外にも大宮着ってのもあったんですがとりあえず不慣れなアウェイでは正攻法で行くのが一番かと考え東京駅を起点に移動を考えました。飛行機は羽田からのマッチングがあまり良くなくて今回は見送り。今後いいのがあれば(そして安ければ)考えたい手段の一つではあります。
それで新幹線チケットはスマートEXでひと月前に予約、アプリをインストールして登録は多少面倒でしたがその後は簡単に予約出来ました。それにスマホに入れている対応している交通系ICカードと連携させればそのままスマホ一つで新幹線に乗り込めるというのも試してみましたが楽に移動できました。これなら確かにスマホ一つでスマートにっていう人が出てくるのが良く分かります(笑)実際新幹線チケットを出力することなく乗車、便利になったものですよね。今までならみどりの窓口とか行ったりして発券とか必要だったのに。
新幹線ホームにて。例の堅いアイスクリームの自販機です。車内販売無くなったのですが自販機で購入可能です。 |
大阪出発を新大阪始発にしたのは「空いてるかも」と思ったからなんですが連休初日、そんなことある訳無いとばかりに指定席はほぼ満員でした(苦笑)皆さん考える事は一緒だなとか、早く出ればそれだけ時間に余裕があるとか、まあそういう事ですが当日はお天気も良く富士山も綺麗に見えて車内アナウンスがあったほどです。進行方向左の窓側席でしたので写真を抑えました(笑)おのぼりさんっぽいけれどまともに新幹線にのったのが実に20年ぶりなのでいいですよね。そうこうしている間に新横浜、品川、そして東京駅です。8時30分前に到着した東京駅はまさにごった返していましたが、それは新幹線ホームと駅構内で、目的地へのローカル線である京浜東北線ホームは空いていました。そこから南浦和を経て武蔵野線に乗り換え東所沢へ。ところざわサクラタウンは駅からは約1㎞。駅から直ぐの交番の前のマンホールはファイブスター物語/F.S.Sファンにとっては素通り出来ないマンホール蓋でして、そこで写真を抑えてからところざわサクラタウンへ向かいます。
帝騎マグナパレスのマンホール蓋。 |
新幹線車窓から富士山。 |
ところざわサクラタウン
事前にGoogleマップで経路を出していたんですが裏通りを経由するものでした。ですが普通に駅を出て駅前の東所沢駅前通りをまっすぐに向かってバーミヤンを越えた信号を左折、公園を突っ切れば到着できます。ところざわサクラタウンのEJアニメミュージアムが入っている角川武蔵野ミュージアムはなかなかいい雰囲気のある塊感のある建造物です。建築家の隈研吾の手によるものだそうです。向かいにあるジャパンパビリオンを含む建物はショッピングモールといった風情の建物でした。まあこれは複合施設なんでこういうものだろうなと思いました。
角川武蔵野ミュージアム/入り口横の館名プレート |
角川武蔵野ミュージアム、外観。 |
角川武蔵野ミュージアム、内部は綺麗でしたね。コインロッカーもあるので荷物を預ける事も出来て身軽に展示を楽しめますが、数に限りがあるので混み具合では満杯の可能性もあるのでまずは到着後空き具合を確認される事をおススメします。場所は2階チケットカウンターの横にあります。ちなみに東所沢駅にもコインロッカーがありましたがこちらは有料かつ交通系ICカード使用で数も少ないので角川武蔵野ミュージアムのロッカー使用が良いかと。角川武蔵野ミュージアムは保証金代わりに100円投入、使用後戻ってくるタイプなので節約したい方はミュージアム内のコインロッカーをおすすめしますがどちらのロッカーも数に限りがあるのでどちらを選ぶのかは自己責任でお願いいたします。(実は到着初日は知らなくて駅の有料のを使ってしまったのですが数ではミュージアムの方が数は大目にあるなと思い翌日はミュージアムのロッカーを使用しました。)
飲食はミュージアム対面のジャパンパビリオンのある建物の3階にある角川食堂、2階部分にあるラーメンWalkerキッチン、ミュージアム5階のSACULA DINERです。このうち永野護デザイン展のコラボメニューが用意されていた角川食堂でコラボメニューを頂きましたがこだわりがないなら2階のラーメンか5階のSACULA DINERでも良いかと思います。混雑状況は角川食堂はコラボメニューの影響か、それとも元々そういうものなのか20分~40分程度並ぶ状況でした。ラーメンWalkerも並んでいましたね。回転は10分~20分程度かなという感じでしたがこちらは昼を過ぎれば空きもめだっていました。SACULA DINERはその時間に行ってないのでちょっと分からないので適時確認していただければと思います。ただタウン外のお食事処も数か所あり、公園を出たところにあるバーミヤンか、道路沿いで見かけた北京飯店と全く無いわけでもないのでそこまで戻る判断も有かと思いました。しかし永野護デザイン展に来たならやっぱりコラボメニューは食べたいものですよね。でも売り切れ情報も出ていたのでその場合は別のところやサクラタウンの外にも数軒、飲食店はあるという事は頭に入れておいた方がいいと思います。
本棚劇場
デザイン展観覧エントリの方にも書いておいたんですが角川武蔵野ミュージアムの中にある施設で本がいっぱいの本棚劇場。劇場になってるところまでの通路で本読み放題だし下の本棚の本は手に取ってちゃんと読めます。まさに本好きとっては天国な場所です。もしお時間に余裕があって本好きなら是非。今回見送りましたが1階にはラノベ・マンガ図書館というのもあって入館すればこちらも読み放題だそうです。(ファイブスター物語/F.S.Sももちろん常備されてるそうです、期間中もしっかり復習可能、永野護のサインも展示中。)ちなみに共通チケットで1400円。レシートのような感熱紙にQRコードが印字されたチケットなのでくしゃくしゃにしないように(笑)本棚劇場は今回意外なほど刺さったので思わず写真を何枚か撮ってしまいました。(写真撮影可ですが企画や他で禁止エリアやルールとして三脚、自撮り棒は禁止かつフラッシュもご遠慮くださいなどがあるのでご注意を。/三脚、フラッシュはDESIGNS永野護デザイン展でも注意喚起の貼り紙が出たそうです。+一眼レフカメラも禁止となっているようです。)
本棚劇場/内部。 |
本棚劇場/上層階から望む。 |
東所沢の所感
大阪とは違う郊外だなあという点でしょうか。空の広さを感じました。大阪はちょっと狭さを感じるんですよね。関東平野というか東所沢は台地の上にあるんだなあという感じがありました。京浜東北線で南浦和に向かう電車で緩やかに昇ってるなという感じがあって、南浦和からは高架線になったおかげでよく町が見渡せたんですが農地や工場がぽつぽつあってでも台地感のある、関西とはまた別の風情のある風景でした。でも東所沢はニュータウン感があって大阪で言えば吹田、千里丘の丘陵感と豊中、池田のミックス感があって面白かったです。先ごろ終了がアナウンスされたブラタモリならぬブラtonbori堂したいところではあったんですが今回は2日目の早朝にサクラタウンの周辺をぶらぶらするのにとどめました。ばりばりのニュータウンでベットタウン然としていましたね。サクラタウンのすこしいったところにはスーパーもあるし。ただ自動車所有が前提だと思います。もちろん東所沢駅があり武蔵野線が通っているのですが、車が無いと自由度が少しないかなって感じの街でした。
JR線北朝霞の駅ホームにて。雪が残っていました。 |
JR武蔵野線から朝日を望む。 |
それと寒かった。いや行った日はそこそこ暖かく、当然建物の中は暖房効いてて上着を脱いだりしてたんですが、翌日朝は寒かった。いや多分建物にいると分かりにくいんですが寒いんですよ。何せ駅の日陰のところに雪がまだ固まって残っていましたから。既にカチカチになってたけどサクラタウンに行く道中にも端に雪の塊が。これは雪かきの後だと思いますし屋根に雪がへばりついているところも。ここら辺も滅多に雪が積もらないし降ってもすぐに溶ける大阪とは違うなと実感しました。
北朝霞の所感
宿は北朝霞に取りました。東所沢はベットタウンなので食事処はともかくお休み何処は少ない感じです。実際Googleマップで検索してもヒット数が少なく、地元が近いBloggerでもお世話になってるチークさんが周辺お役立ちエントリで東所沢駅にアクセスがいい北朝霞駅というのを読んでいたので、少し広げて周辺情報を検索してみるとネット予約サイトのアゴダで北朝霞スマイルホテルが近辺最安値と出たので(ちなみに期間限定、早割価格っぽいですが今もそこまで差はないと思います。)を予約。ビジネスホテル的な作りですがゆっくり休めたし良かったかなと。食事は手っ取り早く1階のテナントに入っているファミレスのジョナサン(大阪では見ないすかいらーくグループのファミレス、関東にいったときは立ち寄りしたことがあります)で食事を取りましたが駅前にもお食事処はあるので食べるところに困る印象はありませんでした。ちなみに朝食無しの素泊まりプランで泊ったけれど朝食付きを予約するとそのジョナサンで朝食が供されるとか。ベットタウンではあるけれど駅前は整備されているなという雰囲気があります。というのも東武鉄道の東武東上線の乗り換え駅(朝霞台駅)だからなんだそうで(地元民の方からの情報)駅前に朝の散歩でぶらぶらしたときも日曜も休みに関わらず朝から大勢の人が行きかっていました。やはりジャンクションは活気がありますよね。
再び東京駅へ、そして帰阪
到着の朝はそのまま在来線ホームに移動したので帰りは少し早めに(20時半の新幹線のぞみを予約)東京駅に戻り16時ごろから近くをウロウロして、おのぼりさん気分を味わいました。基本八重洲口の人なんで丸の内側はあまり行った事が無くなるほどこうなってんですねというのを見てきました。(東京駅の建物をもしっかりと。)でも大きなビルが立ち並んでいるのテレビや映画で見るのと行くのでは大違いですよね。大阪とはやっぱりスケール感が違います。
丸の内側から修復された東京駅駅舎を望む。 |
もっともおなじみの八重洲口も新しくはなっているけど何故か安心できます(笑)なんでだろうかな?丸の内側から東京駅を撮った後は八重洲口に移動して喫茶店に。喫茶室ルノアールという聞いた事がある名前の喫茶店に腰を落ち着け夕飯時間までそこでぼんやりと今回の旅の反芻をしておりました。実はここを選んだのもauのWi-Fiスポットがあったから。他にも駅内のコーヒースタンドなど(タリーズやスターバックス)でも良かったんですけどせっかくなのでザ・喫茶店な喫茶室ルノアールに(笑)そして夕飯は駅構内に戻ってスパゲッティを食し、ここまでで7時。ちょっと時間を読み違えしてましたね。7時半の新幹線でも全然行けたなと思いつつここから1時間弱どうするよと思いながら駅構内をぶらぶらしてると足も疲れるので八重洲口中央を出たところにある階段にあるベンチでぼんやりと過ごす事に。そして出発30分前にホームに入って乗車、一路大阪へ戻ってきました。帰りも東京からは満員でしたが名古屋、京都と結構降りられましたが最終的に岡山まで行く新幹線だったのでそれでも半数は埋まっていました。
旅を終えて
1泊ツアーではありましたがDESIGNS永野護デザイン展も堪能出来たし、おのぼりさん気分も味わえたのでまずは良い旅だったかなと思っています。もっとも「スカイツリー」とか「レインボーブリッジ」とか分かりやすいランドマークに行けてないのでそれは今後ということで(笑)反省点としては荒っぽく決めたので新幹線、スマートEXの早割りとは言えもう少し安い方法あったよなという点と(それは前述のチークさんが今回のデザイン展遠征に対してのガイドエントリを起されててそちらに記載があります。)時間配分もう少し詰めれたかなというところ。あとWi-Fiポイント、au、新幹線でも通していたのを知らずに行きしなの新幹線では新幹線Wi-Fiを使って結果面倒な事になったこと(それはアプリとWi-Fiプロファイル削除で済みましたけど)でも新幹線はauのWi-Fiが来てるのでかなり便利に使えました。ただ東所沢はタリーズコーヒーしかないのでそこがネックだったかな。ところざわサクラタウンにも公衆Wi-Fiがあるにはありますがセキュア無しのオープンWi-Fiなので使うならVPNなど対策が必要かと思います。ちょっとだけ使ったけどGoogleONEのVPNを通しました。(写真アップするとか大きなデータ使う時に。)
DESIGNS永野護デザイン展/EJアニメミュージアム |
ところざわサクラタウン自体は良いところだと思いましたが食事の利便性はちと苦しいかなと感じました。別イベントがあったようでコラボメニューのフードトラックが来ていましたがそれはそれでなあっていうのもあるし。それにわざわざ来たんだから角川食堂のコラボメニューで昼食したいよねってなりますからね。この辺りはトレードオフの関係でもう思いきるしかないかなと感じます。宿泊に関しては北朝霞駅周辺がベストな選択だったかなと思います。近すぎず遠すぎずよい距離感で食べるところにも困らない位置関係でした。こちらはお食事処に困る印象も無いので。あまり役立つ情報とかは書いてないですがtonbori堂の都行き、これにてひとまず了とさせて頂きます。
※チークさんのエントリ/いろいろ参考にさせていただきました。
※DESIGNS永野護デザイン展観覧記はこちらから。(1)からお読みください。
0 件のコメント:
コメントを投稿
お読みいただきありがとうございました。ご意見、ご感想などございましたら、コメントをよろしくお願いいたします。【なおコメント出来る方をGoogleアカウントをお持ちの方に現在限定させて頂いております。】