前回新型コロナウイルス(COVID-19)が流行した頃に携帯の機種変更の必要に迫られそれまでのタフネススマホからGoogleのスマホ、Pixelへと乗り換えた顛末を書きましたが、今回は2年後に機種変更をまたいたしました。それはauの「かえトクプログラム」という25回まで支払いすると残りのスマホ本体金額はチャラとなって新しいスマホに機種変更できるプログラムにのっかっていたからです。特段Pixel5に文句が無いならそのまま48回払いで済ませようと思っていたのですが5を買った後にGoogleが満を持して自社開発のチップ搭載のPixel6を発表しました。最初はそれほどとも思っていませんでしたがやがて後継機のPixel7が発表となりサイズ感と初期のバグや問題が完全ではないものの改良されてきたので思い切って、かえトクプログラムを利用して機種変更に踏み切りました。今度こそは4年は使いたいなと思っておりますがどうなりますやら。ということで今回も手順やらインプレッションなどを書き留めておきたいと思います。
Pixel7外箱/tonbori堂撮影(Pixel5にて) |
※前回のpixel5機種変更のエントリ
My au
今回は去年Pixel7発表時に何度かauオンラインショップのプランを含めたシミュレーションをしていたんですが、この3月よりそれまで利用していたプランは廃止となり再度シミュレーションをやり直しました。シミュレーションはオンラインショップで簡単に出来るし作ったプランは保存しておけますが、別のスマホでのプランは別途保存が出来ないのが玉にきずですね。auのサイトでは単体での比較は出来るんですがプラン込みではないし。それと特典プランも若干分かりづらいしシミュレーションには反映されません。これは特典が期間限定であったり、メーカー特典であったりするからだと思うので致し方無いかなとは思いますが。この辺りの手順は全てスマホで完結出来ます。My auアプリを起動すればオンラインショップサイトへアクセスできるので後はサイトの手順通りに進めるだけでした。
My auアプリは自分使ったデータ量の確認、月々の料金の確認などが出来るアプリで他の携帯キャリアや格安SIM各社でも同様なアプリをリリースしてユーザーの利便性を図っています。もっとも普段は月々の支払額を確認するか、残りのギガ数確認ぐらいしか使わないのですがなるほどこうやってユーザー離れを食い止めようとしているのかと思ったのと同時に結構分かりづらいからこれで離れちゃう人もいるんだろうなと思ったところでしょうか。多分キャリアの確認アプリを使いこなせる人は格安SIMやキャリアの格安プランへ乗り換えているでしょうから(苦笑)
Pixel7開封
金曜にオーダーしてから日曜に到着しました。3-4日かかる場合もあるとありましたが早いかなと思いましたね。金曜夜に発注だったから月曜になるのではと思っていたので。そう言えば前回は土曜に発注、月曜発送でした。金曜日なら土曜に発送で日曜日に着ならこれは通常だと思います。前回の時は関東からの発送でしたが今回は近畿のセンターなのでauとしても流通量が多くなって在庫を各地に配置しているのかなと思いました。
開通、移行作業
梱包は小さめの平たい段ボール箱で届き、本体だけを注文していたので本体の入った箱が鎮座しておりました。早速取り出し、電源ONの前にPixel5の方のバックアップを行ってからまずは通信回線を先に開通、これはSIMを本体に移して開通確認をして終了。後はWi-Fi設定をしてからPixel5と7を5のUSBケーブルで繋げば自動でコピーされます。クイックスイッチアダプターを使わずとも簡単にコピーなのはありがたいですね。ここまでデータ量が半分ほどに使っていないのでここまで10分ほどでしたがそこからが面倒でした。
auから届いた段ボールケースを開いたところ/tonbori堂撮影 |
お引越しが面倒と言われるLINEもバックアップ出来てたんで難しくなかったけど一部のアプリではアプリの設定を碌に確かめて無かったのでデータ送りやクラウドからの引継ぎしてなかったので大わらわでやりました。機種変更するならあらかじめよく使用するアプリの引継ぎ手順を確認しておく事をお勧めします。FacebookやTwitterはログインするだけなんで問題ないけどそんな感じでバタバタしました。それ以外にも問題ないか一通りアプリを起動確認の方が一番時間がかかっていました(笑)ちなみに元のスマホからアプリ操作が必要になるので済んだら直ぐに初期化などはしないように。元のスマホを下取りに出す場合などの場合はあらかじめの準備は必須になると思います。今回もオンラインショップなのでそこはじっくり取り組めるので個人的にありがたかったですね。
かえトクプログラム
かえトクプログラムは前回の導入時に適用した支払スキームで、使ったスマホを機種変更時に返却する事を条件に代金は半分で済むというものです。実質48回払い的な機種代金を適用しつつ13回目以降25回目(か月)までに機種変更をすれば残りの残金は払わないで済みますが、但しスマホが破損、具体的にはスクリーンがひび割れや筐体が凹んでいるもしくはスイッチが欠損などしていると端末補修費などの名目で幾らかの料金が発生する場合もあります。これはオプションで故障紛失サポートに入っていると2200円で済むんですが、もし入っていないと22000円ほどかかるかもしれません。もっともそれは端末の状態次第なので通常の使い方で本体や画面スクリーンに目立つ傷などなければ大丈夫ではないかと思われます(tonbori堂の所感です)。今回かえトクプログラムを使って機種変更したのは最初に書いた通り今回丁度24回目にあたるのでそれを適用したのは購入時に頭にあったことではありましたが5の使用感としてはこれ4年でもいいかなとは最初思っていました。しかし7のサイズ感やレビューを読んで惹かれてしまった事もあり、かえトクプログラムを適用しました。
端末返却
端末返却手順はPixel7が到着した2日後にauから返却用キットを送りましたというSMSが届き本人認証で(免許証、マイナンバーカードなど写真付な証明書が受け取り時に必要な郵便物)郵送されてきたキットを受け取り、内包されていたレターパックと梱包材(プチプチの緩衝材と固定用二つ折り段ボール)に返却すると端末を段ボールに印刷された図の通りに収めて、書類に必要事項を記入してスマホを返送するだけ。それが面倒なら近くのauショップに持ち込みでも良いそうです。具体的にはauのサイトからご確認ください。ちなみにtonbori堂は普通に書いている通りに返送し、先日無事に送り返したスマホの審査が終了してかえトク適用されたとSMSで返事が来ました。返事が来るまではちょっとドキドキしましたね。大丈夫と思っていても「ここがダメなので修繕費かかります」と来た日には支払いがきびしくなっちゃいますから。
リンク|au/公式サイト
Pixel7インプレッション
5より大きいってのと背面カメラが写真で感じた通り出っ張ってるなという印象です。薄さは薄いんですけれどガードを含めたラバー製スマホケースを装着するので結果ちょっと厚めに。ケースはサイズとカメラの関係で5のは使えず新調しました。出費を抑えるためと後述の別の保護のためのものを購入するため今回は中華製の安いものをチョイスしましたが作りが甘い部分を除けば持ちやすさカバーなど問題ないのでこれでいいかなと思っています。ただ経年劣化などは時間が経たないと分からないので今後の経過次第ではカバーは変えるかもしれません。そしてスクリーン防護のためガラスフィルムを購入しました。これは旭硝子製とありますけど海外品のようです。これまたAmazonで安いやつですが説明書がない事を除けば物は悪くありませんでした。スクリーンに貼るのもガイドがあって問題無く貼れました。ただ背面カメラの防護フィルムはガイドが無いけど盛り上がっているのでカバーが干渉しないかとちょっと気になりましたが問題なく装着できています。貼るのはライト部にに穴が開けてあるのでそこに併せて貼れば問題ありませんでした。ただレヴューで脱落すると目にしていたのでそこが心配です。もっともカメラ部とライト部別に開口しているカバーなので一体式になってるからカバーから脱落はしないと思いますが手入れ時に外した時に注意したいですね。
Pixel7の箱を開いたところ、裏のスクリーン側には保護シールがありました。/tonbori堂撮影 |
カメラの方は消しゴムマジック凄いです。5で撮った写真も消せるとか無茶苦茶すごいですね。実際一昨日大阪は難波へ映画を観に行ったときに高島屋の写真を撮ったんですが消しゴムマジックを使ったら通行人がいないように加工が出来ました。普通ならPhotoshopのような画像加工アプリが必要なものがお手軽に使えるのはいいと思います。プライバシー関係で無関係な人の映り込みをあまり気にしなくてもいいし、他の被写体で映り込みを何とかしたい時にこれは便利です。
なんばの高島屋/Pixel7で撮影/通行人はぼかし処理しています。(tonbori堂撮影) |
なんばの高島屋/Pixel7で撮影/消しゴムマジック適用(tonbori堂撮影) |
反応の方はスルスル動くし動作も良いんですが少し気になるところもあります。それはロック解除を指紋にしているんですがちょっと反応が渋いように感じます。もちろん雑にタッチして解除されたらそれはそれで心配なんですがスクリーンでの認証のためポジションにのっていないのか何度かやり直す事も。そのうち回数越えたからPIN解除をと言われる事もありました。この指紋認証に関してはPixel6シリーズでも問題があったと聞き及んでいますのでロックが解除出来ない訳ではないのでこれは慣れかなという気もします。他にも顔認証もあるんですが試していません。似た顏だとロックが外れる?かも(意訳)とか脅してくるもんで(苦笑)でも顏認証もいずれは試してみたいと思っています。
Pixel5(左)とPixel7(右)/tonbori堂撮影 |
本体スクリーンはちょっと大きくなっただけなんですがずいぶんと見やすくなった気がします。5はコンパクトで良かったんですがその分スクリーンサイズが少し小さく感じていたので(ちなみにこれまで所持したスマホは全てスクリーンサイズは小さめでした。)今回はちょっと大きいのをと思ったので7にしてみました。ただXperiaやgalaxyのような大きさはいらないなとも思っていたのでサイズ感もちょうどよくtonbori堂にとってはジャストフィットでした。
pixel7は買いか?
それについてはスマホ遍歴がそれほどある訳でもなく、iPhone持ちであったこともなく(iPadとiPodtouchは弄ったことがありますが)他のスマホと比べる事は出来ませんが丁度いいという言葉で言うならば丁度良いスマートフォンだと思います。不満点を挙げるとすればmicroSDカードでメモリ拡張が出来ない、電池交換が出来ないってところでしょうか。もっとも電池交換はiPhoneもXperiaなどハイエンドやミドルレンジのスマートフォンは殆ど筐体の分解が出来ないものが多くなっているので仕方がないかなと(Pixel持ちの前はずっとタフネススマホ持ちでしたので電池は交換するものだと思っていたので。)SDカードにしても本体に128Gの容量があればほぼ日常使いには問題は無いです。ようは自分の使い方に合っているかどうか?と残ったアクセサリが使えるかどうか?今回の機種変更でもQi充電が出来る機種というのはまずあったので6aは7より安いので魅力的ではあったのですがQiが出来ないので選から漏れてしまいました。7aはQi入るのかな?そうなれば待てば良かったかもしれませんがaはコストダウンのために何かがカットされるのでそれを考えると7で良かったかなと。ハイエンドであるProにしなかったのは単純に値段が高価であるという事と普段使いにはオーバースペックだなと思ったからです。ただ大は小を兼ねるのでそちらを選ぶ選択肢はあるかもしれません。でもtonbori堂はあまりその必要性は見出せませんでした。ランニングコストも初回の事務手数料を除けばそこまで値段も上がっていないので今のところ大変満足しています。
※今回購入したケース。(Amazon)今回出費は抑えようと思い最安カバーケース(セール価格で購入時はこれよりもちょい安でした。)をチョイスしました。梨地なので持ちても悪くない感じですがセールス文にあった精緻さはちょっとない感じです。USBポートやマイクなどに空けられたホールを見るとバリもあり(気になるほどではないですがお店で売ってるやつでも2000円クラスのならこれはどうかという感じの)気になる方にはちとおススメできかねるかなと。
※ちゃんとしたのをお求めならこちらが良いかも。(Amazon)元々Pixel5はこのメーカーのカバーだったんですがその品はカッティングはちゃんとしておりカバー裏面のモールドなどデザインも凝っていました。Pixel7用も同じクオリティを保っているならしっかりしていると思います。
※5では使用していなかったのですが、相変わらずスマホを落としたりもしていたので今回はスクリーン保護フィルムを購入しました。驚くことにフィルムというよりはポリカーボネートの板のような質感でガラスフィルムという名称だったこと。スマホフィルムはタフネス遣いだったので今回が2度目です。最初はスマホでなくiPod touchで使っていました。でもあの頃はペラペラでしたけどね。そのため安心感はあります。|Google Pixel 7 ガラスフィルム 指紋認証対応 ガイド枠付き 【2+2枚セット: 2* フィルム + 2* レンズ保護フィルム (Amazon)
※SIMフリーの本体はGoogleのサイトからでも買えます。|リンク|GooglePixelスマートフォン/Googleストア
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