『衝撃の詩女』/ファイブスター物語/FSS/ 月刊ニュータイプ2021.12月号/第6話時の詩女/アクト4-4「カーマントーの灯火」感想/考察【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

『衝撃の詩女』/ファイブスター物語/FSS/ 月刊ニュータイプ2021.12月号/第6話時の詩女/アクト4-4「カーマントーの灯火」感想/考察【ネタバレ注意!】

2021年11月10日水曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 はてさて第16巻の衝撃や先月号でのデトネイターショックも冷めやらぬ中月刊ニュータイプ12月号連載はマキシの顛末から始まりました。アレでミラージュ入りだろうなとは書いたものの、すぐにミラージュGTMを送るとはマドラも驚く太っ腹(違)なアマテラス陛下(笑)とは言えヒトエフタエってホツマツタエみたいですよね(ヲイヲイ)そしてホエールが…エルガイム時代からのあのスタイル好きだったんだけど大幅にデザイン変更とあいなりました。ベル・クレールはさほど変っていないという事ですが…いやはやどうなっていることやら😅という事で今月号はマキシの顛末からのマグダルかと思いきやまさかの展開に少し驚いております。まさに衝撃です。それ反則じゃね?みたいな話もあるんですがその辺りも含めて今月号の気になるところ行ってみましょうか。

月刊ニュータイプ2021.12月号/KADOKAWA刊
月刊ニュータイプ2021.12月号/KADOKAWA刊


※毎度のことながら月刊ニュータイプ(NT)2021年12月号掲載/連載分のF.S.S/ファイブスター物語の内容に触れておりますので【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌

※先月の感想はこちら(リンク先は先月号の感想です)


ハイファ・ブリンガーN/ミラージュ騎士団H型GTM

 扉はハイファの解説と線画キャラシートでした。これまた情報量が多くてミラージュGTMは脚が他のGTMと違い独特なものになっているとの事。これは閃エンジンの出力が高すぎるために余剰エネルギーを「垂れ流し」ながら稼働しているのだとか。ここからツインエンジンになったときのアンクルクレーンに発展していったという話ですが確かに外側に向かって脛にツインスイングが見えるんですよね。これは懐かしのエルガイムなどのヘビーメタルのランダムストレートの発展版という風に見る事が出来るかもしれません。ランダムストレートはヘビーメタルの脛部分が開いて滑空からの着地のバランスをとるためのスタビライザーやショックアブソーバーであり脚部の関節の自由度を上げるためのギミックだったんですが、これをエンジンの言ってみればターボチャージャーのウェイストゲートのようなものに進化させたのだと思います(違うかな?)ともあれミラージュGTMは脚でものを言うみたいな事なのかなと。あとしれっとデムザンバラはル・マキャオと括弧で括ってあって最近このパターン多いなと。初出の名前が出てきたんでもしやこの流れだとこれはとTwitterあたりのTLで話題になるとそうですみたいな。公式アカウントは編集部の運用でしょうけど星団民TLはチェックしているのをクリス(永野護)にレポート上げている可能性はあるかもしれませんね😅いやまあこれも全部読まれているかは別にしてもしかして読んでいるかもとは思いつつ何時もテキストアップしております(で、間違ってんよーとか思われてるかもと(ヲイヲイ)

マキシ、ミラージュ入りする。

 まあそうだろうと思っていたんですが次元回廊喰らって生体エネルギーが老衰死寸前ってやっぱり普通にかまされると先に潜入しようとしたカリギュラやその他の有象無象のように…いやくわばら、くわばら。ミース、活性化ポッドに砂糖水どっぽーんってのも豪快ですがまあ砂糖はエネルギー効率いいですから。でも5キロで足りるのかとか?(いやこの場合適正値がよく分らないんですよね。一般人で5キロは多過ぎというか、ヤバイでしょな量ですが。でもマドラ驚いてたしそこはやっぱり多いのか?)しかしマキシって結局ファティマで剣聖なんだなと改めて思いました。カイエンが超帝国剣聖から生まれた純血の騎士であるようにマキシは、バランシェが創り出したカイエンをベースにしたファティマであり超帝国の純血の騎士であることは最初から設定はされて無かったんじゃないかなとは思うんですが彼がカイエンの子であるという設定だけがあって物語が進むにつれてディテールが肉付けされていくにつれこうなった感じがあります。ただこれはGTM休載前に固まったもので今はその時の脚本に沿ってという感じでしょうか。しかし匂いを嗅ぐ行為ってのが昆虫から来ているとは。確かにある種のフェロモンで敵や味方、また交尾する相手などを確認するというのは昆虫から来ているといえば来てるんですが…。(ここでは蟻)うんやっぱりマキシ子犬っぽいです(ヲイヲイ)

ブリンガーB4ヒトエフタエとアトラス

 ミラージュ入りしたマキシに送られてきたのはブリンガーB4、しかしGTMをコントロールするためにファティマが必要しかしアウクソーはGTMをコントロール出来ませんとなればと思うとついてきたのはアトラス。この辺りはそうなると既に分っていましたけどザ・S.S.L(ソリッド・ステート・ロジック)がマキシのパートナーになる事が決まりました。奇しくもNT発売後の2日後にファティマ総選挙2021が開催。もしかするとアトラス大姉様はいってくるか?そしてアウクソーも上げてくるかも?そうそうアトラスはアウクソーをお姉さまと言っていましたがこれはザ・フォーカスライトでもあるという事ですよね。でもアウクソーはやっぱりアウクソーなんですが。もう一人浮遊城で眠っているクラヴィアはザ・ニーブってことでしょうが二つ名がどんどん増えていきますね(^^;ブリンガーB4については以前のDESIGNSで詳しく解説があったんですがマキシの元に来たという事は着々とカーマントー解放、引いてはハスハント解放戦へのお膳立てが進んでいるという事でそこからカーマントーかと思えばなんと舞台はナカカラへ。

放浪の王女アルル

 ホーダウンって掃射された都市でしたね。思えばラキシスがそれをニュースで知ったところから第16巻の物語が幕開けしたんですがそのホーダウンの現況が描写されナカカラに各地を回っているアルルが立ち寄るところから話が始まります。いきなりボーの偽装(カバー)、むつ子さんが登場。どうやらボランティア活動として難民地区に入り込んでいるようですが活動はちゃんと真面目にやっているようです(実際の諜報活動でもカバーの身分の仕事はちゃんとやるそうで、そうでないとあっという間に身バレしますから)でアルルに名前の分からない孤児の名付け親にと頼みます。アルルはその子に自らの幼名「リズム・コールユーブンゲン」を与えます。メロディ家らしい幼名ですよね。リズムは律動、コールユーブンゲンはドイツ語で合唱練習書、一般的にはドイツの音楽家フランツ・ヴュルナーが1876年に刊行した『ミュンヘン音楽学校の合唱曲練習書』 を指すそうです。これはGoogle先生に聞くといの一番に出てくる答えです。そこから長いのでリズ・コールとしますが…いきなり詩女様のような言葉が…ってそれ詩女様の預言かーい!…オイ…オイ、オイオイオイって露伴先生みたいになっちゃいましたよ(苦笑)ですがアルルはコーラスの王女(元)ですが生まれはボォスと考えられるんですよね。なので詩女となってもおかしくない。でナカカラ様フンフト様と共に霊体でやってくるとか…いやもうなんだこれ(笑)とは言えこれもまた仕組んではあったとは思います。何故ならリトラがDESIGNS1でにきたまあらたまの詩女様と明かされた事により同時期に2人の詩女というのは有り得るしマグダルは特別というのも(所謂選ばれし者、ザ・ワン)これまた明かされている訳なので。にしてもアルルかあ…。これに関しては正直「どうなのよ、それ?」って気がしています。そもそもアルルって放浪の王女だし暴風3王女として魔導大戦後半では大立ち回りしそうだなと思っていたり、実は桜子と姉妹?とか設定盛り過ぎではないかと…。いや普通に登場した時は『リボンの騎士』インスパイアキャラかなと思っていたら想像以上、設定がマシマシなのには…。お家断絶した姫であり、騎士であり傭兵でありお父様が剣聖で母は詩女ってどんだけ最強ですか(^^;詩女って決して血統ではなくもっと広範囲、広義な血の継承って部分でもフンフトの娘が詩女ってのは…いやアルルというキャラは嫌いじゃないだけに正直どうなんだろうかと。なので今回の感想タイトルが「衝撃の」詩女なわけです(^^;


 ただコーラス王家の謎っていう部分は実は殆ど分かっていないのでそこに関わるキャラクターとしてアルルは設定されているところもあり超帝國とボォス、そしてジュノーへと続く道を指し示す役割があるのかなとは思ったんですが…にしても…。これマロリーだったらそう来たか!ってなるんだけど彼女アドラーの出身なので…うーん、こればっかりはという感じですね。しかしそうなってくるとアルルにもスコーパーの力があるのか?それらしい素振りはなかったんですが…とまあ半日以上頭がぐるぐるしています。

4代目黒騎士とリズ・コール

 こちらも地味にヨーンじゃないのねんって話なんですがバントライン・コールかよみたいなね。確か記憶が確かならグラード・シドミアンの前はバントライン・ゴールのはず。これは余談なんですがDESIGNS2では「バントライン・ゴール」なんですが割と「バンドライン」って書いてる方が多くてどっちなんでしょうかね?いややっぱりここはクロニクルを一刻も早く。そして星団民総出の誤字まつがい探し(ヲイヲイ)を。は置いといてもそのバントライン・ゴールってコーラスの紋章を付けているし…グラードではないのか?5代目ではないのかとか(年代が合わなくなってくるか?)どちらにしてもリズ・コール今後も絡んできそうな娘さんなので名前はメモしておきたいと思います。でもヨーンが4代目ってのはあのキャラシートだけの話ですからエストが正式な黒騎士に嫁ぐまでラーンでダッカスの警護という名目で駐留していたとかそういう話かも…この辺りも物語が進めば分るのかもしれませんが…。あの姿と与えられた任務が明かされる時にはっきりするかと思います。

今月号は

マキシの顛末から衝撃の事実が発覚みたいなところまで盛りだくさんなんですがアルルが詩女であるという部分とコーラス王家、というよりララファの事なども含めてもまだ殆ど明かされないままアルルが詩女であるというのが今後どのような展開を産み出してくるのか?魔導大戦は年表上ではそれほど長い(星団的に)戦争ではないのですがまだまだ多くの出来事が待ち受けている気がします。ということで来月はマグダルの話でしょうか?気になるところです。あとそろそろ『花の詩女 ゴティックメード』が観たいですね。そうさる11月1日は9年前の公開日でした。来年は10周年のメモリアルイヤー。もしかして何かある?のかな?でもその前に観たいですね(笑)

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