『DESIGNS(デザインズ)』其の弐/ファイブスター物語/FSS/月刊ニュータイプ2021.9月号/第6話時の詩女|感想/考察|【ネタバレ】-Web-tonbori堂アネックス

『DESIGNS(デザインズ)』其の弐/ファイブスター物語/FSS/月刊ニュータイプ2021.9月号/第6話時の詩女|感想/考察|【ネタバレ】

2021年8月11日水曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 前回の感想、考察で積み残した分を今回も深掘りしていきたいと思います。といっても現状ではDESIGNS(デザインズ)に書いているテキストが全てなんですけれども、あーでもない、こーでもないという時間こそが至福ってのもありますしあと2か月後には16巻という大きなイベントを控えそれとともに連載の方の『カーマントーの灯火』も大詰めを迎えようとしているため今後の展開から目が離せないと思います。ということで早速残りの気になるところいってみましょう。

月刊ニュータイプ 2021年9月号/KADOKAWA刊
月刊ニュータイプ 2021年9月号/KADOKAWA刊

※前回のエントリはこちら↓

※毎度のことながら月刊ニュータイプ(NT)2021年9月号掲載/連載分のF.S.S/ファイブスター物語DESIGNS(デザインズ)の内容に触れておりますので【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌

DESIGNS(デザインズ)

 ということで今回は前回の続きという事でカーバーゲンの話、ノイの話を含めたカーマントーのキャラクター。イオタ宇宙騎士団、GTMブリンカーB3とB4についてについて書いていこうかと思います。

カーマントーのキャラクター

 まずはカーバーゲン、ガイランド・カーバーゲンは既にDESIGNS6クロスジャマーにて対比表に記載がありました。ただ「ガイランド・シュライン」の記載は無いのでこちらは初出だと思います。設計がニュー(ダイアモンド・ニュートラル)であることは既に発表されていましたが設計のみ携わり(これはGTMガーランドでは珍しい話というのはノイの説明テキストに記述があります。)そう考えると国を関係なしにGTMが出回っているのはその能力もさることながらイズモという宇宙都市に逗留していることも関係しているのかなと思われます。そして製造とチューニングはノイが担当しそのサポートにはマウザー教授という布陣。マウザーはダイアモンド、ノイ、バルタ―など次世代のGTMガーランドに関わっているというのが面白いですね。そして本人はミラージュとなりあらたなフレームを使用したミラージュ・ロボーターを産み出し、次世代ガーランドのGTMは傑作GTMと呼ばれ後にAKD反抗軍の主軸になっていくのですから。そして「カーマントーのキャラクター」にこのカーバーゲンが登場しているという事はこのストーリーでも大活躍…するのかな?


 ノイス・グリオノフについてはカーマントー解放後のアトール聖導王朝のダリ・キアの主力ガーランドとして重GTMアトラを製造する事になるんですがそれはまだ先のお話です。でもノイス・グリオノフの名が出てきた時はそこまで重要キャラクターになるとは全く思っても観なかったですね。またAFガーランドと違いGTMガーランドは国家お抱えが多くというのはAFも武器だけど自由意思のある人間という側面もあるため各国に嫁ぐためある意味中立という立場であるがロボーターを製造するGTMガーランドは言わば一人武器工廠みたいなもんでダイアモンド・ニュートラルが中立なのは極めて異例だとの事。シャープス博士やリィとかまだ物語本編には登場していないヘンシェル家はAKD。バルターなんか完全にコーネラの人ですもんね。マウザーやストーイ博士はまあカリギュラの人ってことで各国に汎用GTMのフォーマットを降ろしてるというのはある意味バランサーになっている気もします(結果的ですが)。どのぐらいその真相というか裏を星団の偉い人たち知っていたのだろうというのも気になるところですが。またノイは中空装甲というものを発明してGTMの放熱問題にある解決を見出すとか。これはまた物語後半のGTMのシルエットが変わってくる?という前触れかもしれないですね。そうそう忘れてたけどアマルカルバリの設計者、セトメ博士は各国の騎士のオーダーを受けフレームに合わせて作るという記述があったのでガーランド関係もまたまとめてみたい(名称ネタとは別に)してみたいですね。


 そしてもう一人の重要キャラクター、アイル・フェルノアについてはナルミ姉さんの御親戚とか…いやさらっと書きすぎでしょ(^^;とは言え騎士の血筋でも出る出ないってのはあるんだけど、ますますフラグが立ってる気がしてtonbori堂、アイル君大丈夫かと心配です。そしてキャナル・アイデルマがその顔立ちを引き継ぐというのはコーラスの血筋がその後サードからフォース、そしてシックス(フィフスが気になりますけどね。)が引き継ぐしログナーではないけど「観た顔が」ってなるんでしょうけど…それでもやはりきついものがあります。とは言えそうならないでという線もあるしまあ今後の展開次第ですね。あとホルレさんのお名前がローラで、ローラと言えば『∀ガンダム』!ってなったんですがまあそれだけです。オチはありません(ヲイヲイ。

イオタ宇宙騎士団

 まずはブリンガーB3ですね。これまでのGTMと違い頭部がやけに大きい。それは放熱関係の問題でZ.A.Pほどではないにしても放熱用のベンダーウィグのようなシステムが搭載されているとの事で全体的に放熱用の角のようなものが。そこから放電するというのも面白いしこれ凄くアニメーションにしたら面白そうなんですが…。このアンバランスさなんかどこかでと思ったら星団民有志でやっているネタバレSNSである指摘がありましてなるほどと思った事がありました。ヒントは富野由悠季総監督です。(これで分かったら凄い)この作品からはMH時代に積層装甲がフィードバックされていましたよね。(これもヒント)


 また彗王丸から賽星へ名称が変更になりました。賽といえばサイコロなんですけど、賽の神転じて岐の神、道祖神ということで守り神という意味にかけているのか。この辺りのネーミングはちょっとプリミティブな感じがあります。それはB4の火之姫にも感じたんですが。そしてハーモディックエンジンはZAPと「同型」の閃エンジン。型番が違っているのでエンジン型番表も欲しくなりますね(笑)この辺りはミリタリーマニアのクリス(永野護)らしいなと思います。ただエンジンはZAPのようにツインではなく1基のみの搭載。それでもとんでもなく放熱量が多いという事での放熱処理のためのシルエットのようですが。


 ジャコーが大人になってミラージュのエースナンバーを背負う事になったのは宇宙の民を護るには綺麗ごとだけは無く政治力も必要という事でなんですがそのAKDが大侵攻を始めた時の彼の立ち位置はというのはどうするのか?それはタイトネイブもそうなんですけど、アドラーの民はこれを受け入れたというのはやっぱり神聖ダスニカあたりの話も絡んできそうなのでそれこそ一筋縄ではいかぬ感じがちょっと漏れだしています。まあかあちゃんも一緒にいるのでそこも気になるんですけどね。三条さんはラーンに伝手があるのでということでお使いに行ってミース邸で捕虜になり歴史の傍観者となるそうなんですがやっぱり奇蹟を見ちゃうのかな。実際その中身は7774の時のように星王が顕現するんやろうなと思うんですがそう単純でもないのかな?三条さんのその後も気になる展開になりそうです。

ブリンガーB4火之姫

 イオタ宇宙騎士団のブリンガーB3のところで書いちゃったんですがでもB4はグリッターじゃなかったんだっけかと。でもミラージュ・GTMというラインにDr.ダイアモンド設計マシンとしてのMH時代のマイティ・シリーズは組み込まれたんで、ミラージュGTMは〇〇〇〇・ブリンガーというブリンガー・シリーズとなっているのでB3とB4がブリンガーなのが正解かなと。となればバビロンズB3は扱い的にどうなるんだろうなというのとシルエットがバビロンズB3はゴツイ、バーチャロイドでいうとライデン系列なシルエットがGTMで設定が変わった事によりどうなるのか?もしかするとバビロンズB3は無くなった?とか(出て欲しいけれど)ってところですね。

ところで横のAFはアトラス大お姉様でしょうか。

追記:20210828

火之姫はマキシ亡き後アトール聖導王朝で管理というのは地味に重要でカイゼリンがタワーとともにAKDというよりアマテラスの元に行くためアトール聖導王朝の守護神となる感じになるのかなと思います。やっぱりデプレが駆るのかな。

DESIGNS7灰の勲章

 この内容は「DESIGNS7灰の勲章」の掲載分なんでしょうか。となればまだフドーやスダルダ、神聖ダスニカの他のキャラクターや新規キャラシートもあろうかと思うのでまだまだネタはとってあるぜという感じなのかな?それに『ショウメ争奪戦』からの『運命のラキシス』のキャラは16巻のスリーブに掲載されそうだし…(DESIGNSでの大判も見たいし多分掲載されてくると思うんですが)ともかく今回も今後の展開に絡んできそうな情報がてんこ盛りでクリスのサービス精神が有難いDESIGNSでした。でも1日も早いCOVID-19パンデミック収束を祈念します。

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