「狂気の慕情」|ファイブスター物語/FSS/第6話時の詩女/アクト4-4「カーマントーの灯火」月刊NT2021.2月号連載:感想|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

「狂気の慕情」|ファイブスター物語/FSS/第6話時の詩女/アクト4-4「カーマントーの灯火」月刊NT2021.2月号連載:感想|【ネタバレ注意!】

2021年1月9日土曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 新年あけましておめでとうございます。本年も当Web-tonbori堂アネックスを何卒よろしくお願い申し上げます。と新年の挨拶もそこそこに新年1本目のエントリはやはり月刊ニュータイプ(NT)2021.02月号連載中『ファイブスター物語/FSS』の感想、考察から始めたいと思います。今月号は星団暦になって「作られた」超帝国の純血の騎士マキシ(マキシマム)・ハルトフォラス・バランシェ13、幼年時の姿が。そのことについてもいろいろ考察する点があるんですが扉も凄い。予告はされていましたが線画のマグナパレス、全身像です。これだけでも価値ありますね。去年のDESIGNSと合わせるとモデラ―の方たちにはこれはたまらんもんがあるのでは?当然tonbori堂のような設定マニアも垂涎ものです。ということで今月号の気になるところを【ネタバレ】を交えていってみましょう。

月刊ニュータイプ2021.2月号/KADOKAWA刊
月刊ニュータイプ2021.2月号/表紙は「呪術廻戦」

※毎度のことながら月刊ニュータイプ2021.2月号ファイブスター物語/FSS連載内容に触れておりますので【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌

扉/神器・ナイト・オブ・ゴールド・マグナパレス

 モーターヘッドK.O.Gのイメージも残しつつ全く新しい形に生まれ変わったGTM K.O.G、青い線は完全透明ヘリオスハイパーキルテッドという透明カバー部でしょうか。カラーで見たいですね。そして人が駆るのではなく神々が駆るロボットとして製造されたという話。天照とラキシス、そしてカレンのためのロボット感がより強まりますけど実際には、カステポーでルンが。そして魔導大戦ではちゃあが搭乗して駆っています。


特に今回全身が公開されたのでぽこちゃん1号時はグリッド・ブリンガー、キャメラート・ブリンガー(旧クロス・ミラージュ)かアイシャのF2、ファムトリルのような外観になっているのか気になってきました。ちゃあは最後の出撃があるのでGTMでぽこちゃん1号を見る事ができるかもしれませんが…


 ハーモイドエンジンからプラネタリドライブの変換についても言及部分がありましたがその結果バスターランチャーが「グラビトン・バスター砲」なるものへと。これビュランコートの使った攻撃と同じものですよね。最終的には主人公ロボットなもんで最強のラキシスガードと同じ攻撃力まで持つよーって事ですよね(笑)『バフォメートのまなざし』では強さのインフレ状態が続いていましたからちょっとでも読者が、いやK.O.Gよりビュランコートあれば強くね?という疑問は打ち消してくるスタイル、嫌いじゃありません。なによりそんな設定がなくともK.O.Gは最初から黄金の主人公ロボットですから(現在は黄金と白銀、完全透明の装甲に覆われている)最強なのは当然なんですよね(笑)


そして右隅のバスターランチャーの注釈(左右同様に扱えるので右利き、左利き対応)の下に前回の表での訂正がローゼンメイデンはローゼンクロイツ…いや新しい組織かと思ってましたよ!(真顔)いやまあそれは置いといてもシャフトと縁が浅からぬというのはリョクレイとの会話で分っていたけど組織の再編ってのは魔導大戦終結に向けてペールやトモエたちの動きを裏から潰していくためなのかな?そしてさらに驚きの内容がありました。

ミラージュ・ライトNo.6

 「天照家と全く関係のない人物」、永野護公式アカウント班が日々巡回しているのか?No.6はもしや、ちゃあでは?という憶測が飛び交っていてじゃないよーんって、しかしそれをバラしてもなお驚きが待っている…という事でしょうか。まあ通常で考えるハロルドラント・シャンディ・マーカス直系でクリスティンとなりそうだけど、V家がもともとマーカス家なので「母方が」とあるのでもしかするクリスティンではないマーカス家の直系がいるのか?とも。でもマーカス家の血統まで出てくると本当にそれぞれ系図欲しいですね。天照家とコーラス家、フィルモア王家、あとスバースからの超帝国の系図はざっとあるけどクバルカンやその他傍流含めて詳細なのがないといよいよ訳が分らなくなってきています。そしてそうなってくると気が向けば「3159」参加ってのが大きくなってきますよね。それはフィルモア王家とラーンの間で交わされた想像を絶する協定にも関係しているのか?とも。

狂気の慕情

 そして本編ですが…「ハイト君は腕一本で済んだそうですよ」(ティン風に)いきなり無手で突き飛ばされてもファティマでも躱せる攻撃を躱せないハイト君はまともに喰らってしまうしアウクソーがいなかったら完全に…。いやハイト君は剣聖の転生体かと思ってた時期もあったけど多分こういう騎士(最弱)としてミース周りの話のために最強に対して作られたキャラクターなのかもと思っているんですが…


それでマキシはとうとうリードをつけられてしまうんですがこれがヘリオス超鋼のワイヤーという(^^;なんかもう凶悪を通りこしている感じですがまだ子どもなんですよ。でも超帝国の純血を受け継いでおりファティマでもあるため大人びた口調もするけれど思考はねじ曲がっている。ミースのカイエンの狂気にもちかい慕情からそれはマキシも引き継がれクソ野郎であるとマキシが言うカイエンの代わりになろうとしている。行く末が恐ろしいけれどジョーカーではこの性格のままなんですよね…ミースの行く末と含めてこの狂気を孕む愛情と慕情の終着はどうなるのか。


 あともう一人最後にレフトNo.7「可哀想な子」がアーリィってのが明かされました。なんとなくそうじゃないかと思いつつも前回先月号のミラージュ騎士解説エントリで言及しなかったのは不覚の極み。思わず声が出ちゃいましたよ…(^^;ボー・ヨーグンはこの後に3159で絡んできそうだけど洗脳されてってのが気になる所です。ほらブラフォードのマインドセットとかキュキィさんとか(^^;ツバンツヒ姐さんはもともとラブだったけど(ある意味ツバンツヒ姐さんも可哀想な子枠)それとアーリィがミラージュ入団となれば、しかもヨーンにぞっこんラブとなれば…この辺りも騒がしい話になりそうだけど…どちらにしてもアーリィがワックス・トラックスに行くという事でスパンタウゼンの親父さん久々に登場するのも近いかも。


それとハイト君、ブローカーが引き下がったのは「代紋」のおかげやでぇ。いけてへんでぇとは言いたいですね(笑)いや笑い事じゃないか代紋でも引き下がらないやつらもいるんだから。彼には長生きしてほしいんですがやっぱり危なっかしいです。

来月はZ.A.P

 来月は扉で全装備のツァラトゥストラ・アプター・ブリンガー?みたいな話が出てきていまして今回はマグダルの話が無かったのであちらの現状も気になる所なんですがどこから話が始まるのか?来月号も楽しみですが…東京では緊急事態宣言が発出されて、前回より限定的ではありますがどうなるのか?気になります。また所沢のサクラタウンで開催されているニュータイプ35周年記念展への影響も…皆様もCOVID-19(新型コロナウイルス)にはお気を付けください。

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