FireHD8タブレットってどうなのよ?|tonbori堂モノ語り【備忘録】-Web-tonbori堂アネックス

FireHD8タブレットってどうなのよ?|tonbori堂モノ語り【備忘録】

2021年1月18日月曜日

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 ということで安価なタブレット端末として知られているAmazonFireタブレットHD8を購入しました。買った一番の動機はブラックフライデー&サイバーマンデーセールで安く購入出来るというのが大きかったかなと思います。実は実家の父親にかなり前にFire7を買ったこともありFireタブレットの出来る事と出来ない事は分っていて結構直前までandroidタブレットを買おうかなあと思っていたんですがやはりセール中のFireタブレットの安さは凶悪です(笑)なんせ6000円弱で買えたんですから。ただandroidやiPadと違って出来る事には制限があります。まあその部分も含めて使ってみた感想を書いてみたいと思います。

Amazon/Fire8タブレット/梱包状態
Amazon/FireHD8タブレット/梱包状態


Fireタブレットはandroidタブレットではない

 そもそもタブレット端末が欲しいなと思ったのはスマホのストレージがアプリで一杯でどうにかしたいなと思っていたのが大きな理由です。でいろいろ探してはいたんですが今後の事を考えるとFireタブレットではなくandroidタブレットをメインに探していました。しかし大きなお金をかけられないし、ほぼほぼ家での運用を考えるとFireタブレットでもなんとかなるかもと思ってきたのもFireタブレットを買った動機の一つです。

AmazonFireHD8タブレット/外箱
AmazonFireHD8タブレット/外箱/撮影tonbori堂


AmazonFireHD8タブレット/箱出しした本体
AmazonFireHD8タブレット/箱出しした本体/撮影tonbori堂


 これはもうガジェット紹介を主にしているブログさんや、商業レビューサイトなどでも散々書かれている話なんですがFireタブレットのOSはandroidではありません。(androidOSをベースにはしてはいますが。)なのでGooglePlayからアプリのダウンロードが出来ません。アプリのダウンロードはAmazonのアプリダウンロードサイトから行います。そのためandroidの最新アプリやゲーム、ユーティリティアプリ、Googleのアプリが使えません。数多くのレビューサイトや、なんとすればAmazonの紹介ページでもそう書かれているのに普通に購入して、LINEが使えない!となっている方が多いみたいなんですが(実は推奨されないやり方で使えるようにはなるんですが自己責任かつ幾つか手順を踏まねばならないのでおススメ出来かねます。)やはりタブレットとしてのルックやあのアプリも!とか紛らわしい感じではあるんですよね。そこで引っかかる人も多いんですが、予めAmazonのサービスをメインに使うなど用途を限定すれば実はそこそこ使えるタブレットではあるというのもガジェット系紹介ブログでも言及される事が多いです。つまりandroidタブレットやiPadで出来るワーク系はほぼ出来ないけれどアマプラをよく使うユーザー(アレクサを含む)をターゲットにしているタブレットだと思うんですよね。


 AmazonPrime(アマプラ)に入っていればAmazonアプリのミュージック、プライムビデオなどなどで映画や音楽を楽しむ。ダウンロードしておけばWi-Fi環境が無くても外出時でも楽しめる。またリモート環境を安価で揃えるというのにも適しています。FireタブレットやEcho(dotやshow)、Alexaを使ったネットワークを構築すれば屋内見守りも含めてこのタブレットはかなり使えると思います。実際tonbori堂もこのタブレットを購入したのは音楽プレーヤーの繋ぎ(iPodtouch)&kindle+スマホゲームが出来ればラッキーぐらいの感じでした。実際スマホゲームは期待していなかったんですけどばっちり使えて今では半分くらいはそのゲーム専用になっています。でも先々実家とのリモート環境を作ろうと思っていたのでその準備としても良かったかなと考えています。

基本はお家で使うタブレット

 Fireタブレットの通信手段はWi-Fiのみです。つまりiPadやSIMフリーandroidタブレットのように外で使う事を想定していません。なのでお家や仕事場などのWi-Fi環境のあるところで使うようにしなければなりません。そのため電話番号に紐づけて使うLINEは使えないのです。(繰り返しますが裏技はあります。但し自己責任になるやり方なのでタブレットでLINEをやりたいんじゃあって方は素直にiPadかandroidタブレットを買う事をおススメします。但しLINEは1端末につき1アカウントなんでTwitterのように他の端末で一つのアカウントでログイン出来ない仕様なのでご注意を。)でもTwitterは使えます。Facebookも使えます。そしてFacebookのメッセンジャーアプリも使えますのでFacebookを常用している方やTwitterをよく使う方には良いかもしれません。Googleアプリは使えないのですがFireタブレットのブラウザからアクセスすることが出来ますしメールなどはプリインストールされているメールアプリで受け取ることが可能です。


 通信手段がWi-Fiのみのため外出時ではモバイルルーター、またはスマホからのテザリングが必至になりますがプラス、アプリとしてタウンWi-Fiというのがあるそうです。フリーWi-Fiだとセキュリティに難ありだったりするのでVPNを使いある程度の安全性を確保できるというのが強みだとか。もっともtonbori堂は仕事場と家でしか使っていないので出番ゼロですし音楽プレーヤー時はダウンロードしておいて楽しんでいるので今のところ出番はありません。でも一応何かの時に使えるかもしれないなとは思ってダウンロードこそはしていませんがブックマークはしてあります(笑)

FireHD8タブレット/インプレッション

 起動するとまずはセットアップ。Amazonアカウントがあればそれほど難しいものではありません。デフォルトでAmazonプライムのサービスで使えるAmazonのアプリ。電子書籍リーダーのkindle、Alexa、ユーティリティに天気、時計、カレンダー、連絡先(Googleアカウントと同期できる)電卓、ドキュメントアプリ(最初はドキュメント作成かと思ったらプラスでAmazon版Googleドキュメントっぽいアプリ)、広告アプリ(スリーブ時のロック画面に広告を出す。設定で出さないように出来るがデフォルトでは広告が表示されるようになっている)マイビデオ(多分カメラで撮った作品を管理するアプリ使っていないので詳しくは不明)、そしてEメール(Googleアカウントが使える)ファイル管理のアプリが入っています。


 そこそこ使える大きさで持ち運びもかばんに入れてならそれほど苦にならないかなと。スマホではないし、それで何かをするとなればノートパソコンや10型以上の大きさはいるかなと思いますが音楽プレーヤー兼隙間時間にプライムビデオまたはゲームするなら十分な大きさです。カメラの方は、こんなもんでしょ?という感じでクオリティを求めるならカメラが売りの別の機種でという感じでしょうか。例えばメッセンジャーアプリで通話するときにちゃんと映るクオリティはあるのでそれでいいかという人向けですね。そしてキーボード入力がローマ字入力しかないのは正直困る部分かも。まあPCのタイピングでローマ字入力に慣れていれば問題ないんですが携帯でのフリック入力に慣れている層だとキれるかもしれません(ヲイヲイ)多分ここも文字入力アプリがってところでFireタブレットのダメなところに挙げられてると思うんですが。ここはフリック入力できる日本語入力アプリが待たれるところですね。ただお子さんに使わす想定ならPCのタイピング練習にもなるし有害コンテンツをブロックする機能もあるし有りだとは思います。ちなみに少し値が張りますがキッズ向けのFireタブレットもあります。(追記:使用アプリによって入力系が変わるようです。最近はひらがな入力に対応していますので文字入力も問題なしに使えると思います。

tonbori堂使用アプリ

 今のところ入れているアプリはデフォルト以外ではマーベル・ストライクフォース(マベスト)です。先にも書きましたけども使っているスマホがandroidのバージョンが古いのはいいんですけれど容量が限界に近くなってきて1G近く容量を圧迫しているマベストは切らないとダメになってしまい、Amazonのアプリストアにあるのでレビューなどから一応出来そうだなとあたりをつけ(アップデートが不安でしたが)乗り換えしてみるとアップデートも対応しておりスマホでやるより綺麗なビジュアル(スマホ時代は他の機種より画面が小さかった)でゲームモードにより使用感覚もかなりサクサク(但し詰まる時はある)になって替えて良かったなと。メモリが少ないとかいろいろ言われていますがゲームによれば特段問題はない感じです。ただしゲームモードで起動すると他のアプリが落ちるので音楽聴きながらプレイは出来ないんですがそこらはトレードオフでtonbori堂としては問題なしですね。なので音楽聴きながらプレイしたい人にはまったくおススメできません。


 次に入れているのはSpotifyです。3カ月の無料体験に合わせてだったので(3月末まで)今のところはAmazonミュージックよりもよく聴いているかも。でもSpotifyに入っていなくともAmazonミュージックもサブスクリプションのAmazon Music UnlimitedでなくともPrimeミュージックで200万曲が聴き放題ですのでSpotifyの無料期間が終わったらそちらでいいかなとも思っています。後はTwitterとFacebook。この辺りはSNSの基本でもありますが特段必要なければどちらかでいいかと思います。ただ先にも書いたけどLINEが使えないので代替手段としてFacebookのメッセンジャーを使うのなら連携の意味合いでもFacebookを入れておくのは在りでしょうね。(ちなみにSpotifyも無料でも使えます。広告が入りますが。それがウザイと切る人も多いかもしれません)


 セキュリティが気になるポイントでしたが気休め程度と割り切って海外のモバイルセキュリティアプリESETのMobile Security & Antivirusを入れています。メアドの登録でウィルスをスキャンするサービスが使えるので(手動)それで凌いでいます。(有料でフルサービスが利用可能)Amazonもウィルス対策サービスを出せばいいのにねとは思いますがそこまでの利用を想定していないのかな…。

追記:2021.01.27音楽プレーヤー

 音楽プレーヤーとしてSpotifyやAmazonプライムMusicにない曲でCDからリッピングしたものでFireタブレットで聴くことも出来ます。基本的にSpotifyとAmazonプライムMusicでほぼ抑えられるんですけども、そうでない楽曲はPCから取り込むことになります。方法は至って簡単。アクセサリーでついてきたUSBケーブルは充電とデータ転送兼用なのでそれをPCにつなぎ設定から接続デバイスをタップ、次にUSBをタップし、ファイル転送をタップでPCにFireタブレットがストレージとして認識されます。この辺りはベースとなっているandroidと近い操作感です。

そしてファイル転送にはWindowsメディアプレーヤーか、エクスプローラーから直接Musicフォルダにコピーするか。お好きな方法で。再生はファイルアプリから個別に再生は出来ますがやはりプレーヤーが必要ですよね。ざっと見ると音楽プレーヤーはこのアプリを使っている人が多そうなのでこちらを使用しています。(ちなみにファイルの種類によっては再生できないものがあります。)

広告が表示されるのと表示がフォルダの階層を探る感じでちょっとクセがある感じです。実のところAmazonプライムMusicアプリを使いなさいを想定しているせいか使える音楽プレーヤーが実は少ないのとSDカードにアクセスできないという致命的な欠点も聞きます。とはいえまだ内臓ストレージを圧迫するほど入れていないので現状では困ったことはありません。

総評的な話

 結局のところ、ビジネスワークも視野に入れるならiPadかandroidタブレットをおススメしますが用途を絞る。限定的に使う、アミューズメント、娯楽用ならばFireタブレットはおススメできるというガジェット系ブログのおススメ文句になってしまいますね😓それとともにまだ家ではやっていませんが将来的なファミリーネットワークや防犯カメラまでを視野に入れるシステムを作るならばそれも在りかなと。Echoなどはセール時に合わせ技で購入すれば安上りですしFireタブレットを持っているとセットアップも多分楽なはずです。

またkindleでちょっと音楽や映画を隙間時間に見るという使い方もできますし。(カラー表示出来るkindleみたいな)ちなみに新しく漫画が欲しくなったらこれを使うのは有りだなと思いました。なにせ本棚を圧迫しないので。ウチの本棚はこれからも出版されるであろうファイブスター物語/F.S.S関連とかその他、画集、kindleでは出ない小説、単行本のためにとっておかないと。部屋と棚の空きが有限なので(^^;まあ基本的には限定的ですが毎日使い倒しています(笑)ということでtonbori堂的には買いの一品でした。

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