今年はCOVID-19(新型コロナウイルス)に明け暮れた1年でした。正直いろいろ大変でした。そしてそれは今も進行中です。その間にもいろんなことが起こりました。緊急事態宣言を受けての自粛、テレワークの推進。緊急事態宣言が開けても世界は元には戻らず悪化している国もあり、東京五輪は延期、ハリウッド映画も軒並み公開延期。tonbori堂が愉しみにしていたマーベルの『ブラック・ウィドウ』も5月から11月、そして来年へと1年繰り延べされました。その中でも『TENET テネット』は大幅な延期をせずロックダウン解除後に上映、DCの『ワンダーウーマン1984』も延期しながらも年内公開にこぎつけました。但し『ワンダーウーマン1984』については配給元のワーナーの配信サービスHBOmaxで同時配信という事になってしまいました。ディズニーでも実写『ムーラン』が同じく配信のディズニープラスにて配信ということなどCOVID-19後は、やがて来るであろうと言われていた世界が急速に近づいてきたことにより軋みも見えることも。そんな1年を振り返りながら今年を締めくくるエントリを上げようと思います。
映画
ホント、例年は最低でもひと月に1本観ていたんですが今年は殆どシネコンに行っていません。いろいろ忸怩たる想いがあるんですがドリパスでの『ファイブスター物語』と『花の詩女ゴティックメード』イッキミ上映とかそういうのも入れても少なかったですね。特に封切り作品は5本のみ。『フォードvsフェラーリ』『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
『ランボー ラスト・ブラッド』『TENET テネット』『WW84ワンダーウーマン1984』の5本です。邦画は見ていません。今シネコンの救世主となっている『鬼滅の刃 無限列車編』も観てないし、『コンフィデンスマンJP』もです。うーん小さなところでも面白そうなのがあったんですが高齢の両親がいますしシネコンは大丈夫だとしてもリスクはなるべく最小限に抑えたいと思うと…。
かと言って配信で見てたんかと言われるとネトフリオリジナルでも4本ぐらいですかね(アニメシリーズとは別に長編シリーズなど)通常の地上波ドラマを観ていると昔ほどの持久力がないのでそのまま寝てしまうんですよ。ということでそこも少ない。で、観るとなると『ゴジラ』(’54)とか『AKIRA』とか既に観た作品を。ちなみに今敏監督の『パプリカ』、CSと配信で併せて3回観ています(ヲイ)
これもそのうちにアニメ語りでやりたいんですが。まあそんなこんなで今年観た映画をとりあえず好きな順番でいうのはやめておきます。もともとランキングはしていないんですけれどね(笑)それでも『TENET テネット』はスクリーンに観るに値する作品でした。いや『フォードvsフェラーリ』も『WW84』もなんですが(当然挙げてない2本も)『TENET テネット』は画面設計が素晴らしい。そして計算されつくしている。かなりキてるなという映画だったのです。本当にノーランありがとう(いろんな意味で)という映画でした。
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ファイブスター物語/FSS
このブログの大きな柱でもあるのがファイブスター物語/F.S.S(FSS)の考察、感想なんですが現在月刊ニュータイプで連載中、緊急事態宣言は発出、2回に渡り休載の事態となりましたがDESIGNS掲載ということでキャラシート、デザインで乗り切りました。また困っているお店エイド(服屋さん)などクリス(永野護)らしいアクションも扉であったりしました。またダッカスのキット化(レジンキット)、momokoドールでダイ・グそしてクリスティン(女子学生服バージョン)がありました。ダッカスは現在ボークスのイベントで販売、ダイ・グとクリスティンは受注受付中です。気になる方はボークスの公式サイトか、mokokoはエビデン内のニュータイプアニメマーケットにアクセスしてみてください。
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さて物語は中断もありましたが第6話インサートエピソードとしてショウメ争奪戦からの『運命のラキシス7444~大君主バフォメートのまなざし~』が終了マグダルの話を中心に描く『カーマントーの灯火』が12月号から始まっています。『バフォメートのまなざし』作者自身が中身スカスカと称していますが今後への展開のための地ならしも兼ねているエピソードでまあフラストレーションが溜まらないようにガス抜きも(作者自身の)兼ねているエピソードではあったと思います。が、まさかお目にかかろうとは思わなかったというキャラクターがいっぱい出てきて、まさに盛り沢山な内容でした(デザイン的に)。それだけにいろいろ考察しがいもありながら実は関係しているとはいえ今後のエピソードに直接関係はしてこない(43分間の奇跡を除く)んでしょうが間接的にはすごく関係してきそうな(笑)すくなくともカリギュラ組の中でもマウザー教授はまだ外注仕事がありますからね、その辺りも大侵攻と重なる部分かなと考察はぼんやりとはしているのですが。
また来年には『バフォメートのまなざし』がメインとなる単行本第16巻が前半に、そして来年末にはリブート8巻が予告されています。また16巻発刊後にDESIGNS7も予定されているのですが…予定は未定でもあるのでともかく楽しみに待ちたいと思っています。
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ドラマ
あまりドラマの感想を上げなくはなっているんですがこのCOVID-19がもたらした新型コロナ禍という事象の中でもテレビも大きな影響を受けドラマの撮影は中断(映画もなんですが)また演者がCOVID-19陽性という事態も発生したりしていました。その中で今年一番これキているなと思ったのはエントリをアップした『MIU404』、『アンナチュラル』のチームが刑事ドラマに挑むということで14話ほどの長丁場を想定していたものが短縮されたとはいえ11話で完結しちゃんと「今」を落とし込んで来たことで『アンナチュラル』の座組でまた続編(どちらのでも)か新作をやってほしいなと本当に思いましたね。
そして年末に3夜連続で放送された『岸辺露伴は動かない』特撮好きならその名前は一度は聞いたことがあるはず、靖子にゃんこと小林靖子脚本による『ジョジョの奇妙な冒険』からのスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』の実写ドラマ。これがまためっぽう出来がよく原作リスペクトにも溢れた凄いドラマでした。そもそもNHKはドラマいいんですよね。そういえばシシドカフカ主演の『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』もNHK製作(名古屋局)でした。NHKのドラマは打率が高い気がします。
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アニメ/『映像研には手を出すな!』
そりゃもう『映像研には手を出すな!』で決まりです。というか他の作品を観ていません(ヲイヲイ)まあ月刊ニュータイプを購読していますがなんでしょうね。琴線に触れないというか。『映像研には手を出すな!』は原作をお試しで読めたんですけどこりゃ面白いとなって単行本を買いました。そしてそのアニメも当然期待していましたけど期待を上回る出来上がりで久しぶりに全話レビューしています(笑)あ、あとレビューは上げていないけど戦闘機アニメ(レシプロ機)として『荒野のコトブキ飛行隊』は『ガールズ&パンツァーパンツァー』の水島努監督が手がけたアニメ作品ですが、これはけっこう良かったかなと。エスコンみもありましたんで(笑)でもエスコンとコラボしながらもエスコンチームとがっつりではないのがバンダイナムコの面白いところですよね(笑)でもコンシューマーゲームでレシプロゲームだせばよかったのにとは思いました。
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最後に
ゲームとかはぼちぼちやりながらもこれといったものもなく何かと今年は色々停滞していたように思います。それでもそれぞれが持ち場でがんばるぜみたいな感じで、だからファイブスター物語が連載が途切れずやむを得ない場合でもDESIGNSで乗り切ってくれたことには本当に助けられました。また映画では『TENET テネット』『WW84』が無かったら本当に『フォードvsフェラーリ』と『ナイブズアウト』で終わってしまう年だったように思います。お家時間に合わせネットフリックスを復活させたりもしましたけど、さてディズニープラスはどうしよう…まあ来年また考えることにして来年もこんなごった煮ブログではございますが何卒よろしくお願い申し上げます。では皆さま良いお年を。
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