「!?」|ファイブスター物語FSS|第6話運命のラキシス7444|月刊NT2020年2月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

「!?」|ファイブスター物語FSS|第6話運命のラキシス7444|月刊NT2020年2月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】

2020年1月10日金曜日

FSS manga

X f B! P L

 2020年もtonbori堂ニュータイプ連載のファイブスター物語の感想をよろしくお願いいたします<(_ _)>ということで新年2本目のエントリでございます。あ、アブソメック・カイゼリン発売されましたね。tonbori堂はプレステ貧乏のため購入は断念致しましたが次回は…いやでもツァラトゥストラ…高くなりそうだし…ダッカス…なあ…いやそれは置いといて(ヲイ)今月号もまたタイトルに下手に何かを入れるとネタバレしてしまうくらい、今回は!!!!!!という感嘆符しか出てこない、そして????と疑問符ばかりの引きとなっています。っていうかまさにファイブスター物語/FSSの真骨頂。時空はあちこちに飛び、キャラクターは今すぐには分からない事をつぶやくが、それは後に分かることがある…。まさに今回もそんな展開で、マウザーの呟いた台詞な気持ちになった人もいるかもしれません…「参った」…。


 いやあのマウザー教授が、世の中斜めに見てて長生きで色々見てきて知っている知識欲の権化で面白いと思った事にしか興味のないマウザー教授をして…「参った」ですからね。正月早々クリス(永野護)の高笑いが聞こえてきそうです(笑)まあこれがファイブスター物語ですよね。そして何故かFSSのクリアファイルの付録がついてきました。15巻のシーン集になっておりまして久々のFSSクリアファイル大事に使わせて頂きたいと思います。では気になるところを何時ものようにいってみましょうか。

ニュータイプ 2020年2月号と付録のFSS15巻連動クリアファイル
ニュータイプ 2020年2月号(リンクはAmazon)と付録のFSS15巻連動クリアファイル
※毎度のことながら月刊ニュータイプ2020.2月号連載ファイブスター物語/FSSの内容に触れておりますので【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌

扉(小っちゃいあの人)

 カラーでこのところ扉だけカラーってのが多い気がしますね。ワルツ・エンデことログナー閣下、「オレの出番…」で後ろのエストがしっかり「無いです!」という(^^;そうログナーはこの場に登場しないの確定しましたorzでもログナー出なくて大丈夫ですかというくらいの展開がこの後待っていそうなんですが…。実際この場にログナーが登場しないってのも最初から決まっていたんでしょうが理由としては未だ少年体なわけでスタミナやら諸々の問題なのではと思いますが…。実際子どものままでも馬鹿力だせたとしても星団レベルでは剣聖級であったとしても奴らと対峙するには力不足。そしてまたドウターチップからの再生にはいるとタイムラグで穴が開くのは避けたいという事かなと推察しています。

アクト・リジット・オーバーロード(大剛神)

 モイキュードの別名大剛神にはアクト・リジット・オーバーロードという名前がつくそうで…いやそこじゃないだろー、っていうよりモイキュードはカレンのU.R.Iの敵対者。タイカ宇宙に侵攻するバスター宇宙の支配者では?ただ「物理と精神の世界を越えよ」という言葉を遺している…ということは時間の流れさえもジョーカー星団(ジョーカー宇宙)とは別なのかと混乱する一方です。モイキュードよりさらに上というか大君主としてバフォメートがいるという理解でよろしいんでしょうか。

スイレイ(スイレー)トランスフォーム!!

 トランスフォームというか本来の姿は実はこうでもないとかいろいろありますが、久しぶりにスイレイさんのご登場。確か五つの星の物語で昔ばなしで登場された以来?うーん全部ひっくり返さないとはっきりしませんが、CHARACTERSなどで姿を見ているだけにとうとう本編に姿を現しドラゴンクラインを発動させ、セントリー・ライブ(ゴッド・オブ・ファイブスターストーリーズ)を召還させるとは。まさかそれが本編で見れるとは。回想シーンとか未来予見シーンでさらっと流されるかと思いましたががっつりと。運命の女神様までご参戦とは…感慨深いものがあります。ラキシスのためにライブについてきた訳ではなく完全にライブと一体になってる感じがありますが。でも意識としてはゲートキーパーとしてあると思うんですよね。あの時、モンドとパナロッテを助けた時のように…。

しかし影響がないのは相手は55億年先ってのもまた凄い話で(理屈は置いといて)相手の攻撃は今の時空に影響を及ぼすけど相手に向けた攻撃は先の時空に及ぼすとは。これは上手く考えたなあと(笑)だから今のシャデルファーと55億年後のシャデルファー(赤色巨星になったウェスタの軌道限界に位置し灼熱の世界になっているボォス)はレイヤーのように重ねて存在していると。そのため相手の物理攻撃も受けると、現時空で損害を受けるという訳です。いや書いてて意味がよくわかんにゃくなちゃいました(笑)まあ相手の攻撃も通るけど、こっちの攻撃も通る。そしてメガトン級の破壊力をもってしてもその爆風やらその他諸々の影響は受けないという感じ位の理解でファイナルアンサーかな?

セントリー・ライブ

 ゴッド・オブ・ファイブスターストーリーズの名を持つセントリーの王もセントリーもアーク・オブ・ユニバース・スイレイの僕(しもべ)であるというのがよく分かる登場でしたが、それでも銀河中央のスターバーストから登場するというのもなんとも元のL.E.Dのイメージ、ドラゴンとダブるところを感じます。そしてその姿も現したけれど全長22万「光年」ですからね。先から先まで行くのに光の速さで22万年かかるというスケールのデカさ(笑)へんな笑いしか出来ませんねこれは。


 アニメでは超巨大戦艦、超巨大ロボが幾多も出てきましたが光年単位ってすぐに浮かびまあせんね。生命体というか宇宙的なスケールなら例えばグレンラガンのアンチスパイラル(奇しくも今月号の中島かずきさん担当ページの対談相手は上川隆也、そうアンチスパイラルの声を担当されてます。)ですけど不定形かつ超巨大となると…『ファンタスティック・フォー・銀河の危機』のギャラクタスかな。不定形かつ星をくらいつつ移動というコズミック・ビーイングと呼ばれる種族です。まあ基本的にはヴィランに多そうな設定なんですけど、敵でも味方でもない調律者とその僕(しもべ)というのにそういう設定を振ってるあたりがクリスの面白いところですよね。


 ちなみに『花の詩女 ゴティックメード』でもカーテンコールで頭部を表しているところがありますが、あれは人間に分かりやすい姿としてダウンサイジングで姿を現したところかと思います。でも改めて思ったけどリュウグウノツカイのイメージありますね。長い胴体と触手的なものなど。そしてライブの頭部がZ.A.Pの頭部にというのはL.E.Dの頭部のイメージがL.E.Dミラージュに引き継がれたのにつながる事がはっきりしました。ちなみにスイレーさんはタツノオトシゴですよね。そして最終攻撃ノヴァフレームでまさかのサタネス・ゴリリダルリハを撃滅とは…そして消えゆく次元のはざまで念波で語るゴリリダルリハの言葉が…

アスタローテ

 ゴリリダルリハが口にした名前、我らの母神、ア、ア、ア…アス…タ…ロ様ってのはもしやアスタローテの事?これはヴィーキュルの仲間ながらナ・イ・ンと行動を共にしていると言われているアスタローテでジェネリック・オーバーロードと思われるんですが…?そして大…君…バ…バ…フ…ォ…メ…大君主バフォメートでしょう。そしてヴ…ィ…ク…トが気になります。ヴィクトリー…そう古株のマモルマニアなら知っているその名前。

ヴィクトリー(ミラージュ№34)

 DESIGNS6XROSS JAMMERでその名前がしれっと掲載されていた時にGTMに搭乗不可とか書いてあって、ああそう言えばレディ・スペクターと共にジョーカーの星の人ではない枠にいましたねそういう方が。CHARACTERS2の裏表紙掲載されているお姿は…うんまあそう言えるかもしれないヴィーキュルが実体化したみたいな…。クロニクルにはウィルが星団を出てからミラージュに加入とあって珪化木質、固いけど木の性質残している?みたいな植物系ヒューマノイド?なんとも分からないミラージュ騎士なんですがゴリリダルリハ、退場前にまた謎を遺していきました。でも危機を脱したわけじゃない。そうあの人の片腕がまだ健在なのですから…

ポーター

 モラードファティマとしてはエスト、ビルドについで高性能だったと言われている(だったかな?)ポーターさんはジョーカー(スペクター)の僕となり同時にラキシスの守護者となった訳ですがこの世とあの世(現世と常世)を運ぶ者(ポーター)であったとは…。いやそれ上手く言いたいだけだろーってつっこみたいけど、それを開陳するまで…いやあ、あっそうでしたか…って感じです(笑)

前半 終わり、後半戦へ

 スイレイも神様?というかセントリーの上位であり、ヴィーキュルも所詮は使い魔。上位ジェネラル、サタネスも次元は違うけれど言わば彼らの宇宙の調停者にして守護者(今は力を追い求めそうではなくなっているようですが)ですが、ジョーカークラスの神様降臨?なのでしょうか。とんでもないのはこれで登場予定キャラクターの4割。総司令は出ないので後誰が来るんだよ?ますます訳が分からなくなりましたがミス・マドラの戦いはこれからが本番のようです。年が明けてもどこまでいくのか予想できないF.S.Sでした。来月も楽しみですね(*´ω`*)

©EDIT/永野護

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