※【月刊ニュータイプ2019年7月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】
今月はファイブスター物語関連でいろいろ動きがありました。まずは詩女様の都行きこと『花の詩女 ゴティックメード』のドリパス復活上映がアナウンスされました。令和に入って初の上映となるわけですが、今回は池袋HUMAXシネマ7/28や秋葉原UDX7/6(2回)において、大阪でもシネマート心斎橋で6/29上映が決定。既にチケットは完売済みですが、上映まで時間があるため何かしらのアクションがあるかもしれません。まずはチケットを無事に購入できた方々は「濁りなき都行きを」楽しんでほしいと思います。
リンク|[映画]花の詩女 ゴティックメードを映画館で上映しよう! | ドリパス
で、もう一つは今月号扉にてイージーアッセンブル・スーパークオリティモデル「GTMカイゼリン」の予約開始日が明らかになったことです。気になる予定日は7月6日(実はフライングでちょっと流れてしまっていたんですよね)で予約に際しては前金が必要との事です。
またオプションとしてディスプレイ用のアクリルベースの発売も決定。自立できる「GTMカイゼリン」ですが固定して格調高くディスプレイできるアクリルベースはコレクターとしては揃えておきたいところではないでしょうか。ベースには双頭竜の紋章の刻印も入るようです。
リンク|GTMカイゼリン - ボークス GTMオフィシャルウェブサイト | 株式会社ボークス
ということで今月号の気になるところいってみましょうか。
Amazonより(リンクも)|ニュータイプ 2019年7月号|KADOKAWA刊 |
フィルモアの未来
今月号は前号からの引き続きで、あの後の事の顛末をアラン・リーよりダイ・グへと。そして茄里は自らの身分をクリスティンに明かしました。これが後にどうつながっていくのかというのは『花の詩女 ゴティックメード』のカーテンコールのあのシーンにどうつながるのかという事なんですが、茄里は元老院議長として後にジークを支えるという事が示されています。
つまりここで茄里とクリスティンの強固な結びつきが描かれたということは、坊ちゃまの退場近いのかと少し悲しくなる訳なのです…。しかもあの指輪をアラン・リーに渡しています…。トリハロンのあの指輪がアラン・リーに託されたという事は、後に茄里からジークへと渡される事になるという…。
アラン・リー・ファウトゥ
彼女、ケンタウリ家の天才と謳われた騎士で、ラルゴの一件でケンタウリ家は没落。その汚名をそそぐために暗殺専門の氷グループに属する事になったようです。とまあ、それはジェインとの謁見でも少しだけ語られていた事で断片的な情報で推測してた事を改めて本人の口から語った感じです。その後ジーク暗殺未遂の顛末をダイ・グに上奏するともに直訴まで…。
それは茄里の行く末を事の顛末からボルガのジェインから言い含められた事を含めてバルバロッサの動きを案じているからなのかなと。ケンタウリ家もレーダー王家の末席である以上それなりに王家にしがらみからは逃れられぬものではなく、茄里の行く末も案じた末の直訴かなと。でもこの時点ではアラン・リーはダイ・グの病状は知らないのかな…。
ちょっと判断付きかねるところがあるので分からないんですがダイ・グとしては自分に残された時間を計算しているっぽい。(もう吹っ切ってやることをすると決めた)それだけに残りの時間を有効に使うため指輪を託せる人物としてアラン・リーを選んだ坊ちゃま。なんだろうこの先の展開が…気になります。
あと茄里はバルバロッサからボルガ・レーダーに移されたといってもこのボルガ・レーダー、皇位1位の王家ながらもバシルが送り込んだモーズがいるのでバルバロッサのひも付きなのは変わらないものの、ジェイン女王の庇護もあってそれなりに無茶をしなければ自由の身という事なんでしょう。ただこの後バシル大王がクリスティンにどんな仕掛けをしてくるか、クリスティンがハイランダーになるのは決まっていても色々キツイことがあるかもしれません。
しかしこの第6話は昏睡状態で宇宙に消えたマグダルが主人公と言えるタイトル『時の詩女』と名づけられていますが、ヨーン、クリスティン、ダイ・グそしてジークの物語でもあります。(もちろん全てを通じての主人公は天照とラキシスですが)そして支える若き世代たちの物語というの改めて強く意識した前半部分でした。
神々の憂鬱
いや憂鬱ではないかもしれないけれど、東の宮(幽体っぽいですが)スパークの位置を確認したようですが…この後どうも不穏な動きになりそうで、彼自身は動けないということでまずはレンダウトを。そしてスペクターとポーターを呼び出しに行きます。
レンダウトの「体」が必要というのは…超帝国剣聖のことですよね。そしてアークとジョーカーにあらゆる犠牲を払ってでもラキシスを守れという事は…相手はあの連中としか。人外には人外。悪魔に対峙できるのは神。ショウメの争奪戦ということはもしや…
ジョーカーとARCH-スイレー
ポーターがジョーカーから力を授かり全能神となったことはサブテキストなどで示されていたり、アトロポスの章でフロートテンプルに戻ってきた天照に対してラキシスが力を返す瞬間、一瞬その姿を現していたりとしていましたが、これほどまでに能動的にスイレーとして受け答えしているのって無かった?いやあったかな?
しかし観察者たるジョーカーまで引っ張り出すとはボォスに秘められた謎の一旦が垣間見えるかもしれないと思います。レンダウトを連れていくというのもその一環でしょうし。シャデルファーで相当ヤバい事が起こりそうです。レンダウトの「体」が必要という事は彼女がミラージュの服装でオージェバインダーをさげたあのキャラシートの姿になるのかも?またマドラが腕をもがれるというのはこの時ではないか?そんな予感もし始めています。というかタイミング的にはここでしょというしか。
今は子づくりに勤しんでる薔薇の剣聖様と黒騎士様ですが…どのような流れでそこに突入していくのか?来月号も待ち遠しくなりました(といっても毎回こんなヒキですが(笑)しかし相当ヤバい事が起こりそうです。トラフィックスの時にも書かれていたけど、神々と人の交わるクロッシングポイント、まさにボォスはそんな星なのだなと改めて思った回でした。さて今年もファイブスター物語は熱い夏になりそうな予感がします。
※月刊ニュータイプ2019年7月号/Amazon
マドラが腕を失い、ラキシスが藍色髪になって悪魔と戦うのはショウメの
返信削除話であるとかなり前から予告されていますね。
スイレーは最初の設定では異世界の全能神でしたが今はスペクターの手下。
そのスペクターも全能神の前では塵に等しいという事でスイレーは
かなり格が下がってるようです。
Unknownさん>
削除スイレーがスペクターの僕っていうのはスペクターが登場してから明かされたんでしたっけ。
スペクター、格下でもその力は相当なものなのでジョーカーではその力を使うとバランスが崩れてしまうのではなかったかな?と。
なんにせよジョーカーでは絶対にキメキメできないスペクターですけれどレンダウトを元に戻すにはスペクターとスイレーの力が必要なんでしょうね。(超反則ワザみたいな。
なんか雰囲気が変わりましたね
返信削除先月は、思う点もありますが納得いく回答いただきました、ありがとうございました
【ダイ・グ】
自身がフィルモアが、そういうやり口の上に立っている事を自覚、しかしそれを必要としない理想に進む歩みは止まらない、今回もまた
【アラン・リー】
元老に従うしか選択肢がなかった彼女
皇帝の前に現れ告発しようとした事で処分の検討をされるでしょうが、トリハロンの指輪が託された事によりその身は守られるでしょう
しかしそんな指輪がポッケからハダカで…
【スパーク=マドラ】
東の君は知ってる、天照は知らない?
エスト、ファティマはこういうものなのだなと
【恋ダウド】
天照は超帝国剣聖と知ってました、時が来たら強制的に覚醒させられるのかな
脱皮失敗→金ピカサンダルがプレゼント、女性たちのなかで一歩リード?
【スペクター】
相変わらずイイ味出してます、天照が唯一対等な話をできる相手ではないでしょうか
人外魔境の様相を呈してきました、副読本はあまり読んでないのでどうなるのか楽しみ
とまとーさん>
削除なかなかこれだというのが出てこないのもFSSらしいって感じで今回もそれにそってきたなという印象です。とくにポーターが、ええそうなの?と。いや同じくらいの力を持つラキシスガードってのは既にアナウンスされてはいたんですが(リブートにて)それと同等ではなくまんまやん!ってつっこんでしまいました(笑)
まだまだ人外魔境続きそうです。