「薔薇の剣聖」|ファイブスター物語/FSS第6話アクト4 スプラウト・ソング~ショウメ争奪戦|NT2019年4月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

「薔薇の剣聖」|ファイブスター物語/FSS第6話アクト4 スプラウト・ソング~ショウメ争奪戦|NT2019年4月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】

2019年3月9日土曜日

FSS manga

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【月刊ニュータイプ2019年4月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

 今月号、短めでしたが盛りだくさんでした。まずは下拵えという塩梅なエピソードでしたね。しかし下拵えなエピソードでも驚愕の。いやだからこそのファイブスター物語というべきかも。それ以外にも恒例のスクールカレンダーはまさかの…。これは色めき立ったコレクターもいらっしゃるかもしれませんね。

月刊ニュータイプ連載ファイブスター物語/ロゴはイメージです
月刊ニュータイプ連載ファイブスター物語/ロゴはイメージです



 では今月号の気になった部分をピックアップしていきたいと思います。

momokoエスト

 スクールカレンダーの表紙、イラストが通例なんですけどまさかの…momokoエスト。momokoドールは簡単に言うと大人の着せ替え人形?というべきトイなんですが、とにかく衣装、小物が入念に作り込まれているドールシリーズです。詳しい事は公式サイトがありますのでそちらをご覧いただければと思いますが、1/1でも遜色のないドレスなど、しっかり仕立てられたファッションと小物類を着せ替え人形を組み合わせたドールシリーズがmomokoドールです。ファイブスター物語でもmomokoドールとコラボしたクリスティン・ビィのmomokoドール、momokoクリスティンがリリースされていました。そのお値段なんと14万円。100個限定ということで非常に高額でしたが、これは現物を見ると納得できるものでした。(ガットブロウは特別に原型師が起こしたものだったりします。)


 カイゼリンのフィギュアも開発が追い込みにはいっているであろうこの段階でmomokoエスト、どうなるんだよと思っていたら表紙扉で開発元であるペットワークスがリリースしている「aeシリーズ」のお値段に収まるであろうという事が明記されていました。とは言え1万5千~3万円ほどで、プレイステーション4なみ?かなと。それでも人気の高いエストがそのお値段ならと思いますがいかがでしょうか。リリース日が気になりますね。ちなみに数量はやはり限定になってくると思われますので続報を待ちたいと思います。

ソース|PetWORKs DOLL DIVISION - ペットワークス・ドール事業部

 しかしいくらクリスティンと比べてといってもお高い買い物には間違いなく、先月はOctober Beast×とのコラボでキャリーケースやエンボス加工のウォレットにラバーマットなどオートマチック・フラワーズの決算月ですか?みたいな感じです。まさか上がドタバタしているので(Kの字がDの字でドタバタした件)色々あるのかなあ?あ、momoko第3弾もあるようですよ…何だろう?推しのメガエラなら貯金はじめなきゃ。

スクールカレンダー

 ちなみにスクールカレンダーのmomokoエストの背景にあったお菓子は本編にでてきたものばかりだそうで、ピエール・エルメのイスパハンとマカロン。ジェリービーンズ、チュンスイタンのタピオカミルクティーくらいしか分からなかったです(^^;あ、ビスコも分かりましたよ。ビスコはマイ・サバイバル・キットに常備しておりますので(笑)あのチロルチョコもあったかな。失念しているのはチョコでコーティングされたケーキですね。なので口の中がチョコモードになっております(笑)

※チョコはチロルじゃないそうで。あとエンゼルパイとか、まあお菓子は名前気にせず食べる派なのですが本編にあったものばかりなので読み返すのも良いかも。

バイオハザードRE2

 クリス(永野護)やり込み中らしいとか。2はtonbori堂が最後にしたバイオハザードですね。3からはやってないんですよ。ええ基本『エースコンバット』の人なので。でもバイオハザードも息の長いタイトルですよね。映画にもなったし。ゲーム好きなら一度はやるタイトルです。ゲーマーの面目躍如たるところですが、昔はやり込み過ぎて休載と陰口もあったように思いますがゲームやりながらも連載はしっかりという(笑)スクショとってお手製マップをつくって攻略とかマジすぎる(笑)でもPS4って本当に凄いゲーム機でスクショが簡単に撮れるんですよ。とこれは余談が過ぎました。今月はその余波かページ短めです(ヲイヲイヲイ(多分クロスジャマーの追い込みやなんやかんやもあったという事でしょうが(苦笑)


 で、扉では『がんばれエストちゃんmomoko』でエストがアイシャから鉄パイプでしばかれてましたけど(苦笑)ゲームアイテムで銃より撲殺系の武装が最強ってのは往々にしてあることなんだなあってほのぼのしました(ヲイヲイヲイ(笑)では本編にいきましょう。

ラーンにて

 ショウメの命の水はフンフト様からモラードに。そして製作にはラーンの地下にある詩女しか開くことが出来ない施設。アンダーゲートは詩女のスコーパーの力でしか開けられない場所。そしてデルタベルンの天照内宮(フロートテンプルは外宮)の地下にも禁断のゲートが…もしやそれは…。ヘルタワーにも封印された蓋があるし、やっぱり魔宮ですね(^^;


 そしてモラードはある決意をもってタワーの製作にとりかかることになります。ツバンツヒ姐さん、モラードに自分たちの延命技術をちゃんと伝えていたとは。いやモラードもバランシェの手法を試すつもりがシステム・カリギュラと接触出来たからこそなんでしょう。ちなみにバランシェはカリギュラの不可侵圏であったというのはツバンツヒ姐さんがモラードに語った通り。太古のポリメリゼーション技術は基本的には門外不出なんでしょうがさすがナ・イ・ンの記憶を受け継ぐ詩女様、「ひととおり」存じているとは…。経験を積んだファティマとはまた違った意味で恐るべしだなと改めて思いました。だからこそ詩女様は微笑むだけなのかもしれませんね…。

薔薇の剣聖現る

 ミス・マドラ…になる前ですねこれは…。あのデコースが「ぼうや」扱い…。まあそりゃそうでしょう。何せ本物の超帝国剣聖であり、覚醒している上に、といってもまだ半分で人格がいろいろ複雑そうです。これには詩女様のスコーパーも関係しているのでしょうか?傷をつけられたから、最強の私に傷をつけた=この時代の一番の騎士。なんともえらい理由で目をつけられたデコース。災難と言えば災難です。だってスパークの時の強さはちょっと強いくらいの騎士なんだしーっていう。もっともマドラにそんな理由は通じないんですが…。そしてその裏にはプロミネンスの願いがあったというのも複雑です。兵器として生まれながら自我を持ち、存在に悩み、恐怖する。そこから逃れるための叶わぬ夢とは…。ですがプロミネンスの願いは完全には叶えられないと思いますが受胎したことでミス・マドラという人格に統合されていくきっかけになったと考えられないでしょうか。ともかく純血の騎士と在野の騎士では最強クラスであるデコースの血がまた次代へとつないでいく発端でもあったわけです。


 しかしあらためてナインのしたことって恐るべき事だなと思います。けれど神様にはその理屈が通らないってのはもっと恐ろしいですね…。だからこそバランシェじゃないけどより理解したいために毎回単行本やガイドブックを読み返すのかもしれません…。それと超帝国直関連の剣聖は皆さん業が深すぎますね。スキーンズとダッカス、そしてその子カイエン。関連してサロゲートマザーのクーン。セブンソード。スバース。スバースは晩年は子を遺し、血が拡散していった訳なんですが、その子らからまた剣聖が生まれ…。また剣聖に関してはエントリを上げて考察してみたいところです。

今回は

 こんなところですが、いろいろあって10ページほどでしたので助走の助走ってな感じでした。来月もどうなるかは分かりませんが…。ただラキシスが誰かと会う事が予告されています。さて一体誰と会うのか?来月号も待ち遠しいですね。

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