『花の詩女 ゴティックメード』全国ツアー30か所【ドリパス復活上映】(31か所となりました!)-Web-tonbori堂アネックス

『花の詩女 ゴティックメード』全国ツアー30か所【ドリパス復活上映】(31か所となりました!)

2018年9月12日水曜日

anime FSS movie ROBOT

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 お知らせエントリとして久しぶりにこのアニメの話を。


動画はYouTubeより|『花の詩女 ゴティックメード』劇場予告編|KADOKAWA
|(c)EDIT /永野護/オートマチック・フラワーズ

 ドリパス復活上映で全国30か所での上映が企画されていると公式サイトにてアナウンスがありました。

ソース|=GOTHICMADE=



全国3031か所ドリパス復活上映=詩女様の全国ツアー

 今回の復活上映はそういった趣があります。なにせ全国30か所です。全国津々浦々というにはもれなくカバーしているわけではないですが、それでも30か所はかなりの数です。ライブツアーのようにあちこちで上映されていくわけです。上映シネコンはTOHOシネマズとなります。

・ドルビー・アトモス対応上映(TCX)が9館。

 日本橋(東京)、赤池(愛知)、船橋(千葉)、くずは(大阪)、梅田(大阪)、仙台(宮城)、アミュおおいた(大分)、ららぽーと富士見(埼玉)、柏(千葉)

追記*20181003:北海道は札幌の札幌プラザ25にて復活上映イベントがアップされました。是非とも北海道方面の方はご検討宜しくお願い致します。

・通常上映は21館。

 水戸内原(茨城)、上田(長野)、おいらせ下田(青森)、浜松(静岡)、モレラ岐阜(岐阜)、ファボーレ富山(富山)、秋田(秋田)、宇都宮(栃木)、南大沢(東京)、甲府(山梨)、西宮(兵庫)、岡南(岡山)、高知(高知)、福津(福岡)、はません(熊本)、橿原(奈良)、緑井(広島)、新居浜(愛媛)、長崎(長崎)、与次郎(鹿児島)、川崎(神奈川)()内は所在地県名

 詳しいスケジュールはドリパスの販売中チケット一覧からご覧ください。

販売中のチケット一覧 | ドリパス

 それぞれのTOHOシネマズの場所はTOHOシネマズのサイトからご確認ください。

ソース|TOHOシネマズ

 常々思うんですが、ファイブスター物語の毎月の連載がアルバムのシングルカットとすれば、単行本はフルアルバム。DESIGNSなどは企画モノアルバムといったところでしょうか。そして『花の詩女 ゴティックメード』はライブアクトに位置付けられると思います。それも極上の永野護100%ライブアクト。といってもフィルムライブみたいなものですが、このライブムービーはソフトにならないのです。監督であり原作者である永野護が映画は映画館で観るものという考えの元、今の時点ではソフト化することは無いと話しています。作品も4Kで製作されており、GTMの起動音もこだわりの女性の叫び声をミックスした轟音。出来るならば5.1chドルビー・アトモスでその音を味わいつくして欲しいと思います。以上のことからこの作品を観るなら、是非とも劇場での鑑賞して欲しいのです。

今のファイブスター物語/FSSを味わいつくすために。

 この作品は完成までに6年もの歳月がかかっていますが、それは永野護が脚本のみならず原画、レイアウト、絵コンテ、監督までをこなしているからです。一般的なアニメーション映画でも製作には膨大な時間がかかります。スタジオ・ジブリでも宮崎駿監督がなんども、これが最後と毎度いうのは、アニメの製作に膨大な時間がかかるからです。

 しかも一人の人間の頭の中にある映像をフィルムにする(デジタル化としても敢えてここはフィルムとさせてください)には相当な時間がかかります。先ごろ逝去された高畑勲監督は一人のアニメーターに全ての原画を書かせようとして作品のスケジュールが押しに押したというのは知られている話ですし、となれば永野護の頭の中にある線を描けるのは永野護だけ。


 なのでよく6年で作り上げられたなともいう話なのです。というか70分のフィルムをつくりあげるのにそれだけの年月は必要であったということなのです。当然、作画監督に『とんがり帽子のメモル』の名倉靖博に門上洋子、山形厚史を迎えて人物芝居のカット原画はまかせているとは思いますが、レイアウトを決めるときに「じゃあ自分で書いた方が」と相当数なカットを上げたのは想像に難くありません(特にGTMのシーンなどは殆ど永野護の手による作画だそうです。)

 そしてその根幹は今月刊ニュータイプで連載中の『ファイブスター物語/FSS』に直結しているのです。宣伝用に立ち上げたネットラジオ(ポッドキャスト)「まもしん」(永野護のまもるとプロデューサーのKADOKAWA専務、井上伸一郎のしんで「まもしん」)では散々ファイブスター物語/FSSではないです(ある意味正しいんですけど)と言った挙句、エンドロール後のカーテンコール(声優キャストのロール)で、やっぱり『ファイブスター物語/FSS』じゃないかーとなったのはいい思い出です。


 物語の最後にシワルベがダランスのような格好になった時には…あれ?ダランスに似ているよな?でも、あれだ、手塚先生や石ノ森先生のようなスターシステムで同じメカだけどこっちではシワルベなんだよね。ホエールがベル・クレールみたいにと思っていたのです。ですが2つの帝国ってDESIGNSに書いてたな、あれ?となってのカーテンコールで、うわぁーやったなーっとなりました。(褒めてます)、やっぱりこれはファイブスター物語/FSSなのか?でもゴティックメードとは?その意味がはっきりするのは連載再開後でした。この衝撃については何度も書いているのでここでは割愛します。ですが今フィルモアとミノグシアの全ての大元はこの作品にあるといっても過言ではありません。なのでこの作品を未見でなおかつ「ファイブスター物語/FSS」ファン、読者の方がいらっしゃったら是非一度ご鑑賞をおススメしたいのです。今回のタイミングを逃すと次はまた一年以上後になってしまうかもしれません。ドリパスで投票再開されてもすぐに上映候補に入る人気があっても上映は不定期です。何卒このチャンスの逃さず鑑賞していただければと思うのです。


 tonbori堂も何処かの上映イベントに出かけるつもりではありますが、出来うる限りFSSファンで初見の方にこそ観て欲しい。そういう作品です。ちなみにドリパス復活上映はそれぞれに最低枚数が設定されています。上映を成立させるためにはそれをクリアせねばなりません。今回首都圏での上映や関西も幾つか設定されていますが、地方都市のTOHOシネマズでも設定されています。お近くのファイブスター物語ファンの方がいらっしゃったら是非に万障繰り合わせの上、お声がけの上ご鑑賞いただければ幸いです。

では皆さまそれぞれの『良き都行きを!』

追記:20180928

 ドリパスより完売もしくは成立した各TOHOシネマズにおいてプレミアBOXシートが発売決定です。この機にいかがでしょうか?今から5日後に各スクリーンにおいて限定席で数は少ないようです。

販売中のチケット一覧 | ドリパス

追記:20181004

 上にも書きましたが北海道は札幌プラザ25にても復活上映イベント入りました。成立枚数は不明なれどこの機に北海道の皆様にも是非ご覧いただければ幸いです。

以上のイベントは全て終了しています。

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