「衝撃の事実あるいは秘められた真実。」|ファイブスター物語/FSS|アクト4『パルスエット~二羽の小鳥』|月刊NT2018.5月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

「衝撃の事実あるいは秘められた真実。」|ファイブスター物語/FSS|アクト4『パルスエット~二羽の小鳥』|月刊NT2018.5月号連載分:感想|【ネタバレ注意!】

2018年4月10日火曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 今月号は何かと衝撃的なことが多く、また情報量も多い回となりました。それに明かされた話もあり、3159のアドラー大侵攻、そして3225スタント遊星への出撃へのお膳立てなのかなとふと考えたりもしましたが、それにはトラフィックス3のエピソードが終わってマグダルのエピソードが終わってからの事になるでしょう。『DESIGNS6クロスジャマー』の発売が待たれます。

Amazon|FSS『二羽の小鳥』掲載号『ニュータイプ 2018年5月号』|KADOKAWA刊

月刊ニュータイプ連載ファイブスター物語/ロゴはイメージです
月刊ニュータイプ連載ファイブスター物語/ロゴはイメージです



※【月刊ニュータイプ2018年5月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

がんばれエストちゃん

 今月号の扉は久々の『がんばれエストちゃん』新旧名称対応表です。今頃出してくるのもクリス(永野護)らしいけど、これの正誤表がいるんじゃないかという話もTwitterで予告されてた時に出ていました(笑)


 久々のF.S.Sクロニクルつっこみ大会どころの騒ぎじゃないくらいの事になるんじゃないかと思っていましたが、真の衝撃はその扉の下、いわゆる欄外に小さく「お詫び」の文字にありました。えー、前回のフィルモア王家の女王陛下はジェイン・ボルガ女王陛下で決定です(ヲイ!、しかもポーラ・ボルガ・フィルモア王女の妹君にあらせられるそうで…作者のチェックミス、いわゆるポカってやつです😅古参の読者なら覚えておられるかもしれませんが先に挙げたF.S.Sクロニクルという辞典が昔ございまして、その時点でのF.S.Sの全ても網羅した辞典がございましたが、蓋を開けると、かなりの誤植やポカがございまして、ファンがそれを見つけて編集部にという大喜利まであったくらいです(苦笑)


 まあ時代もおおらかでございましたので皆、大筋で分かっていればオッケイなところもありましたが、いやこれはなんとうか…やっぱジェイン・ボルガ女王でしたかということで(笑)でもそうなってくるといろいろと修正も必要になってくるというか。ここは時間をかけたいわば完全版21世紀(GTM)対応クロニクルが必要なところですが…これまた誤植にミスがあるかと思うと、まあ基本的に一人の頭の中に収められているのでここが難しいところでもあります。でもクロスジャマーでひと段落したらNT編集部編でクロニクルめいたものを作成して作者であるクリスのチェックを受け完全版クロニクルを目指して頂ければと思いました。

新旧名称対比表

 公式が出たのはありがたい事で、しかもなんかアレとかコレとかの新名称まで(笑)ジャグワ・フレームってジャギュア=ジャガーでしょうか。パンターとかレオパルト、ティーガーがあるくらいですから、あっても不思議じゃないですが(笑)ちなみにホワイト・モルフォの名前は無いので(オージェはモルフォ・ザ・スルタン、オージェ・アルスキュルはモルフォ・レス・トリバネル)もしかするとデムザンバラは魔導大戦後、天照家に戻る事になるかもしれないですね。何故ならナイト・オブ・クロームの名称だけはアウクソーだけが知っているとなっていますから。


 あとゲート・シオン・Mk2の項でスペック(ツバンツヒ姐さん)がS型ミラージュの設計に関与とありますが、K型、L型、R型にはクラックが関与とあります。やっぱりクラック、エピソードありそうですよね。騎士でガーランドというと…うーんでもどうなんでしょうね。タイトネイブはいるけれど。あ、そういえばクラック確かワスペン・クラックって名前があったように思いますが、既に古い情報は当てにならないし(笑)ではここらでさらなる衝撃の本編の内容について書いてみましょうか。

衝撃の事実『二羽の小鳥』たちとは…

フンフトの娘たち

 さらに衝撃の事実が…というかこれもある意味、DESIGNS4記述ミスの類になると思いますがフンフトの在位時期と星団歴2974年って微妙に合わないんだけどという話は以前からあって(2920年から2961年。桜子誕生が2961年の出来事とありながら別のページで桜子の誕生は2974年となっている。)これで2974年が正しいということが本編ではっきりしましたが…えーっとフォルティシモって…アルルのことかえ?まじぇ?ってなってしまいました(笑)


 いやそれよりも、そのお相手カモン殿現れて、その正体はハリコン・ネーデルノイドとか開いた口が塞がらないですよ。またの名をカモン・ピアノ・メロディとは。しかし桜子とアルルってDESIGNS2では異母姉妹って書いてたんですが…あと年齢合わなくない?となりますが、そこはどうなるんでしょうね。これはカモフラージュ?だったのでしょうか。単純なポカだったんでしょうか。好意的に解釈すれば前者でしょうね。この段階で分かるからこそ、なんと!ってなるけど最初から分かっているとってのはありますから。どちらにしてもアルルと桜子って姉妹なのは変わらないんだけどお母さんが一緒でしかもフンフトとなればかなり今後の見方も変わる事になります。


 でもあの時点で2子を身ごもるとは。で、最初の子と次の子ってそれは詩女の力なのかそれともジョーカーの科学力なのか。そもそも生きた兵器をつくってしまうという超帝国からの話ではあるんですが、やはり気になる部分ですね。そしてアルルの剣の師匠は懐園剣をカモンが持っている、そしてユリケンヌがいる事から、アルルには父親から渡されたという事とことになりますが、ならばアルルはどこまで事情を知っているのかとそこも気になる部分です。魔導大戦開戦直前にコレットが、アルルに言った事は(コーラスとの因縁)はアトキの事以上に何かあるとも今になって考えるとそうではないかと思えます。未だ存命ならばララファがフォースの身体の中で再構成されるわけもなく…。その後にカリギュラとの戦闘でということなんでしょうか…。この継承の話も今回気になったところです。


 ハリコンのエピソードは既に出来上がっていると何時ぞやにクリスは言っていたように思うので、まさかこれだけの出番とは思い難く旧エンゲージがアハメスとなりアルルのSR1が連載に登場したときにまた語られるのでしょうか?しかしサタンとの戦い。これは今までも振りはあったけど大きな比重をもっている事が改めて示された格好です。つまり封じているものの正体。あそこに封じたものとはってことですし、そこにはスタント遊星も絡んでくるという事になりそうですし。そうそう懐園剣(雄)もリッターピクトでアルルが持っていたのと違う形状、ガットブロウ・ラングン仕様で再登場しましたが、あれは望む形に勝手になるってことで今回第二形態というべき形になったということで了解しています。あと今回剣聖ララファとプロミネンスの当時の姿も掲載されライブとカラット?の2体のセントリーまで。P数に対して画の情報量は膨大なものがありました。

ノルガンの名を持つものたち

 そしてショーカム、「ノルガン・ショーカム」だったそうで。こちらはフィルモアの方なんでしょうけどまだ細かいことは不明です。ただリリと知り合った時には既に症状がでていたようですね。まだ素性は明らかになってはいませんが、王族なのは間違いないようです。(今更ショー・カムとちがうんかいとは思ったりもしましたが、実はDESIGNS5リッターピクトの本文ではショーカムになってんですよね。ここらも校正ミス?かも。)トライトンのコールタールのようなドロドロなところで同族でさえも追い詰めるそんなところで育ち母を殺された(文字通りではないかもしれません、自殺に追い込まれたり事故にみせかけられたり)だからこそ法の秩序にこだわりをもった…そんな感じがします。


 そしてリリとの間に産まれたのがジーク、そして第2子が茄里というところなのかなと…。彼の正体がモーズ(ポーラとバシルの子)であればしっくりくるんですが、存命なのかそうでないのかがはっきりしないのでこれは保留としておきたいと思います。ただノルガンの名を名乗るという事はノルガン財閥と関係があり、そうとうな力をもっている家系の出で、その名は現在ジークボゥが名乗っている苗字でもあることからやはりそうではないかという気もします。ノルガン財閥の所有者はリリ説ありましたけどここいらも、フィルモアのダミー企業説もあるし、アドラーに本拠を置いてるとは言えまだはっきりしない事が多いです。


 ただそれは秘められる真実として限られた人の心に残っていくものなのかもしれませんあ、そういえばヘアードの御母堂が登場されましたね。フンフト様時代の方だったとは。そして止めのコマではあのAFガーランドが登場。リリとショーカムの別れが近いということで来月はちょっと悲しい展開になるやもしれません。

今月号も

 情報量が半端なく詰め込まれていました。来月号も今から楽しみではありますがここで、扉の右隣ページ、広告だったり特集ページだったり、今月はF.S.S14巻ウェブアンケートの告知です。2018年5月9日までの期間限定ですのでお間違えなきよう。ちなみにパスワードが必要のようですからNT今月号を忘れずに。


追記20180412:アンダーラインを引いている部分追記です。枕部分とノルガン財閥についての事を書き足しました。

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