トーさん印ではあるが…。|『フルタイム・キラー(全職殺手)』(2004公開|香港)|tonbori堂映画語り-Web-tonbori堂アネックス

トーさん印ではあるが…。|『フルタイム・キラー(全職殺手)』(2004公開|香港)|tonbori堂映画語り

2013年11月14日木曜日

crime movie

X f B! P L

 「ザ・ミッション非情の掟」のジョニー・トー監督作品。アジアの大スター、アンディ・ラウに対して日本のG.T.Oこと反町隆史ががっぷり組んだ1本。

『フルタイム・キラー(全職殺手)』/監督ジョニー・トー/本邦公開時ポスター
『フルタイム・キラー(全職殺手)』/監督ジョニー・トー/本邦公開時ポスター


名手トーさんのお仕事モード。

 反町隆史にアンディ・ラウという取り合わせにも興味があったし・・・・・・・いやスタイリッシュな映像に小ネタもなかなか効いているんだけど・・・・・・・・・・反町くん、広東語を喋れとは言わない、せめて台詞は英語でできなかったかー(オファーがあればやったと思うんだけど…ねぇ)


 アジアをまたにかける殺し屋なのに、しかも香港を拠点にしているのに広東語はおろか英語も出来ないってのはちょっと変ではないかいね?というかアンディの日本語にもびっくりだったけど取りあえずの説明に納得・・・・・出きるかい!(爆笑)とはいえ理由的にはありとは思いますけど、まーなんていうか難しいっすよねーこーゆうのは(汗)相手が『LOVERS』の金城くんだったらどうなってたかなと夢想するけど・・・・。多分アンディの役を金城くんで反町くんの役をアンディだろうなと。で、それのほうが言葉の事を気にしないで観れたかも。いや見方を変えればあーゆうのもありなんかもしれんなー。でも異なる国の映画に出ようと思うならその国の公用語ないしは英語は必須かなと思いましたよ。その上で日本語を使うってことでアクセントが出てくるのでは?そう思うと難しいっすね。ストーリー自体の骨格は嫌いじゃない系統なんで余計にそう思うのかな。まあ外に出る気が本気であるなら会話とは言わない、せめて脚本のセリフは丸暗記!もうこれが必須だなと痛く痛感した1本。

トーさんの良いところもある。

 照明の陰影、ビデオ店の入り口のショットなどトーさんらしさも散見できる。トーさんのお仕事モード全開な1本としてはチェックの必要はあるかも。

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このエントリは本家ブログ(web-tonbori堂ブログ)よりの転載加筆分です。

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