アンジー姐さん、またも大暴れ|『トゥーム・レイダーⅡ』(2001公開|米/英/独/日)|tonbori堂映画語り-Web-tonbori堂アネックス

アンジー姐さん、またも大暴れ|『トゥーム・レイダーⅡ』(2001公開|米/英/独/日)|tonbori堂映画語り

2012年11月2日金曜日

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 ゲームでお馴染み冒険家で考古学者のララ・クロフトが古代の神秘を追い求める冒険映画の続編。主演も同じくアンジェリーナ・ジョリー。

『トゥーム・レイダーⅡ』(2001公開|米/英/独/日)/ロゴはイメージです
『トゥーム・レイダーⅡ』(2001公開|米/英/独/日)/ロゴはイメージです

やはりララ・クロフトを演じられるのはこの人しかいない…

 手っ取り早く言えば「インディージョーンズ女性版」。但しインディーは第2次世界大戦前夜の話なんだけどこれは現代のお話で出てくるガジェット(小道具)もいきおい今風になってくる。インディーはムチと旧式なリボルバーで立ち向かうが彼女は2丁拳銃で派手に遺跡を狙う悪漢どもを打ち倒す。しかも格闘技にも通じておりまさにスーパーウーマン(笑)元のゲームはデモ画面しか観ていないけれど映画はPART1はすごく大味(爆)だった。

Web-tonbori堂アネックス:アンジェリーナ・ジョリー、大暴れ。『トゥーム・レイダー

 なので今回は劇場はスルーしてDVDを借りた次第。アクションで鳴らしたヤン監督なので前よりさらに大味の危険性がと思っていたので(ヲイ!

前回にもまして大味

 内容は「007」パターン。主人公がまず別の仕事にとりかかり(実は後半の伏線も兼ねている)まずは挨拶代わりにアクションをかますアバンタイトルに始まり、本拠地での状況説明(ララの場合はイギリスのお屋敷)ほんでもって敵の組織に潜入したり追いかけたり、危機一髪をかいくぐりながらラストの大団円を迎えるというよくあるパターン。


 前作もおおまかな話の運びは同じだったけどジョン・ヴォイドとの親子共演もあったし話題性はあったんだけど今回はそーゆうサプライズもなしひたすらジョリー姐さんのあばれっぷりで押し通していた。ネタは世界を滅ぼすほどの力が秘められた「パンドラの箱」アレキサンダーが一度持ち帰ったがあまりの強力さに恐れをなして「生命のゆりかご」と言われる場所へ封じ込めた。それを手に入れ世界を牛耳ろうとする悪の博士を女王陛下の命を受けたララが追うということでより「007」っぽくなったのにはちょっと笑ってしまった。もっともこの映画はジョリー姐さんの鍛えられた体とアクションを堪能する映画でそれ以外は一切無いのでこれでいいのかも(苦笑)


 お話はスケールが大きいわりには何故か駆け足のためそれを感じさせない。敵も超強力という訳でなく消化不良に陥りやすい構造であるため3があるなら敵のキャラクターをもうちょっと作りこんで欲しい。例えば人でなく遺跡を守る番人との戦いとかをメインに持ってきても良いのでは?前回もそういったシーンのほうがカッコよかったし。しかしジョリーは凄い人だ演技力で勝負できるのにこーゆうのも嬉々として受けちゃうんだから。そーゆう意味ではカッコいいと思うぞ(笑)

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MOVIEtonbori堂「トゥームレイダー2」

元記事を2004.6.23-16:23:04改稿掲載

追記:20170804

  1. タイトルに「またも」を付けたしました。
  2. 本文中に『トゥームレイダー』のエントリのリンクを追加しました。

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