漫画原作映画では自分の中では一番。いやマジに。
(追記2011.08.15現在でも漫画原作ではベスト5にはいる。さらに追記2023.10月現在、やんごとなき理由で圏外となりました。残念だけど。)
地獄甲子園/ロゴはイメージです |
たぶん夏が似合うお馬鹿映画(褒め言葉)
野球に大切なのはチームワークだ!すなわち友情だぁ!
いやなんていうか慢☆画太郎の原作を大胆にかつテイストを残して、よく映画化したもんだとあきれるいっぽう感心した(笑)
雑感
全体を流れる感じとしてはインディーズムービー的だが、それもお馬鹿感を醸し出す雰囲気に一役買っている。和歌山市のフィルムコミッションの協力で半ば合宿状態で撮りあげられたそうだが山口監督が第2班監督として参加した「VERSUS」での経験が生かされている?のかもしれない。
そういう絶対的な熱量が画面から伝わってくるものまたイイ。主役の坂口も熱演だがあえて脇役に目をやりたい。校長役の永田さんや松井ゴリラのドンペイなど個性的なキャラクターが目白押しだが一押しはメガネの母役三城晃子さん。いやCMなんかではすごいおばちゃんやなぁと感心してたけどまざまざと迫力を見せ付けられた。特に坂口扮する十兵衛との対決シーン、アクション自体はスタンドインだけど決めは三城さんのカット。これがアクション俳優の拓ちゃんにも引けを一歩も取っていないのだ!これぞベテランの味!歌舞伎の見得にも通じる(笑)
総評
お馬鹿と侮るなかれこれは青春熱血アクションでもあるのだ(笑)そしてあれこれ詰まったお子様ランチみたいな映画でもある。ぐたぐた言うよりただ見て馬鹿笑いが似合う一本です。ちなみに原作忠実度ではおまけの「ラーメン馬鹿一代」のほうが忠実。オバカテイストもぎゅっと濃縮で脳天直撃です。菅田さんのあほう演技が堪能できます(爆笑)いってみるとビーンボールすれすれの際どい球を投げてきて、たまにぶち当たる、そういうヤバい映画です(笑)
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元記事を改稿掲載
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