男の戦い/ファイブスター物語/FSS/ ニュータイプ2026年5月号/act6-2「44分間の奇蹟」|感想/考察【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

男の戦い/ファイブスター物語/FSS/ ニュータイプ2026年5月号/act6-2「44分間の奇蹟」|感想/考察【ネタバレ注意!】

2026年4月10日金曜日

FSS manga

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 とうとうこの時が来ました。カイエンはあの時確かに落命しましたがもやっとした光の雲みたいな「ある者」たちによって44分間の時間を与えられました。そして再び現世へとアララギ・ハイトとして生きて、その時を迎えカイエンとして物語に帰還しました。ちなみにハイトは転生でも憑依でもなく本人そのものだそうです。ただ全ての力は封じられ記憶も疑似記憶のようにハイトという人格、人生を与えられていたと思われます。思われますってのは攻殻機動隊なら電脳に疑似記憶をっていう辺りになるんでしょうけど、その後しっかり元の記憶も力も戻ってというのはまさに…神の御業ってやつでしょうか(;^ω^)でもいいんです『ファイブスター物語/F.S.S』は「おとぎ話」なので!(いいのか?(笑))ちょっと思い出したのは手塚治虫先生の短編作品集「ザ・クレーター」の一篇、そのタイトルも「生けにえ」という古代メキシコの少女が生贄となり今にも首を落とされようとする瞬間、死にたくないせめて後10年子どもを産み育てたいという願いを神に願うと神は願いを聞き入れます。その後は…。さてくりす(永野護)はどういう結末を用意しているのか?(GTMヒノヒメは擱座するほどの激戦だしマキシが別世界に行くのはまだ先だと年表で分かっているのですが、この戦い決着だけは年表からでは分かりません)既に来月号が楽しみになっているのですが、ともかく今月号の気になるところ行ってみましょうか。

月刊ニュータイプ2026年5月号/KADOKAWA刊
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ソース|生けにえ|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

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扉「剣聖ダグラス・カイエン」

 扉は剣聖カイエンのキャラシート(これは既出のものですね、初出はちょっと思い出せないけど)とカイエンの解説です。読むと改めてこの剣聖の流転の人生が分かります。超帝國のボォスの皇帝であったヤーン・ダッカスと超帝國剣聖スキーンズとの間に産まれた(といってもその時はまだ受精卵)ものの星団を離れる事になった超帝國炎の女皇帝の皇帝団として星団を離れる2人からセントリー・ライブへと受精卵が預けられますが、これは「残されたものたちへ」の意思でもあると、そしてこの「残されたものたちへ」というワードは今後頻出するとも。これもしかすると、超帝國絡みもある「灰の勲章」エピソードにも関連してきそうです。具体的には今回のエピソードとのつながりは無いかもしれないけれど超帝國でいえばマドラもそうだし、ナオら超帝國剣聖やナ・イ・ンも現在星団にいる訳ですから超帝國の残滓というものがあるいう意味では今回のエピソードは裏にそういうものが潜んでいるともとれますよね。

3回死んで3回蘇った男

 カイエンの2回の死亡エピソードはすぐに分かったけど3回?と思ったらスタント遊星恒星バスターでの破烈の人形の戦闘で「ほぼ」死んでいたそうです(えっ?)元々カイエンは超帝國の純血の騎士なので、他のジョーカー星団の人たちとは違って長命なはずなのですが、そこでかなりの消耗があったということで今のカイエンはその頃に出来上がった感じもあるのでしょう。その後自分の出自を知ってバランシェを殺しにいったら護っていたリンスに喰らってそこでまたもやというのはツラック隊エピソードで差し込まれたアウクソーの助命にかかるお話で描かれていました。まあそこで今度は神の力を見せつけられ捨て鉢人生がさらにドライブしてしまったという苦労と言うのは違うかもしれないけどなかなか壮絶な人生を送っている男でもあります。

生けにえ

 カイエンは44分間の時間を貰った訳だけど、それも神の企みなんですよね。マキシが危険な炎の女皇帝の純血の騎士でありながらもファイティマでもあるけれど彼は後にタイカ宇宙へ送り出され、やがてシルビスと結ばれ、のちに神格を得てファーンドームの星王となります。その心残りを解消するために、炎の女皇帝の精神を継ぐ者のために命を散らしたカイエンを引き伸ばしたのか?とも取れる訳である意味神は意地悪い(これはザ・クレーター「生けにえ」エピソードを読んだときにも少し思ったんですよね)と思ってしまった訳です。

 ただマキシはここでは落命しないことは分かっています。ということはマキシはファティマのままではあるけれどもしかすると人の心知るための「生けにえ」となるために?そしてそれはもし44分間が無ければ知らないままに、星王の台詞から思うにあの状態からでは多分知らないままに大人になりシルビスにあって人の心を知るみたいな展開も少し妄想しましたが父親との「男の戦い」を経てという事なのか?と。

 それとカイエンがやたらとマキシをこのままにしておけないっていうのは翻ってミースの想いを受け止めきれなかった事への贖罪の意味もあるのではないでしょうか?歪んだ贖罪ではあるけれど騎士というのがある意味呪いであればそういう結論に至ってしまうのかな…ミースが産みだしたものへの落し前はつけたいという想いもあったのかと思います(だから死後産まれたマキシを止める事が自らが蘇った理由だと言ってるのではと。)

ともかくこの戦い、来月号で決着つくとは思えないけど早く次のエピソードが読みたいですね。

剣聖の大渋滞

 よくよく考えると剣聖マキシ(今はまだ剣聖ではなく、この戦いの後に剣聖になるはず)、剣聖マドラ、そして剣聖カイエンという剣聖大渋滞な状況でやっぱりマドラは今回解説に周るようです(笑)あとエフィーがもう完全にお笑い要員になってます(笑)あの団扇、汎用性が高い(メッセージが映し出されるので吹き出し的に使えてる)ですよね(笑)今回のお笑い担当ということですね。

アウクソー

 気になるのはまだまだあって、アウクソーが44分間の奇蹟が終わった後本当におさばらしてしまうカイエンをまた目の当たりにして今度こそ大丈夫かという事ですね。アウクソーは純潔の騎士専任でありファティマの祖たるフォーカスライトでもある訳ですが延命のためフローレス称号をとるために動いているとはいえ本当に純血の騎士に殉じて自ら命を絶つ…いや今度こそアマテラスに教えてもらったあの言葉を唱える(結果が同じことになりそうな気がしますが)のか…。そちらは切なくなりそうな予感がします。

シュペルター

 さすがにひと月経ってるんで、もういいかと思いつつ、GTMアゲハ型「シュペルター」扉になぜアウクソーだけが外されたのか?カレンの力が及ばなかったのは何故か?エピソード最後に明かされると書いてあるんですがもしかして、それこそヲーイ、ヲイヲイヲイヲイな理由かもしれないと今からワクテカです(ヲイヲイ)もっとも折角の新規名称デムザンバラさんが悲しいけど、正直デムザンバラ長いし噛みそうなのでシュペルターでいいかと思ってます(笑)

次号は5月9日

 来月号はGWの終わりすぐです。そして予告されていたQ&Aも含めてまた『ファイブスター物語/F.S.S』巻頭特集です。何が飛び出すのか?もちろん表紙もF.S.Sです。そして編集後記を読んでいると角編集長、今号で退任されるそうでお疲れ様でした。来月号も手伝っておられるそうですが今後のご活躍を祈念いたします。ということで来月号はある意味新体制でもあるのでどんな特集になっているのか連載と共にそちらも楽しみです。


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