『シャドウズ・エッジ』:レジェンドの風格と厚みを増したドラマが光る一作:tonbori堂映画語りbyAmazonPrimeビデオ-Web-tonbori堂アネックス

『シャドウズ・エッジ』:レジェンドの風格と厚みを増したドラマが光る一作:tonbori堂映画語りbyAmazonPrimeビデオ

2026年5月5日火曜日

crime movie

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  Web-tonbori堂アネックス、これまで映画関係の感想アップしておらず、半年弱が経過してしまい、いやこらいかんという事で、ともかく映画感想をアップしようと2026年の映画初めとして選んだのは、香港映画ファン注目のジャッキー・チェン主演アクション大作『シャドウズ・エッジ』です。

 本作はジョニー・トー製作、ヤウ・ナウホイ監督の刑事アクション『天使の眼、野獣の街』をベースに、現代的なアップデートが施された1本です。で、なぜこの作品にしたのかは、AmazonPrimeビデオに配信あるのでちょうどいいかと(;^ω^)、ちなみにレンタル990円なのでよろしければ。

Amazon.co.jp: シャドウズ・エッジを観る | Prime Video 

ということで「tonbori堂映画語り」枠ではありますがレビューいってみましょう。

 『シャドウズ・エッジ』|本予告|Klockworx VOD

このエントリはtonbori堂のBlueskyのポストを基にGoogleの対話型AI、Geminiで素案を生成し、加筆修正したものです。


『シャドウズ・エッジ』観た。大阪でも上映館が既に少なかった。最初から?それはさておき近年のジャッキーには思うところはあれど、アクションスターとしてはやはりレジェンド。存在感を放ちつつ脇も立てる導師役としても立ち回る役どころ。ジョニー・トー監督のリメイク元をベイのような火力で近代化しましたな印象ではあるが芯にある子豚と犬頭とのやり取りに加え、前作ではないウェットな情感も足していく部分は悪くなかった。子豚と犬頭に縁を持たせた設定。強盗団のボス(レオン・カーフェイ)にも時間増えた分厚みを持たせたのは正解。食事シーンがいいアクセントになってた。これが今年の映画始めになったけど満足な1本でした。

— tonbori堂 (@tonborido.bsky.social) 2026年1月9日 9:31

「物量と火力」による現代的なアップデート

 オリジナル版(ヤウ・ナウホイ監督)が持っていたソリッドでストイックな緊迫感に対し、今作はまるでマイケル・ベイ作品を彷彿とさせるような「物量と火力」で攻めてくる印象です。演出が派手になった分、かつての鋭利な空気感は少し薄れたものの、その隙間を埋めるように「ウェットな情感」が足されています。決して前作がウエットな情感が無いわけではないんですが、プロに徹した仕事人たちのドラマという側面が強いかなと。ひるがえって今作『シャドウズ・エッジ』は主人公たち「子豚」と「犬頭」に縁を持たせた設定変更は、親子ほどいや、祖父と孫ほどの年齢差のある主演のジャッキーと「子豚」こと果果(グオグオ)役チャン・ツィフォンのやり取りに影響を与え物語に情感深い奥行きを与えていました。


ジャッキー・チェン、レジェンドとしての「導師」役

 近年の言動などに賛否あるかもしれませんが、やはりジャッキー・チェンの存在感は格別です。今作での彼は、単なるアクションスターとしてではなく、自ら輝きつつも脇役をしっかりと引き立てる「導師(メンター)」のような立ち回りを見せています。相変わらずのアクションシーンでの技や動きなど、もちろん往時のようにビルからとなりのビルへとか、高い場所から落下とか(っぽいことはやってましたが)抑え気味ですが、カバーとして入ったアパートに襲撃者が現れたときのアクションシーンや、最後の対決などもさすがの貫禄をみせています。

 ただそれだけではなく果果や追跡チーム「動物園」のメンバーに向ける眼差しはすでに指導する側のそれでした。元々ジャッキーは自らも監督もし、アクション指導には自らのスタントチーム成家班が担当することが多いです。出演者も若いメンバーが多くレジェンド相手に緊張しているところを、メイキング動画を観るとリラックスしてと声をかけるジャッキーは既に映画の導師的立場でもありました。

 そんなジャッキーが歩んできた長いキャリアと年齢が、演じるキャラクター、追跡、尾行のプロフェッショナルであるホワンに深い説得力を与えており、今の彼だからこそ表現できる「重み」を感じさせてくれました。


 レオン・カーフェイが魅せる「悪の複雑さ」

 そんな本作の白眉は、強盗団のボスを演じたレオン・カーフェイの熱演でしょう。元々オファーされたときに以前に演じたのと同じ立ち位置の役を演じることに消極的だったそうですが、本作の監督ラリー・ヤンに今作はオリジナルとは違ったアプローチで前作とは違ったキャラクターの側面を引き出しますと口説き、ならばと引き受けたそうです。そのためオリジナルよりもキャラクターの掘り下げに時間が割かれており、特に以下の描写が見事でした。

養子たちへの愛情と、冷酷な生存本能の葛藤

 食事シーンに見る人間臭さ(作中3回ある食事シーンは、ジョニー・トー作品へのオマージュを感じさせる素晴らしいアクセントでした)育てた子供たち(孤児院の孤児たち)の成長を喜びながらも、いざ自分の命が脅かされれば生存本能が牙を剥く。アクション俳優ではないカーフェイが鬼気迫る気迫でナイフで襲い掛かる一番めをかけていたシーモンが雇った暴漢を次々に倒すさまはまさに鬼でした。この複雑な二面性は、彼のような名優にしか出せない味と言えます。

 またカーフェイとジャッキーの共演というのはほぼアクション映画のジャッキーと幅広い作品に出演するカーフェイでは接点はありそうでなく、実に『THE MYTH/神話』以来約20年ぶりだったとか。互いに一時代を築いたレジェンド俳優の競演という点もポイントの一つです。

惜しい点と製作背景への想い

 もちろん、すべてが完璧というわけではありません。以下箇条書きに

  • ラストの展開: 意図は伝わるものの、やや蛇足に感じられる部分もありました。(実はは〇〇〇でという部分(ネタバレ回避のため伏字)、いわゆるハリウッド映画のポストクレジットというやつです。これは続編も視野に入っているのでしょう。)
  • 製作背景: 冒頭の「大陸側の許可」に関する表示など、現在の香港映画を取り巻く環境に複雑な思いを抱く瞬間も正直ありました。

総評:新旧の魅力が融合した満足度の高い1本

 かつての香港映画の鋭さを求める人には好みが分かれるかもしれませんが、ドラマの厚みとレジェンドたちの共演は一見の価値ありです。

 物量で押す近代的なアクションと、食事シーンに宿る情緒。同じくジャッキー主演の『新ポリスストーリー』の流れも汲んでいるような、非常に満足度の高い鑑賞体験となりました。ジャッキーが好きだった人なら満足できる、もちろんレオン・カーフェイファンも堪能できる1本になっていたと思います。

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