灰の勲章|ファイブスター物語/F.S.S永野護最新デザイン&解説集『F.S.S DESIGNS7 ASH DECORATION』|ファーストインプレッション|感想【ネタバレ注意】-Web-tonbori堂アネックス

灰の勲章|ファイブスター物語/F.S.S永野護最新デザイン&解説集『F.S.S DESIGNS7 ASH DECORATION』|ファーストインプレッション|感想【ネタバレ注意】

2024年3月16日土曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 待ちに待った『ASH DECORATION 灰の勲章』が発売となりました。実はtonbori堂、都行きの事もあってAmazonで予約していたんですね。(本屋さんではいつもニコニコ現金払いなんですが都行きで金欠も予想されたのでAmazonでのクレジット決済にしたのです)したらば、久しぶりのkonozama(Amazonで予約すると発売日当日に来ない事があってそのように言われています)を喰らってしまいましたが、よくよく考えると発売日当日に届くシステムでいろいろ運送業界もヤバいというのがあって、それはもう仕方がないなと思う事にしました。それにお楽しみがちょっと伸びたと思えば別に大丈夫かなと。そしてこの日曜に無事に到着しピックアップした次第です。運送用ケースから出した感想は…デカい!です。古のトイズプレスのような専用ケースではないんですが本体の大きさは『DESIGNS4覇者の贈り物』かトイズプレスの『KNIGHT FLAGS』(軽装版)並みの大きさです。B4版ってこんなに大きかったっけ?と思う大きさでボリュームも満点でした。ということでざっくり(1週間経ってもまだ本当にまだざっくりとしか読み込めていないんです。)としたファーストインプレッションをお送りしたいと思います。

阪急大阪梅田駅2Fクランクウォールに張り出された『DESIGNS7 ASH DECORATION/灰の勲章』(Amazon)のB0判ポスター/2024.3.10まで掲載

リンク|Amazon.co.jp: F.S.S. DESIGNS 7 ASH DECORATION : 永野 護: 本 

『F.S.S DESIGNS7 ASH DECORATION』

 とにかくケースから出して思ったのは、大きい!の一言ですね。そういえばトイズプレスのCHARACTERSからのデザイン集では専用ケースを仕立てていましたがそういうところはちょっと残念感もあるAmazonのケースでしたが本体は大きく、久しぶりのB4判型、そして頁数も192Pのボリューム感はパンチあります。そういえば『KNIGHT FLAGS』というトイズプレスのCHARACTERシリーズのデザイン集はB4判型で上製本と軽装版がありtonbori堂は軽装を持っているんですがその時もこれ分厚いなと思ったものです。頁数は確か150P以上?今手元にあるんですけどノンブル(頁の表示)が無いんですよね。でも ASH DECORATIONと並べてみるとKNIGHT FLAGSの方が若干厚み少ないので(紙の厚みのこともあるので断じれませんが)今のところASH DECORATIONが永野護デザイン集で1番厚みがある?いやクロニクルがあったか。いやデザイン集という括りなので厚みダントツだと思います(笑)当然中身も盛りだくさん過ぎて日曜(3/10)にピックアップしたのに今現在、木曜日(3/14)ですがまだ隅々まで目が通せていませんが既に星団民の中でも、?とか!とか、それは表紙のあの凶悪なGTMもそうなんですが、その膨大なテキストの中の一文で一喜一憂しています。先の展開も示唆されているASH DECORATION、今後も片時も離せないDESIGNSの1冊になりそうです。次はまず目に付いたものについて少し書いてみたいと思います。

ASH DECORATION(Amazon)とKNIGHT FLAGS、同じB4判型。トイズプレス刊行物は大型判型が多くありました。


天照家|Zarathustra Krieg Kamplitter Mirage GTM

 まずはこのASH DECORATION(Amazon)の中心となるミラージュ騎士団と天照家のキャラシートとその解説文。これだけで日が暮れてしまうほどのボリューム感があります。中でも天照家の系図や再度のアマテラスの解説があります。そしてマグナパレス、ツゥアラトゥストラ・アプター・ブリンガー、その補機であるルナ・アインハイト、コードレターにマーキング、他のブリンガー・シリーズ、グリット、ハイファ、フルトリム、ダイアモンド作でありながら閃エンジンを搭載したミラージュGTMと数えられる火之姫、賽星も掲載されています。また魔導大戦時のミラージュメンバーという確かにそれだけのボリュームになるなと。本当にそれを書くだけで日が暮れるので少しパラ読みできになったところをかいつまんで書いてみたいと思います。

J型駆逐戦闘兵器デトネーター・ブリンガー

 表紙カバーはDB1スカーレット・ホログラム、以前に付けられていた…はずのイェンホウは火砲の名称となったようです。この禍々しいけれど美しいロボットが表紙となっています。擱座したエンパー・テンプルからヤクト・ミラージュ、そしてこのデトネーター・ブリンガーへ。実はその事を思い出させる一文が解説ページに書いてあって、そこ拾うのか!となりました。まあカラミティで擱座するのはマグナパレスですもんね。展開としてはカレンダーに書いてある事や別冊テレビジョン/エルガイムⅡに書いてあることも内包していますから。でも今回のその一文、DESIGNS永野護デザイン展に行ってなかったら忘れていたと思います。デザイン展で別冊テレビジョン/エルガイムⅡの「ファイブスター物語」に沿ったイラストの原画展示を見てたから、この解説での話はミズンで擱座したエンパー・テンプル!となったんですよね。擱座するクロロフィル・ヘイズというのはエンパー・テンプルから既に確定しているんだなと。ガスト・テンプルを駆る、ブラフォードもハイファ・ブリンガーを駆っていますしやはり別冊テレビジョン/エルガイムⅡもネタが詰まっていますね。

マグナパレス

 マグナパレスの解説は以前本誌(月刊ニュータイプ)で紹介されていたので目新しいネタは無いかなと思っているんですが、抜けてた一文やニュータイプでのDESIGNSにあってこちらにない、又はこちらにあってあちらにない事があるかもしれないし、下手をすると後々効いてくる事があるので気が抜けません(笑)まだ突き合わせて検証はしていませんけども(;^ω^)それでもやはりマグナパレス見ているとアドラー2988をGTMに置き換えたものを観たくなってしまいます。ただそれはファイブスター物語ISSUEのインタビュー記事を読んでもくりすは絶対やらないんだろうなと思います。もし新たな『ファイブスター物語/F.S.S』のアニメをやるなら『花の詩女 ゴティックメード』のような年表にない事か、もしくは年表にあっても「描かれていない」事。詩女様の話も年表に書き加えらていますし。だけどもGTMマグナパレスが地表を割って現れてバスターランチャーをぶっ放す…いや脳内再生は出来ますが…ねぇ、動いてるところ観たいですよね。

ハーモディックエンジン|閃1014

 ハーモディックエンジンについて、ブリンガーシリーズのエンジンのオフセットが解説されたの、ミラージュ通して初めてでは?と思いますが、足にセットがいまいち分っていなかったのですが今回は太ももにセット、太ももというよりは付け根に近い場所ということでこれは視覚的にも分かりやすいし、人間に置き換えても太ももの動脈ってけっこう大事ですからね。確かLEDはふくらはぎってことでそことはまた違ったんだなと言うのと、なんか火之姫、賽星に混じってなんか聞いた事が無い名前が(;^ω^)雷丸はどうなってんの(苦笑)


ブリンガーシリーズ

 やはりフルトリム(フルトリ)はカッコイイなーってことで(ヲイヲイ)、ハイファのバル・バラガットブロウは右手のやつがそうでいいんですよね。マグナパレスなみに詳細欲しいなと思いました(小並感)

天照家

 冒頭に改めて主人公であるアマテラスの解説と天照家の解説がありましたけど「祖先が神」という王家は数あれど「最後は神」という王家は天照家だけだろうという一文は如何にもくりす(永野護)らしいなと思いましたね。負けず嫌いと言うかなんというか。しかしここに来て天照家の解説が先出しの扉も含めて出てくるのはフォーカスライト、収光帝からの流れがちゃあの物語に関係してくるってことなんですかね。ということでここからミラージュの話を。

Zarathustra Krieg Kamplitter Mirage(Z.K.K.M.)

 ヨーンの物語も終わりに近づいていますが、エピローグを含めた物語はちゃあのプロムナードで決着し大団円ってあるんですよね。斑鳩とタイトネイブはなんか系図であっさりバラしてますけどヨーンとちゃあはやっぱり…(しかし系図ではワスチャの夫としてるのでまだ何かある?のか?)いやそれよりラント陛下の嫁は…謎が明かされ先の展開が分っても結局また分からないという何時もの事ですね。とここまでで既に3000文字越えてます(;^ω^)後は箇条書きで。

  • ベルクレールやホエールは前のスタイルが正直好きですがこのニューデザインもそのうち慣れるのかな?しかしザ・ウィルも当然スタイル変わっているだろうなと思ったらスペンサードがウィルを基にしてるとかで…あの格好になってるのかな?もっとも、もともとエルガイムに出てきたポセイダルの超ド級戦艦AP(エープではなくエイプ)なので(バランシェが最後に次元航行船の設計図をアマテラスに渡した時に姿が出ていますしこれまでにもフロートテンプルに係留された姿もあったんですが。正直に言うとシド・ミード感があるなと😅とは言え、あの姿にハーモディックエンジンのセイルやなんっやらついたらザ・ウィルっぽくなってる?かも、一度トレスでもしてみたいものですが手持ち資料が少なすぎるので😅)
  • ムーン・カッパーさんはご存命だそうですがシリアル、MKでも良かったのでは(モラードと被ることからMCではなくMOになってる)カッパーは銅で綴りがcopperだからというのは分るんですけど、ローマ字でもいいじゃないかと(マクロスΔのワルキューレがWで始まってるので最近いやもう音で良くない?ってなってるのです(ヲイヲイヲイヲイ))
  • 最後の頁にこの人を持って来るかー!となりました。うん、みんな見て、そんで泣いて。
  • 噂のヴェイデリ、次世代の中心人物になりそうだけどルートのお兄さんになるんすよね。どんな話を考えてあるんだろう?
  • ウラッツエン、次元っぽく髭がワイルド。そしてダッグナード親父様(兄)に似てきた。
  • ハンザキ、この人をメインにした白土三平の『ワタリ』みたいな漫画が読みたいです。
  • シグがつく人が出てきたか。(アトワイトのあの人)
  • IHIの秘密基地にいったんすね!
  • 去年は高温多湿で苦しめられたそうです。いや大変です。ご自愛ください。
  • クリスが円卓の騎士ではないのはゴルゲットを含めてそういう事で。だから2人であの道を…。
  • 君、尻尾突然黒くなったんやね(知ってたけど)
  • 聖弟ナラリタ、別名ボロニウムですか…ボロニウムの名を持つ人がもう一人。
  • メカ・ツバンツヒ姐さん。正式名称はウェアラブル・ツバンツヒだけどウェアラブルは…いやまあいいか。でもくりすの言うところのエネルギーの話はよく分る。で、他作品では元気玉方式だったり空間からエネルギーを吸収とか色々やってますよねと。
  • リズも騎士とは。

 ということでまだまだありますが読み込みが浅いのでこのぐらいで。今後の感想エントリの中でもまた読み返すことも多いかと思いますし。ともかく1日中読めるボリューム感ですので星団民必須テキスト&デザイン集がまた一つ増えたという事でファーストインプレッションを締めたいと思います。

あとお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんけど今まで永野護の事を『マモルマニア』本人が周りにクリスと呼ばせているということから勝手にクリスと言ってましたがクリスティンと混同する事も多く使い分けしてたりしていました。が、永野護展にて設定画などの署名が平仮名のくりすだったので(これ実は80年代デビューの頃からそうです)でそれに倣い永野護はくりす表記としました。まあ不遜な物言いかもしれないけれど、tonbori堂が敬愛するアーティスト、佐野元春を元春というのと同じということでご容赦いただければ幸いです。もちろんご本人を前にしたらくりす呼びなど出来ませんけどね。いやライブならするかもな(笑)ということで来月号までDESIGNS7を読み込む日々になりそうです。

※追記2024.03.25:無事、ところざわサクラタウンEJアニメミュージアムでのDESIGNS永野護デザイン展は閉幕を迎えました。ですがその1週間前ほどに名古屋での開催がアナウンスされました。会場はテレピアホールというところです。会期は4/27~5/26まで。こちらも時間が出来れば展示物との再会とEJアニメミュージアムとの違いがあるのかなどなど確認してきたいと思っています。なので名古屋でも『ASH DECORATION』に掲載の巨大なGTMデトネーター・ブリンガー見れるかも?しれませんよ👍

リンク|テレピアホール - アニメの聖地へ!!


リンク|Amazon.co.jp: F.S.S. DESIGNS 7 ASH DECORATION : 永野 護: 本 

※Amazonマーケットプレイスで中古品のKNIGHT FLAGSが出ていました。

リンク|Amazon.co.jp: 永野護作品集 FSS ナイトフラグス/KNIGHT FLAGS : 本 

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