いやあ、そうですか。そう来ましたか(笑)それじゃあしょうがないですね(ヲイヲイ)というエンディング(エピローグ)色々ありすぎましたが、どうしましょうか。まずは現実世界というか「今の」星団暦の時間軸へ戻ってきました。逆行でも順行でもなく、神々の力で(笑)『TENET テネット』はSFの皮を被ったスパイ映画ですけれど、ファイブスター物語/FSSは「おとぎ話」ですから(笑)もうずっと始まった頃からこれは筆者であるクリス(永野護)が言ってる事なので。ただおとぎ話、神話としてもゼウスの息子はアポロンですよみたいな事はある訳でして。ラキシスは7777に向かってのお膳立てとして(大侵攻で起こる事も含めて)このストーリーは中身スカスカでも非常に重要であったのだなと分かるエピローグでした。では今月号のファイブスター物語/「第6話時の詩女 運命のラキシス:7444ショウメ争奪戦~大君主バフォメートのまなざし」の気になるところいってみましょう。毎度のことながら月刊ニュータイプ(NT)2020.11月号の連載内容に触れておりますので【ネタバレ注意】です。何卒よしなに😌
月刊ニュータイプ(NT)2020.11月号/tonbori堂撮影/KADOKAWA刊 |
扉、momoko?ぼっちゃまとクリスティン
これやっぱりmomokoドールですよね?この前momokoの新作エストが出ましたけど新規のクリスティンと、ぼっちゃまことダイ・グかな?こりゃドール好きな星団民がまたざわつきそうですよね。このエピソードの最初に登場した2人が扉というのもまた色々思うところがありますが…。
ダッカス原型
右手側の広告ページは今回はFSSアップデートリポート(UPDATE REPORT)としてゴティックメード(GTM)立体化第2弾であるダッカスの原型が誌上お披露目。アブソメックではない方がいいという方も多い反面、実はアブソメックだったらなあ万難排してと思ってたので若干うーんとなっているtonbori堂です(苦笑)なんといってもレジンキットは組むのが大変。今のプラモデルは無茶苦茶楽になっている反面、この辺りのガレージキットの中でもファイブスター物語/FSS関連はとてつもなく大変だと思います。
とは言えガチモノを見たら揺れそうではありますが…正直時間あってもどれくらいになるのか(値段と組み立て)うーん、やっぱり半完成品は偉大だ(ヲイヲイ)ただアブソメックも内臓のワイヤーとかまあ色々あるようでして、それは次回以降にフィードバックされていくんでしょうけど、永野護最高デザインであるダッカスはやはり歯ごたえのあるキットが切望されていたという事なのかなと思っています。ちなみにアブソメックの第2弾はZ.A.Pらしいですよ。よう知らんけど(コラッ!
EVENT
先月号からもNT本誌で触れられていた「ところざわサクラタウン」の「EJアニメミュージアム」で行われるイベント。「Newtype35周年 アニメ・クロニクル」が11月6日に開催される訳なんですが正式アナウンスとして『ファイブスター物語/FSS』と『花の詩女ゴティックメード』のコーナーあるそうです。つまりいろいろお宝級の何かが見れるかもしれないという事です。こんなご時世ではございますが足を運べる星団民の皆さまはこのチャンスものにしてほしいですね。
忘却の彼方へ/大君主バフォメートのまなざし|エンディング
ポーターが言ってるよりも(もう少し保持されるかと思ってたけど)なんかすぐに記憶が曖昧になってる感もありますがなんとなくヴィーキュルの事は覚えていてもやはりルシファの事は完全に抜け落ちているようです。そしてマドラはもう完全に人格統合されたようでマドラ・モイライとしてラキシスに仕えるようですが、DESIGNS(デザインズ)などによると時々スパークさんが出てくる?かも?みたいな(笑)そして最後までみじんこ扱いのショウメさんはポーターとともに去っていったようです。
システム・カリギュラ
で、マウザー教授はアマテラス(当ブログではアマテラスは天照と漢字表記していましたが今回はマウザーに合わせてカタカナ表示で。)ではなくラキシス個人に仕えると。ある意味こいつらもラキシスガードってことでしょうかね(笑)しかもマウザー、ツバンツヒ姐さんと幹部級2人でビリジアン博士がここに合流してくる流れなのかな…。ビリジアン博士の初出って確かDESIGNS(デザインズ)1のA.K.Dの巻からでしたので。そしてカリギュラが超帝国の血統ではあるけれどナ・イ・ンとは別系統の意味がここで明かされました。ナ・イ・ンはセントリーとの契約を行う前に自らの血族を粛清していることが示唆されましたが、その後諸々全てを粛清し僅かな者たちと精神を有機結晶体へと移しスタント遊星へと向かいました。
システム・カリギュラはその粛清を逃れるために超帝国総帝血族(ファロスディー・カナーン・トライブ)のコピーであることというがマウザーより明かされました。指揮官クラスは超帝国の皇帝や支配者のコピーでありマウザーは6代目皇帝ゼクスのコピーでツバンツヒ姐さんは5代目フィア皇帝の皇女トーターエルフの姿と記憶をもっているそうです。ってゼクスって超帝国総帝じゃなかったっけ?この辺り総帝アーハト以降ツェーンがナ・イ・ンより超帝国を預かるまでの間、そして記録に残る13代ドラツェまで(14代は存在したかどうか分からず)ツェーン以後の皇帝団の一人だったのか。話が飛び飛びになっているので総帝の下に就き各地を統括していた皇帝なのかもしれないのですが…。
ツバンツヒ姐さんがGTM形態へ変形できるのも剣聖に対抗するためという話はナ・イ・ンからの粛清の手を逃れるために産み出された副産物なんでしょうが、彼らが現在の星団の裏で暗躍しモラードに知識欲の権化、饕餮と揶揄されるのは彼らが「人」のコピーであり「人」へ憧れがあるからという事が明かされるに至り詩女がポリメリゼーション・キャスターへの転化技術を持っている事もそういう事なのかと。彼らが超帝国の言わばもう一つの遺産であればそれは当然ナ・イ・ンからでありダッカスを通じて詩女が知っていても全く不思議はないという事なんでしょうね。とは言えツバンツヒ姐さんが想うモラード博士。もしかするとコピー体のポリメリゼーション・モラードとバランシェ方式のAF・モラードと2人が存在するとかいう事になるかもとちょっと思ってしまいました。
播かれた種
フロート・テンプルではスペクターの記憶からラキシスの言動を聞いたアマテラスが意味深な言葉をつぶやきます。
「それに抗うって我々(神々)にでしょ?世の摂理、森羅万象に…」/アマテラスの台詞/ファイブスター物語/FSS|2020.11月号より
DESIGNS(デザインズ)1の第3部ラキシス外伝に魔導大戦以後アマテラスとラキシスの意見の食い違いがという一文がありますがその事なのでしょう。そしてカラミティ崩壊での別れとフォーチュンでの再開へ至る、これが発端なのかと。それを象徴するのが先月ポーターが言ってた霊的存在でありながらも高位にいるもので、ただしまだ神々の領域に属するものではない者たち…。ここでこのサブタイトル『大君主バフォメートのまなざし』が回収されようとは。
あの2つの存在はビーネンクリーガン・アスタローテことレディ・スペクター、そしてバフォメート・ビクトリー。ウィルがジョーカー星団を離れてからのミラージュ騎士。その正体はヴィーキュル。そしてやはりスタント遊星攻防戦の事も連載休止中のDESIGNSのテキストを考えるにこれは関係してくるんでしょうね。しかし7本指の正体は…ビクトリーだったのか。チークさん大正解ですね('◇')ゞしかしマータ・マータが出てきたのはいいとしても(あとスケダチ・タワーさん(笑))大物が登場してきましたね。ザ・ウィル・スペンサード。先月号にウィル1&2ってあったけどいきなりかーいって(笑)全長3.6キロってことはマクロスのブリタイ艦より少し小さめ、ファイブスター物語でいうと、シングは別格としても(75㎞)初代ウィルより少し全長が大きくなった感じでしょうか(3.25㎞)とんでもないのをエピローグに繰り出してくるのはまあクリスの得意技なんですがテキスト上でもタワーのカイゼリン以外にジュラスターン・アプターブリンガーというGTMが。これがスタント遊星攻防戦で突如現れて助太刀(スケダチ)したスーパーロボットだとか(笑)やっぱり描く予定あるんですよね('◇')ゞここは期待したいですね。ヴィーキュルvsジョーカー宇宙の一大攻防戦ですから期待が膨らみます。というかタワーさん、やっぱりそういうキャラかーって感じですけども半分爬虫類ってのが(^^;
しかしミルクドロメダ・クェーサー超銀河とは仏教的時間間隔(56億7千万年)とここで合致させるとはおとぎ話ならではのスケール感。いやびっくり仰天でございます。いやまあ曼荼羅とかもともと仏教の宇宙観ってスケールデカいんですけどね。ジョーカーは宗教のない世界ですが作者が日本人である以上やはり子どもの頃から受けていた影響というものがベースとして残るんだけどそこに新しい知見をあてはめていくというのは今ではすっかりお馴染みの手法だけど、多分これは最初から考えていたように思います。
参考|銀河系とアンドロメダ銀河の衝突合体 - Wikipedia
次号より
カーマント―の灯火あらためカーマントーの詩女…いやどっちなんだろう。それは来月のお楽しみという事で。魔導大戦の終わりの始まりですよね。マグダルの現況や新しい登場人物などが出てくると思うんですが。デプレの現状も気になるし。物語は魔導大戦の集結に向かって走りだしそうです。
※ニュータイプ 2020年11月号発売中/Amazon
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