「恐怖がやってくる」｜ファイブスター物語/FSS｜月刊NT2019年11月号連載：「第6話act4 スプラウト・ソング～ショウメ争奪戦」感想｜【ネタバレ注意！】

　15巻のカバーイラストが掲載、といっても「チラ見せ」です(笑)とりあえず分かったのはオーロラらしいファティマスーツが見えているので、彼女とホウザイロなのかな。予想していた人も確かTwitterのタイムラインで見かけたように思うのですが…。ただホウザイロも本編のままではないと思われるのでアレンジが加わった感じになると思っています。タイトルは『Praying Marble』後ろの模様が確かに大理石のような感じがありますがGTMが彫像のように見える事もあるし…いろいろ想像が滾ります(笑)でもチラ見せだけでこれだけ上がるのも『ファイブスター物語』ならではです。

　その上今回なんと特典付きでの販売もあるそうで。単行本本体は特装版という訳ではないんですが、アクリルスタンドフィギュアとかバッグとかクリアファイルとかもろもろ付けた特典付き第15巻を発売というアナウンスも。九谷焼やmomokoドール、他のグッズともどもカイゼリンだけではなくキャラグッズ関係も賑やかになってきた感があります。まさにファイブスター物語祭りの様相を呈してきた感じでこれはもしかすると12月頃にもまたゴティックメードの上映？あるかも？ってことでドリパス、その先ぶれとして全国6か所復活上映があります。

リンク｜「ファイブスター物語」コミックス15巻 Newtype DXパック｜エビテン

　ドリパス復活上映 扉には今回ドリパス復活上映の掲載なかったんですけれど今回の復活上映、名付けるならば『イージーアッセンブル。スーパークオリティツアー2019 花の詩女ゴティックメード カイゼリン』とでも名付けましょうか。いや名前は置いといても、カイゼリンの予約と15巻発売に関して夏頃からの復活上映に加えて今回は東京以外の場所で販売が開始されました。再度記載しておきます。

1. 【大分県：10/26上映】「花の詩女　ゴティックメード　9.1ch特別版」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ アミュプラザおおいた | ドリパス
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3. 【千葉県：11/30上映】「花の詩女　ゴティックメード　9.1ch特別版」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ 柏 | ドリパス
4. 【埼玉県：11/16上映】「花の詩女　ゴティックメード　9.1ch特別版」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ ららぽーと富士見 | ドリパス
5. 【高知県：11/17上映】「花の詩女　ゴティックメード」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ 高知 | ドリパス
6. 【宮城県：10/25上映】「花の詩女　ゴティックメード　9.1ch特別版」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ 仙台 | ドリパス
7. 【大阪府：11/16上映】「花の詩女　ゴティックメード　9.1ch特別版」復活上映なるか!?＠TOHOシネマズ 梅田 | ドリパス（イベントは全て終了しています。）

気になるのは高知です。あと27枚。何卒、四国方面、星団民の皆さまのお力添えをと言いたいところですが…正直1日使う上に気軽にという訳にはいかないとは、大変だとは思いますが、そこを伏して何卒<(_ _)>ということで本編に入っていきたいと思います。

遊星兵器

　とうとう懐園剣（ミスト・ブレーカー）が鞘から抜けるところが…。まさかこのシーンが来るとは…。いや長かった…。懐園剣ってもしかするとその力を以って星一つの質量をもって破壊する、壊す、園（世界）って意味だったのかもと思ったんですが（一応スキーンズの息子の名前がという事になってますけど。）ジョーカーの星系を使うとは…想像していませんでしたね。これを質量兵器として使用するというのもなんですが、ナ・イ・ンはそれを『遊星兵器』（プラネタリー・ウェポン）って…、これはログナーが使用した時でしょうか…そう定義づけたのって。でもびっくりしただろうなあ。それでも懐園剣を『遊星兵器』と名付けるいや定義づける辺りなんかもう昭和って感じです(笑)（褒めてますよ）

基本的にフィクションで扱われる質量兵器と言えばガンダムのコロニー落としや、あと「神の杖」でしょうか。大気圏外の人工衛星からタングステンの棒を落下させると言うもの。検索すればすぐに画像が出てくると思いますが核でも爆弾でもなくその質量だけで破壊的なエネルギーを産み出すというもので、映画『GIジョー・バック２リベンジ』ではゼウスという名前で登場しました。未来兵器という括りでよく出てくるお馴染みのネタです。でも懐園剣はちょっと違いますよね。どちらかというと同じ系列の武器ならマーベルコミックスの映画『マイティ・ソー』のムジョルニアやストームブレーカーがその系列にちかいと思います。アレは魔法属性がくっついているけど意思があるっていう点や、白色矮星の中で鍛えられた非常に重い金属を使っているという部分が近いっちゃあ近い(笑)実際、ストームブレーカーはニダベリアの星のエネルギーを丸ごと使っていますからね。でも星団まるごとっていうところでスケールで勝ってますけどね＞（勝負じゃない(^^;

　そして剣からの記憶がマドラに流れ込み、スキーンズが未来でノストスパスムス、ログナーが千年前にタンツミンレを、ララファは遙かなる時空の先でカリストチュルを。でもログナーこの時は相討ちに近い格好だったはず。（チビログナーが前にそういうことをイエッタに言ってたような）そして超古代に数式生命、アズデビュート大帝がダリスドゥバーズ、さらにその前にモナーク（！）の素子姫（そしキ？モトコひめじゃないですよね？）アイエッタ（！）がオピクルと戦いジョーカーを守ったと…。モナーク・セイクレッド武士団ってアズデビュート大帝のじゃありませんでしたっけ？？？そしてマドラは剣に向かって式神オフェロスと言っていましたが…はてDESIGNSで最終兵器ビュランコートと言われていたような…。オフェロスって名前出てきていましたっけ？ただこちらが最終兵器を手に入れてもあちらもその戦力をさらに増強させてきました。そう本丸が登場したのです。

女魔帝

　ヴィーキュルの支配者”ジェネラル”ですが今回、DESIGNSで予告されていたゴリリダルリハ、その前にサタネスという名前が付き、現れたコマンダー、そして上位のセンチュリオ（親衛隊）を従え、それまで撃退されたヴィーキュルのジェネラルたちを（タンツミンレなど）を統べるものとか。そりゃあマドラ片腕もっていかれるわーってなもんですが、いやこれ片腕で済む方がおかしいやんってくらいの戦力じゃないですかね？センチュリオンの力って具体的にどのくらいか分からないけどそりゃコマンダーの上位だからジェネラル級ではないでしょうか。ってことは剣聖クラスと超帝国騎士がいてもこれかなり劣勢ではないのかなと思うのですが。このジェネラルってのはDESIGNS１で解説されれたジェネリック・オーバーロードという理解でいいのでしょうか？タンツミンレがそうだという記述からそうだと思うのですが。でもゴリリダルリハもそう記述されてたような？どちらにしろ危険度マックスな相手ですよね。

　当然、懐園剣は超強力な戦力ではありますが、使えるのは今のところマドラのみみたいだし、これ相当にヤバい状況。そろそろ道化師とウォータードラゴンが参戦しないと…あとオージェちゃん(^^;それにそれ以上の戦力が登場するかもしれません。いやこれでDESIGNS読んでると、ああもしかしたら…ってのがあったので。もう分かってる人は分かってるとは思いますが…。ねぇ(^^;本当にまだまだ出てない人多いと思いますよこれは。やってきたヴィーキュルの支配種は女性というところで「彼ら」ではなく「彼女ら」だったのかという部分も今後の展開に重要な感じがします。どうしたって女魔帝とかいうと炎の女皇帝を思い浮かべるし、髪形も遠からずもって感じだし。別世界の者たちと定義されているけれど、別世界のユニオなんじゃないだろうかと思うと…。実際ベイルとか（ベイルなのかフライヤーなのか分からないけどシールド、盾）見てると組成は違ってても近い生きもの（行動、思考が）って感じるのですよね。そこはラキとゴリリダルリハとの会話（あるのかどうか分からないけど以前のイメージシーンだと有りそうなんですよ。ゴリリダルリハの手のひらにいるラキみたいなカットあったと思うんですけど…）で何かが語られるのではと思っているんですが。まあどっちにしろ相容れないから（それぞれの生存戦略がかかっていると思われるので）最後は激突するとは思うんですが…。

アニメック

　最後は次の広告ページ、『ハーモニー』の単行本の対面ページにある広告です。　KADOKAWAから発行される一号限りの復活。ああそういえば『OUT』も復活しましたね。ヤマト2202絡みで。でこれは『Animec』（アニメック）です。ラポートという会社（グッズの会社だったと記憶しています。）から発行されてたアニメ雑誌でグラビアよりもテキストに力を入れていた雑誌です。それが11月9日に1号限りの大復活。なんでもガンダム40周年記念ということだそうです。いや懐かしい…。

下の参加メンバーがこれまた凄い。富野由悠季監督は言うに及ばず、永野護、川村万梨阿、脚本家の會川昇、レビュアー、ライターの木俣冬、ダバの声優、平松広和、特撮研究家でライターの池田憲章、特撮、アニメライターの中島紳介、漫画家ゆうきまさみ、アニメック編集長（ま）こと小牧雅伸。ちなみにKADOKAWA副社長、井上伸一郎はアニメックのHP（文字間がくっついたサインを使用）といサインで名物編集者としても有名でした。この面子を見ただけでなんか盛り上がる人は、おお、同士よって感じです(笑)

翌月は単行本15巻だし、ゴティックメード復活上映あるし今年は怒涛の年末になりそうです。

※20191012：懐園剣についての文章少し修正しています。

※20191015：文章、装飾して強調などをしています。

※20191018追記：ゴリリダルリハはこれまで登場したことが無いキャラクターですが頭部の形状などやセンチュリオンの関節（ツインスイング）などからナ・イ・ンとの関係性やその他気になるところがさらに深まっています。古代からこの世界に干渉してきているとするとナ・イ・ンの髪型やGTMのアーキタイプモデルではないかという推測も出来ます。この辺りも考察しがいのあるネタです。

※月刊ニュータイプ2019年11月号/KADOKAWA刊/Amazon