「LDI20とマウザーとシステム・カリギュラ」|ファイブスター物語/FSS第6話ショウメ争奪戦|月刊NT2019年10月号連載分:考察|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

「LDI20とマウザーとシステム・カリギュラ」|ファイブスター物語/FSS第6話ショウメ争奪戦|月刊NT2019年10月号連載分:考察|【ネタバレ注意!】

2019年9月13日金曜日

FSS manga

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 うちのブログでファイブスター物語にコメントをつけてくださる、とまとーさんのコメントでツバンツヒ姐さんはカリギュラのコードネーム、LDI20なんですがマウザーはそのままユーゴ・マウザーなんで組織内では上ではないのだろうか?ということと、カリギュラって案外緩い組織?っていう話もあって、実は2019年6月号の感想エントリで「ツバンツヒとマウザー」というエントリを上げてその当時の事をまとめては見たんですが、今回の事もあってアップデートというか、今回分かったことを書いておこうかと。例によって思い付きを羅列しているのであしからず、ちなみに今までのファイブスター物語/FSSのネタバレになっておりますので皆様よしなに。

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【月刊ニュータイプ2019年10月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

LDI-20

 エルディアイ・ツバンツヒ=LDI-20、これはカリギュラ内での呼び名というかコードネーム?的なものと紹介されていましたがそうなるとマウザーはマウザーなの?っていう話が。それで思ったのはもともとツバンツヒ姐さんは本当にストーイ・ワーナーなんだけど、今のボディになったときにこのコードネームが与えられたのではないかと。なのでいろいろ今の時代そのままの名前で動くと面倒なのでツバンツヒで通しているとか…?じゃあマウザーはというと、いいよ面倒くさい。だいたいカリギュラの仕事で出向くとこばっかりだから、俺が古代の重合人間って分かってんだろ、だからマウザーのままでいいってばよっていう(笑)いいかげんといえばいいかげん。でもそんなところじゃないですかね。


 ツバンツヒ姐さんもストーイ・ワーナーよりって響きが好きなのでとかそんな感じがします(笑)となればマウザーも型番ありそうなんですけど多分…設定されてないな(笑)という声が高まればDESIGNS7でしれっとナンバーつきそうなんですが(笑)

対艦対GTM仕様LDI-20

 なんというか…エネルギー保存の法則はどうなってんねんと思いましたが、これは『キューティーハニー』に出てきた空中元素固定装置みたいなものを使って空間の元素を体内にあるエネルギー源(多分ハーモイドエンジン)を使って変形しているのではと。そのため普通の戦闘(部分変形)ならばエネルギー切れを起こすことは無いけれどこういう完全形態変形などは大量のエネルギーを一挙に消費するためそうそう出来る形態ではないのだろうと推察しています。変形へのエネルギーはキャパシタみたいなものに一時溜めておいていざという時に開放するんではないかと推察しています。


 形態的には各部でその時々の最適なモーフィングを行うため例えば腕だけをGTMのようにすることも出来るので今回のように腕部はラバーコーティングの手袋状や胴体部もラバーコーティング体形をとることもあるっていう風に理解していますが…まあ空中元素固定装置の下りは全然違う何かを用意してあるかもしれません(笑)そこはDESIGNS7あたりで解説されるんじゃないでしょうか。そうそうTwitterでフォロワーのタクトさんがオートマチック・フラワーズサイトのアイコニック・シンボルになっている町ともう一体の人形型に、似てますよねと。確かに似てますね。気になる方は是非公式サイトでご確認を。


 tonbori堂はファティマをメカメカしくデザインしたもう一つのあり得たファティマ、彼女たちの本質でもある武器としての喩えかもと思っていたのですが、ツバンツヒのこのデザインが『花の詩女 ゴティックメード』の頃に出来てたというので同時期デザインだったとするとデザイン案の一つがそっちにさらにブラッシュされた?可能性もあるかもしれませんね。

マウザー

 なんというか、自分の面白だけを追及するキャラですね。基本敵味方関係なく興味の赴くままに生きてる人物。だからツバンツヒが自分だけ面白い事をやりやがってと、(直前までは割とガチで殺そうとしてたとは思います。)殺そうとしたのもてめえだけ面白いことやりやがって許せんみたいなね(^^;とは言えサタン・コマンダーみたいなまさに人外のモノがでてきたりセントリーの幼生ショウメがいたりと、もうそりゃこんな面白いとこねえわって感じなんでしょうね。そういうところは私事で動く聖院様ことネイパーに近いんではないかなと感じます。まあネイパーも天照につきあうために時の止まる領域にいるわけだしポリメゼーション・キャスターになる方法に飛びつくかも?いやそれはないか。ああ見えてそういうのに興味なさそうだし。もっとも彼らの頭の中は読み切れないところがありますからね(笑)

システム・カリギュラ

 で、カリギュラみためよりも緩い問題ですが…まあそれぞれ独自に動いてる感じもあり、実際にそれぞれ任務をもっているみたいだし、趣味で動いている人(ツバンツヒ、マウザー)もいるし…やっぱり緩い(笑)とは言え目的として「懐園剣の探索」ぐらいしか分かってないんですよね。まあモラードの言としては、知らないことが恐ろしい、全てを知ろうとする知識欲の怪物「饕餮」と言ってましたが、その他でやってることは「国家のお手伝い」自らを国家の執事と呼んでいますが、まあ体のいいフィクサーですよね。


 ただこのフィクサーはそんじょそこらのとは訳が違います。古代の超帝国のテクノロジーを持ち、強力な武装で時には実力行使も辞さない。そしてメンバーは騎士やガーランドなどばかり。しかも騎士であり重合人間という改造人間。あ、ショッカーみたいだ(笑)でも「世界征服」は考えてないっていうんですよね。基本的に全てを知り、全てを見通すうそぶく。元々はガーランド組織だったということがどっかに書いてあったと思うんですよ。ガーランドそのものがそういうGTM設計者の集まりでありそこからそういう能力を持った者を指すことになったとあったはずです。ガーランド組織が如何にして知識欲に傾倒していったのかはヒントは「超帝国剣聖の力を得ること。」が目標の一つだったこと。


 つまりナ・イ・ンがシングとともにスタント遊星に向かい消息を絶ったことに関連しており、星団に戻ってきたナ・イ・ンが今の世の騎士やロボットの力は低下していることは自らが仕向けたことと言ってましたがカリギュラはその力を取り戻したいと思っているのではないか?そしてユニオの頃の力を切望しており、その過程でこの世のものでない懐園剣というパワーの塊りを発見しその持ち主ともやりあうことになったのかなと。産みの親の事を知りたいと願いデッドコピーながらもナインらの後を追っている気もします。マウザーは「人間の頃の記憶を持つ半有機生命体だ」と言ってましたが、ナインたちは半無限の光子結晶体に意識を移しました。その訳は語られることがあるかどうかは分かりませんがミラージュとカリギュラがスタント遊星の不定期出現惑星バスターでサタンたちと戦うときにシングも現れるので(ミラージュとシングがともに戦うのは年表に記載されています)もしかするとその片鱗くらいは語られることがあるかもしれません。

ショウメ争奪戦

 最期にショウメ争奪戦はまだ登場人物2割程度で後半は見開きが増えるとか(^^;どんなことになっちゃうのかさっぱりですが既にカリギュラメンバーは出ているのでこれ以上隠し玉は…無いとはいいきれないのがなんとも。しかしマドラが覚醒してもそうとう熾烈な戦いが繰り広げられるのは彼女の片腕がもぎ取られることが既に予告されているからなんですが…ツバンツヒもマウザーもその戦いの中どういう風になっていくのか?彼らの動きや語る言葉もこれからも注視したいと思います。

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