ファイブスター物語/FSS|月刊NT2019年10月号第6話act4 スプラウト・ソング~ショウメ争奪戦:感想/考察|「衝撃の一閃!」|【ネタバレ注意!】-Web-tonbori堂アネックス

ファイブスター物語/FSS|月刊NT2019年10月号第6話act4 スプラウト・ソング~ショウメ争奪戦:感想/考察|「衝撃の一閃!」|【ネタバレ注意!】

2019年9月10日火曜日

FSS manga ROBOT

X f B! P L

 今月号(月刊NT2019.10月号)もまたとんでもない展開でしたね。驚き桃の木山椒の木ってなもんです。えっ?死語だって?こりゃまた失礼いたしましたのスタコラサッサー(^^;いや完全に言語野破壊されるほどの笑いが止まりません(笑)さすが斜め上を行くクリス(永野護)、そこに痺れるあこがれるぅー(笑)ってことで今月号は特集もありまずはそこから行きますか。今回はグッズの件もあるのでちょっと盛りだくさんになりそうです。

ニュータイプ 2019年10月号 雑誌 – 2019/9/10|KADOKAWA刊|表紙イラスト/GTMデモール・ゾロ©EDIT/永野護
ニュータイプ 2019年10月号 雑誌 – 2019/9/10|KADOKAWA刊|表紙イラスト/GTMデモール・ゾロ©EDIT/永野護



【月刊ニュータイプ2019年10月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

巻頭特集/開戦前夜

 2年ぶりの新刊、第15巻。早ければ年内(公式サイトではオータムになっておりますが)に発行になるかもという話ですが前回の刊行から2年が過ぎ、その間も休載なしで都合3年半。記事にも気付いてましたかとありましたが、毎月、いや3か月くらいなら休んでもええんやでと思うファン心理(それ以上だとやっぱり長期になるのでは?と不安になるのです(苦笑)で、それを聞いて天邪鬼なクリス(永野護)は、休まねーよとなるという(^^;




そして表紙のSBBデモールは巻頭特集にも見開きページで掲載、15巻の新規カットとして挿入されると予告されています。これだけでもテンション爆上がりってなもんですが、さらにホウザイロ2グロウダインとSBBデモールのカラーデザインも初公開。特にホウザイロはこれまでのクルマルスのカラーデザインからベージュやその系統のカラーを想像していたのでとっても斬新でした。


ファイブスター物語15巻

 内容的には三色の血、二羽の小鳥たちの物語とスプラウト・ソングがメインとなるわけですが両エピソードともに今後の展開のキーになる話でその上今のショウメ争奪戦にもかかわってましたから一刻でも早く読みたい気分です。けっこう13巻14巻と違い単行本ならではの改訂、改稿入るという話もありましたし。というかマウザーの中の人は既に読んだとか(笑)、マウザー教授役、三木眞一郎氏は一足先に15巻のゲラを読んだとのこと。いや羨ましい。で、三木さん面白い提案を。男性キャラを全部担当してみたいとか。これは面白そうで朗読会みたいにやるのはアリかもしれません。女性キャラはやっぱり万梨阿さんかな。あえてツバンツヒ姐さん役の三石琴乃さんでも面白いかもしれないけれどここはやっぱり万梨阿さんで是非お願いしたいところです。でも三木さんも尋ねていたというか希望しているアニメ化…実際『花の詩女 ゴティックメード』を観てからは連載読んでても脳内での妄想映像化が凄く容易になったところはありますよね。しかも声付きで。そうですね例えばジークの声はもう佐々木望でとかね(笑)

私にもできた!万梨阿さんが組み立てるカイゼリン

 なんと川村万梨阿がボークスのイージーアッセンブル・カイゼリンを組み立てるという企画があってこれKADOKAWAの公式YouTubeチャンネルで公開されるんだそうです(笑)万梨阿さんの後輩、MISAKIさんと逢瀬アキラさんのお二人とともにってことらしいんですがとりあえずネジ(ビス)止め2か所であとははめ込むだけで本当に「イージーアッセンブル」なようです。いやまさかの販促動画で詩女様(の中の人)が組み立てる動画を配信するとはナイスですよね(笑)ちなみにケースがけっこう大きいので電動ガンの箱(サブマシンガンクラス)並みだなと思いました(笑)

映画「花の詩女 ゴティックメード」GTMカイゼリン発売記念!川村万梨阿が組み立て動画を公開! | WebNewtype

グッズも盛りだくさん

 びっくりしたのはミッドランドクリエイションさんの九谷焼、ラインナップ続々あるみたいで豆皿と猪口の新デザインと今度は円形の箸置きというラインナップ。豆皿と猪口は買ったんですけど今度は箸置きちょっと欲しいですね('◇')ゞミッドランドの代表、中さんのミニインタビュー付きです。それと以前から予告されていたmomokoドールのエストを制作したペットワークスの真鍋さんとコラボグッズを作られたLESS北山友之さんにも2つの質問を投げかけたミニインタビューが。ファイブスター物語とコラボする意味とそれぞれのこだわりポイントについてですがやっぱり永野護という人物の頭の中から出てくるものを具現化する人たちってこだわりあるなっていう文章になってます('◇')ゞ

ソース|
KUTANI meets The Five Star Stories Second edition|ミッドストア シュハリ
PetWORKs DOLL DIVISION - ペットワークス・ドール事業部
LESS北山友之(October Beast / ザ・ノイジーズ)(@the_noises1)さん / Twitter
永野護「ファイブスター物語」 「花の詩女 ゴティックメード」|ニュータイプ アニメ マーケット

衝撃の本編

 本編の展開も何かと衝撃が多かったんですがまずは扉、AFオーロラのキャラシートのテキストではなくボークスのカイゼリンについての事が。そこで高額転売についてクリスの一家言がありました。というかカイゼリン自体は高額ですが限定販売でも特別販売でもなくこの後も生産され販売される商品であると明言されています。つまり転売ヤーで10万や15万で出して買うより、ボークスでなら何時でも8万円で購入(10月の先行予約なら7万5千円で)、手に入るのです。10月7日以降はKADOKAWAのNewtype anime Marketでも取り扱いが始まるそうですが基本的にはボークスが販売チャンネルとなり販路をコントロールしていくことになる事で転売ヤーを食い止める一助にはなるかと(生産スピードの問題ですぐに手に入れたい人などの手でそれでも転売ヤー案件は出そうですが。)とにかく世の風潮である転売ヤーはチケットだけでなくトイやキットの世界でもはびこっておりまして限定生産や特別生産などなどで高額で取引される現状を憂いているのが分かるテキストでした。そしてそれに対して自分なりの考えとその方策までも考えた上でのこの方式だったのかとも。


 そしてカイゼリンがデリバリーされ一段落したところでキットの許諾が出る事になるそうですが基本的に(今でもMHのキット類はそこそこ高額ですが)イージーアッセンブル・カイゼリンより高額になるであろうという事も。つまり監修からもろもろしっかり入るってことも示唆されているけれど、多分挑戦したいモデラーは手ぐすね引いて待っているかと思います。ですがこれら全てのスタンダードモデル(原器)がカイゼリンになる事は間違いなさそうです。

デザインズ7

 扉にはショウメ争奪戦だけで相当な新規デザインが投入されそれだけでデザインズ1冊分ということで判型も大きくなりそうだということが(笑)まあ海外のアートブックは上製本の過去のナイトフラグスやツインタワーのようなものが多いのでドーンと来いってなものですが、まあ本棚に収まるサイズにはしてほしいかなと(笑)マグナパレスにツァラトゥストラ・アプター・ブリンガーも収録されるとのこと。まあそれは15巻が出てからの話ですよね。それに今はショウメ争奪戦、はいやっと本編の話です(笑)

マウザー

 斜め上行きやがった(笑)と思いましたが、よくよく思えば時代劇でよくある、みねうちで死んだふりのアレの亜種ですやんか(笑)そして斬ったふりして武器を渡すアレ(笑)そしてお笑い組の本領発揮してまたもやロハで入団しましたよこれ(笑)ずっと笑いっぱなしでしたが実際には超やばい状況でも俺をハブんなよーっていうノリだけに全てをかけてるマウザー教授、今後も自分の趣味だけに走る事でしょう(ヲイヲイ)

ポリメリゼーション?ポリメゼーション?

 いや破烈の人形を破裂に間違うtonbori堂ですがこれポリメゼーションは正解なんですかね。これでいいんですかね。13巻ではモラードはポリメゼーションといってたし、古代(いにしえ)のサイボーグ、重合人間と言ってました。ただフンフトはポリメリゼーション転化術みたいなことを言ってまして…。もっともポリメリゼーションってのは重合反応を指す現実にある言葉であり現実と混同しないようにポリメゼーションが正解かなとも思うんですが…クロスジャマーには書いてたかな?(まだ未確認)

重戦機人間

 ツバンツヒ姐さん!これはもう重合人間というより重戦機人間(笑)というのが相応しいかも(笑)っていうか頭のフワフワはスイッチだったのか!とかこちらも衝撃的すぎます。っていうかGTMに変形するとかアリか……アリなんです!(笑)まさかツバンツヒ姐さんがあのようなお姿になるとは…さらに惚れた(笑)手がGTMになるんだから別に全身変形、あってもおかしくないんだけどいきなりやられると(あれだけ部分変形は見てても)なんかそうなるのかというのはやっぱり驚きますよ。でもこの姿でも超帝国剣聖には敵わない予感をさせるってのが逆に超帝国剣聖のヤバさを感じさせますね。しかしカリギュラの目的の一つが超帝国剣聖の力を得ることだったとは。基本的にナ・イ・ンが封印した技術を残された超帝国の皇帝団がそれに追いつき追い越せが主目的だったのかも。


 ちなみにこのデザイン、『花の詩女 ゴティックメード』の時には既に出来ていたそうですが手の部分はGTMよりヘビーメタルっぽいし、胴体もラキシスの言う通りGTMよりはヘビーメタルのあのラバーに包まれたコルセット体形に近いと思います。そうなると手の部分、ツラック隊でのバイズビスとの手合わせの事を考えるとゴティックメードの関節(ツインスイング)の指を持つあの腕と違うのは何故?と思うんだけど、あそこは流体金属で着るものもだけど身体もそれで変化させちゃうのでベース体で一番使いやすい感じに変形するとああなのかなとか。それと基本的にカリギュラの騎士たちはあの形態に変形出来ると見た方がいいですね。(でもあの形態は対GTM及び対艦仕様だとか。それを生身でぶち壊せるヘリオス剣聖騎士団がどれだけのものかが分かってしまうという…)あとランチャー(パワーランチャーって言っちゃってますね、まさに重戦機ヘビーメタル)の発射シーンは『フール・フォー・ザ・シティ』のMDCベオ・グライドを思い出させます。クリスってこういう構図好きですよね。


 あとイーヴィとかいやボーゼクス?けっこうごっちゃになってますけどマウザーがデレたらすぐに三下感だしてるの面白すぎというかこれまた時代劇の則で面白いですよね。血統とかも新しい知見を取り入れているのに組み立てていくと時代劇の様式も入ってくる。そこが何でもありのおとぎ話であるファイブスター物語の面目躍如だとあたらめて感じました。ただラキシスが戦わないのはもしかすると彼らの目的を察した(これは前に『ファイブスター物語×シェルブリット』で書きましたが彼らなりの生存戦略)ため手を出さないのかなと。そうなるとどうしてもこの場はあの人の出番になりそうです。

剣聖目覚める

 やっぱりぶっ倒れたのはマドラに人格統合されたからかと。とは言えスパークもマドラもプロミネンスも全部この人なわけで消えても多分いろいろ残っているんでしょうね。でも真打ち登場ってところで次号なわけです。また来月が待ち遠しい1か月なひきです。このところずっとこれで次という感情が本当に上手く引っ張っられている感じで、しかもまだ登場人物が2割も出てない(ショウメが言ってます(笑)ってこの後誰がいったい来るのか?そう、ポーター(スイレー)もスペクター(ジョーカー)も、恋ダウドもまだ現着してませんしね。後他はだれだろう?どちらにしても本丸の一角が登場して争奪戦も激しさを増しそうです。

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