この2019年5月4日土曜日、大阪は日本橋のボークス大阪ショールームにイージーアッセンブル・スーパークオリティモデル・GTMカイゼリンが降臨すると聞きつけ、連休中、どこにも遊びに行ってないのにも関わらずわちゃわちゃしていた中、時間が出来たので少しだけ覗いてきました。
ディー・カイゼリン ABSOMEC パンフレット|VOLKS|©EDIT/永野護 |
午後の体験会の後で造形村の方が実演をされていたタイミングで少しだけだけど説明も聞けて鬼のようなクリス(永野護)の監修の元、超絶なクオリティになっていることがうかがえました。ではまああまりピンがとれていないので心苦しいのですが幾つかその片鱗を感じていただければ幸いです。
追記:20190612 ボークスより予約開始が2019年7月6日よりと公式アナウンスがありました。予価80000円。予約に際しては前金が必要(額については表記なし)、同時にディスプレイ用のアクリルベースが8500円で発売も発表。ドナウ帝国の双頭竜が彫刻されているとかでディスプレイベースに必須なアイテムになりそうですね。
氷の女王、カイゼリン
ディー・カイゼリン ABSOMEC |VOLKS|©EDIT/永野護 |
この立ちポーズからして既にカイゼリンです。『花の詩女 ゴティックメード』で観た、あのカイゼリンが目の前に(小さいけれど)それだけでも眼福というものです。VOLKSのスタッフの方が動かしながらの解説をされていましたが、この展示されているのとは違う未塗装の透明なカイゼリンもちょっと痺れましたがそちらは上手く撮れているのが無いのですみません。でもあれもちょっと欲しくなりますよね。そうすれば発熱状態でカラーリングが変わるカイゼリンも再現できるし。カラーバリエーションとか…いろいろ膨らみます。
ディー・カイゼリン フライヤー及びツインスイング部分。|VOLKS|©EDIT/永野護 |
関節部分のツインスイングはスイングするだけでなく振り可動も出来るとか。レールにそってスイングするけれどそれに沿って動く、ボールジョイントとは違うけれど可動域をしっかりとれる構造になっているとか。だからこそ『花の詩女 ゴティックメード』で見せた動きも完全再現できるし、なんとなれば胡坐もかけると。(パンフレットに胡坐の写真が載っています。)
ABSOMEC
アブソメックというこのメカニズムは「ABSOLUTE MECHANISM」絶対機構から命名されたとパンフレットにありましたがまさにその名に恥じぬポージングが可能になっているのも嬉しいところですね。
ディー・カイゼリン ABSOMEC|VOLKS|©EDIT/永野護 |
また組み立てに使うネジはそのまま可動部のチューニングにも使えるという機能も凄いなと感心しました。普通そういう部分って締めるだけのものですからね。トルクをかけて締めすぎると玩具だと壊してしまうものですが精密ドライバーを使って調整出来るのは発想としていいなと思いました。
プライス
お値段は予価80,000円。しかしモールドの部分まで原作者の永野護がこだわりぬいた(こころもちスリットが浅いという指摘もあったとか。)ディテールを再現し、そのツインスイング関節を実現するための事を思えば納得のお値段ではないかと…。ちなみに手はかなり修正が入ったそうです。確かにGTMの手はそれまでのどんなロボットとも違う手ですからね。大変だったと思います。
イージーアッセンブル・スーパークオリティモデル・GTMカイゼリン|VOLKS|©EDIT/永野護 |
しかしこのお値段、正直きびしーってはなりますが値段分以上の手間暇かかっているのは現物を見れば納得できるものでした。もちろんこれに続くてあろうツァラトゥストラ・アプター・ブリンガー(Z.A.P)やその後に続くGTMにも期待が膨らみますがまずはこれが世に出ない事には。そして売れない事にはという…。我こそはと思う剛の者は是非お買い求めて欲しい逸品だと思います。(他力本願(ヲイヲイ
という事で駆け足気味ですが生カイゼリンを見てきた感想はただただ「なんて美しいロボット…(はぁ~…)」でした(笑)
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