最初にtonbori堂が買ったエースコンバットシリーズは『エースコンバット3エレクトロスフィア』というのは前回お話した通りです。かなりやり込みました。『エースコンバット3』のタイトル画面は下に罫線のみの白い四角形がいっぱい並んでいるのですが、クリアランクがAなら赤色になるのです。そしてそれを全部赤にするくらいにはやり込みました。攻略本を買って裏技を試し、あらゆる要素を出したものでしたが、そのうちに「エースコンバット」の別のをやりたくなりました。でもまだ当時プレステ2は買っておらず無印プレステのみ。04が発売アナウンスされ近々出ると聞いていましたが…どうにもまだ買えないのでつなぎとして買ったのが『エースコンバット2』でした。
ACE COMBAT7よりACE COMBAT2Su-37スカーフェイススキン/ #PS4Share/©バンダイナムコ/PROJECT ACES |
本格的フライトシューティング『エースコンバット2』
namco|エースコンバット2|バンダイナムコエンターテインメント |
『エースコンバット2』のストーリー展開は3のような複雑な分岐はありませんでしたが純粋に飛行機を飛ばして敵機と戦うというシンプルさは潔いと思う作りでした。またミッションは多岐に渡り、航空支援から地上部隊支援。制空権確保、敵拠点攻撃など多彩なミッションが用意されていたのも面白かったです。でもそれなら3でもミッションは用意されてたわけでして、何が2がいいのかというと「現用機」が使用できるというところです。3の機体も今でも好きなんですが、現用機の数が若干少ないのがちょっとひっかかる部分でその分2ではレア機体も多くてすぐにのめり込みました。
3を除くナンバリングではデフォルト機体のF-4ファントムをはじめとして、同じくデフォルトなF-16Cファイティングファルコン、J35ドラケン(tonbori堂のお気に入り機体です)、MiG-21bisフィッシュベッド、MiG-29ファルクラムなど。パッケージに描かれスタート画面で流れるトレーラーのメインイメージ機体はSu-35フランカーです。面白いのは燃料の概念があり、燃料切れになるとミッション失敗になるというところ。普通にゲームをすすめるとクリアは出来るのですが、クリアランクを上げるためにターゲット以外のエネミーを撃破、撃墜しているとたまに燃料切れでタイムオーバーになるのです。効率よく敵を探して撃墜、撃破(サーチ&デストロイ)することが求められます。
コンロトーラーは通常のコントローラーの他にネジコンというセンターからねじってコントロールする主にリッジレーサーなどに対応していたコントローラーを使用可能とのことでしたが一度貸してもらったものの巧く扱えずその後エースコンバットはノーマルコントローラー一本です。
ストーリー
ユージア大陸で起こったクーデター鎮圧のため統合軍は傭兵による特殊戦術飛行部隊スカーフェイスを編成。プレイヤーはスカーフェイス1としてユージア大陸各地でクーデター軍を鎮圧するためにミッションを遂行します。
相棒
今作から僚機を設定できるようになり、ミッションをこなしたことにより貰える報酬(クレジット)を使って僚機を選べるようになっています。5では主要登場人物として登場する事になる永瀬ケイ(5の同一人物という設定ではないようですが詳しくは不明)がここで登場します。TACネームはエッジ。もう一人はジョニー・ハーバード、TACネームはスラッシュ。この2人、現在(2017.10.19現在/2018.03にサービス終了)プレイステーション3で配信されているエースコンバット・インフィニティにも国連軍所属飛行隊リッジバックス所属パイロットにその名前のキャラクターが登場しています。
エリア88
ストーリー的にはなんにも関係ない…こともないと毎回言われるのが『エリア88』。この2では主人公風間真が搭乗したドラケン、スカイホーク、クフィルが選択可能機体として登場します。残念ながらF-20タイガーシャークは使えませんがX-29は使用可能。中でもスカイホークとクフィルは旧式に属する機体の中で他の機体が復活する事があっても以降のシリーズには復活していないレア機体になっています。エリア88おじさんとしては2は外せないゲームになっているのは間違いありません(笑)
架空機体
エースコンバットでお馴染み架空機体。今作から架空機体が入ってくる事になったのですがその2機は今も人気の高い機体です。
XFA-27
いわゆる「ぼくのかんがえたさいきょうせんとうき」です。どれくらい凄いかと言うと、それまで手こずるミッションが楽々クリアできてしまうというくらい高性能かつ武装が強力(操縦性はピーキーではありますが)とにかくゲーム中最強火力でマルチロックオン4連装ミサイルなど最強性能をもたされています。未だにファンの多い機体でコンパクトゲーム機PSPでX2で復活、その後エースコンバット・インフィニティでも使用可能機体として登場しました。特徴的な可変後退翼を持った機体でまるで特撮映画に出てくる対怪獣部隊の戦闘機のようなシルエットをもった戦闘機です。
ACECOMBAT7スカイズアンノウンより、DLC機体XFA-27/スカーフェイススキン|(C)バンダイナムコエンターテインメント |プロジェクトACES |
ADF-01Z.O.E
いわばラスボス機体で隠し要素でもあります。最終ミッションのイントレランス攻略後に出てくる隠しミッションに登場。それまでのミッションに出てくるコールサインZ.O.Eの赤い機体を全て倒さないと出現しない難敵です。設定的にはAIによる実験機で人間は搭乗しておらず自律行動が出来る無人戦闘機という設定です。後にエースコンバットのシリーズが進むにつれコフィンシステム(3に出てきた全周囲投影コクピットシステム)を搭載したファルケンというペットネームのついた機体も登場。後のシリーズの定番架空機となっていきました。Z.O.Eはミサイルなどの通常兵器のみですが、前方以外の後方にもミサイルが発射できるなど360°死角のない機体です。また前進翼にカナード、大きなエンジンを双発、ベクタード・ノズルでコブラ機動(失速すれすれで機首を起こし敵機をやり過ごして後方に付く戦闘機動)を行います。この機体もエースコンバット・インフィニティで使用可能機体となっていますが同型のファルケン、オーシア製と機首の長さ、コフィンシステムの形状の違いが表現されています。この設定が後々他の後継作品に受け継がれていくことになろうとは…。
機体はエースコンバット・インフィニティの同型機。ADF-01オーシア仕様。 Z.O.Eは機首部分とコクピット周りが違う。ゲーム画面よりtonbori堂撮影 |(C)バンダイナムコエンターテインメント|プロジェクトACES |
エースコンバット・3Dクロスランブル
任天堂3DSで販売されたエースコンバットですが内容が2のリメイクとなっているそうです。残念ながらtonbori堂は3Dを所持していないので未プレイですが、これまでのシリーズを踏まえたエピソードになっておりミッションのエネミーに敵エース部隊が盛り込まれているとかで是非据置ゲーム機での移植をお願いしたいところです。そのエース部隊(ライバル部隊)もエースコンバットZEROを意識したものでZEROの好きなtonbori堂としては据置でじっくり取り組んでみたいなと思っているのですが3D専売ソフトのようなので…難しいかな…。
最後に
『エースコンバット2』はスカイホークやクフィルなどオールド機体が出ていたことも有り今もやりたくなるゲームの一つです。というかPS3はPSには対応しているので時々こっそりやっています。実のところ挙動はシビアで3や04、5で慣れた機動をとると墜落など初期PSゲームらしさもありますが劇的に向上したグラフィック、そして数多くの現用機など今につながる要素がつまっているエスコンです。
これがなかったら3をしたところで自分がエスコンを追っかける事もなかったかもしれません。というくらいに『エリア88』好きにはそれくらい刺さったという事です。その後もエースコンバットシリーズを追っかけていくきっかけになった1本として3とともに忘れられないゲームです。3Dでのリメイクは意外でしたが、本家据置機のPS用にリメイクしてほしいエースコンバットシリーズの一つです。できるかどうかは分かりませんが…。スカイホークなどの旧型機体の要素は今後のエスコンシリーズで何時かは復活させてほしいですね。
※こちらもAmazonなどでは高い値段が付いていますがそもそもPS専用ソフトのため出来るハードはPS、PSONE、PS3に限られます。中古ゲーム店でもあまりお目にかかれないとは思いますがネットで買うよりは安値ではないでしょうか。
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