ファイブスター物語/FSSアクト4-2『トラフィクス3・パルスエット』雑感|月刊NT2017年10月号連載分:感想/考察|「嵐の前の…」|【ネタバレ注意】-Web-tonbori堂アネックス

ファイブスター物語/FSSアクト4-2『トラフィクス3・パルスエット』雑感|月刊NT2017年10月号連載分:感想/考察|「嵐の前の…」|【ネタバレ注意】

2017年9月9日土曜日

FSS manga

X f B! P L

 今月号(月刊ニュータイプ/NT2017年10月号)の連載は嵐の前の…という回でしたね。ただ後に意味を持つ重要な回でもありました。もっともこれは『DESIGNS5リッターピクト』にて予告されていた話ではあったのですが。ストーリーの動きが少ない分今回はあの方が御登場し、コマを盛り上げてくれました。パルスエットのダブル・アラインメントスーツが本編にてお披露目とともにパルスエットが登場したころからのデカダンまでちらりと初登場。いやめでたしめでたし…っていうか30年ってやっぱり長いですよね(笑)で、確認したところ1989年のトイズプレス発行の『CHARACTERS4 FATIMA』に掲載されていましたんでその前にスリーブかなんかで発表されてたのかな?多分連載開始当初にキャラシートだけは既に出来てたというところではないかと思います。

※【月刊ニュータイプ2017年10月号『ファイブスター物語/FSS』の内容についてネタバレしています。】

CHARACTERS4 FATIMA|©EDIT
画像は『CHARACTERS4 FATIMA』表紙|tonbori堂所蔵品

衝撃の扉絵

 まいど、まいど扉絵で気づかされる事があり、如何にDESIGNSの情報量が多く、事細かに説明されていないということでしょうか。エストのカレントスタイルは既に『DESIGNS4覇者の贈り物』で登場済み。あの特徴的な段々のついた襟元を見逃していたとはorz。毎回それでCHARACTERS、DESIGNSをひっくりかえす羽目になるわけです(苦笑)ちなみに彼女が天照家に行くことは前々から予告されていてJ型駆逐戦闘兵器のAFとしてJ型に搭乗するはずです。しかしまさかあの格好までさせるとは、さすがアマ公筋金入りの変態やでぇ(ここは錫華の口調でお願いします。)

単行本14巻の進捗状況とDESIGNS6

 ツラック隊でページが少なかったのは14巻の作業と並行していたからだそうで…、うん知ってた感ありますが、作業は順調?のようです。クリス(永野護)の言によれば。いや本当に無理だけは避けてほしいものですが毎月連載が読める幸せは代えがたいものがあります。現在最終作業といいつつも、出す出すのオオカミ少年になるのもっていうことらしく確定するまでは発売日は未定だそうで。tonbori堂としての予測は来年の春先ならば嬉しいなあ。そして『DESIGNS6クロス・ジャマ―』は来年末ならもっと嬉しいなあ、連載は継続したままで(笑)っていうところでしょうか。まあ希望的観測なんで自信は全くありません。ともかく公式アナウンスをじっと待つだけですね。で会社の運転資金がーって、オートマチック・フラワーズ・スタジオ?それともエディット?どちらでしょうね。どちらがいるのかで色々想像が膨らみますがそこはまあ何かあるなら公式アナウンスがまたそのうちにあるでしょう。

今月号で一番目立っていた人

 シリーズ・サリアッカー・パナフランシス・シアン公爵夫人。今回のスタイルはエルラドにいたときに近い恰好ですね。だいたい分かりました(笑)しかし、騎士服のようでファティマ・スーツって、それはもしかしてツラック隊の最終決戦でラキシスが着用していたアレではと。パルスエットのスーツは実はという話につなげてくるとは。あれもいきなり前振り無しで、え?ラキシスがミラージュの戦闘服で?という感じでしたが(ヘッドキャパシタとアシリアのインジェクターは付けててナルミのバーガ・ハリをリモートしていましたが)あれはそう見えるファティマ・スーツでしたとここでネタばらしをするところがクリスらしい(笑)しかしこの台詞にはしびれますね。一度言ってみたい。いやtonbori堂はおっさんですけどね。

『男だろ!!借りは作ってナンボ 代金払うなんてセコイこと言うんじゃないよ!うだうだ言わずもってけ!!』

 こういう台詞ってマギーさんもいいそうですよね。あの2人仲良さそうだけど、こういう姉御肌なところでも意気投合しているのではないでしょうか。しかし騎士公社といってもさすがカステポー。ファティマブローカーとかヤバい人がウロウロとか(実際にそういう描写はありませんでしたが)そういうところはヨーン、バーシャ連れてた時と同じで迂闊君だなあと思います。戦闘力とか格はバーシャに鍛えられているけど騎士としてはまだ全然というか。それは騎士としての教育を受けていないというのもあるのでしょうが。トラフィックスはミューズの成長という側面がありましたが、このトラフィックス3はヨーンが本当の騎士になる話という事だということが今更ながらに分かるエピソードでもありました。

天照家典星舎

 旧ダイバーフォース、現在はブリッツェンバイター、ボルテッツと称される能力者、魔法使いの天照家の結社です。天照の分身、メル・リンスが統べている組織で、リンスの力はカイエンさえも退けるほどの力を持っています。今回登場した執政官の従三位・中納言メレトレ。割と高位の方で新顔が。メル・サッチャーさんとかホワイト・リンクスさんとかはどのくらいなんでしょうねと気になりました。そういえば彼女たちも最近ご無沙汰でちょっと動向とか出てもいいのになとか。


 今回典星舎からもたらされた情報にはフ・リエ、ル・ゾラという名前が。ベリンの警護についていたボルテッツの彼女たちの称号を継ぐ者が登場。「リッターピクト」でもイラストあがっていましたね。また同じく「リッターピクト」で紹介されていたアーリィも参戦と来月か再来月には騎士戦、ボルテッツ戦が見られそうです。

ツァイハイ

 パルスエットにとっては因縁の地です。かつてレスターとともにいた場所であり、そこで起こった一連の出来事から、その後ドラゴンロードでメヨーヨのイラーとの遭遇。レスターは死に彼女は流転の人生を歩むことになりました。そのはじまりの土地にヨーンとともに赴くのは思うところありそうですね。もしかして回想シーンもある?かも?そしてさっきナイトフラグス読んでいたんですがオリバーとパルスエットは会うことは無いそうなんですよね。もしかするとオリバー見せ場あそこだけ?ってことなのかな。そこらへんも含めて先がどうなるか読めません。オリバーはもう1回くらいは登場して欲しいところですが…。

 それにヨーンを探ってる勢力とはどこなのか?まだまだ何か起こりそうな気がします。 来月号は『トラフィックス3・パルスエット~ブラックプリンス』ジークも絡む事になりそうで今から来月号が待ち遠しいです。

ニュータイプ 2017年10月号 |本 | 通販 | Amazon 

追記:前段部分少し手直ししています。20170909

追記:20170916 ドラゴンロードは今ヘリオスロードと呼ばれているところかもしれませんね。詩女様の通った道です。設定変更でドラゴンはいなくなったので。

追記:詩女様の通った道とドラゴンロードは違うところでした(^^;DESIGNS4で確認できます。大ポカでした。

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