久々に観た警察モノとしては硬派でビターな作品。
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『NARC』/レイ・リオッタ/監督ジョー・カーナハン/ロゴはイメージです |
闇を覗くとき、その闇もお前を覗いている
潜入捜査官が抱える闇を描いた佳作である。監督はジョー・カーナハン。主演は『グッドフェローズ』のレイ・リオッタ。
あらすじ
麻薬の潜入捜査官テリスは潜入がばれ犯人を追跡中に誤って妊婦を撃ち死なせてしまう。18ヶ月後復職の条件として同じ潜入捜査官ガルベスが殺された事件を担当すること提示される。一度は警官の激務より家庭が崩壊しかかったテリスはそれを断るが殺人課の警部チーヴァースの説得と残されたガルベスの家族を自分の家族に重ね合わせ真相を探るため現場に戻ることに。ガルベスの上司で相棒だった激情家でやり手だが問題児の警部補オークと真相を追うことになったのだが…。
闇に飲み込まれた男。
冒頭から暗い画面作りで頑張っている。系統としては『フレンチ・コネクション』のフリードキンのようにドキュメントタッチな作りが垣間見える。テリスの心情を映すシーンが度々挿入され彼が過酷な捜査で神経をすり減らしているのがよく解るがすこしくどい。
あとはお約束な筋が展開されるがそれぞれの登場人物がよく描けているので気にはならないと思う。があまりのトーンの暗さとなんとも切ないラストシーンに滅入る人には薦められないかも。 全体的には『トレーニング・デイ』や『バット・ルーテナント』などそっち系の作品。こういった系列の作品は良作が多い気がするのは気のせいだろうか。
キャスト
リオッタはうまい人でこの一癖もあるオークをうまく演じている。ほんとにこういった癖のある役が多いがいい人したり悪い人をしたりするので先が読めない作品にはぴったりという感じだ。対するジェイソン・パトリックは『スピード2』のサンドラ・ブロックの相手役だが今回は儲け役でくたびれきった捜査官役を好演している。全体の雰囲気と捜査のリアル差は評価できる。
ジョー・カーナハン
でもこの監督が『MI:3』ってのはどうなんだろう(苦笑)ちなみにそれに抜擢されたのはクルーズがこの映画を知ってプロデューサーを買って出たからだそうでホント好きだねートム君(笑) ちょっとノワールの香りがするし全体的にしっとりとした感覚があるのも珍しい1本。 それとNARCというのは麻薬捜査官や密告者を指す隠語だそう。
追記:その後「MI:3」からは離脱。『スモーキン・エース』や『特攻野郎Aチーム(リメイク)』を監督するボンクラ映画監督として名を馳せている。20170515
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MOVIEtonbori堂「NARC」 元記事を2004.5.23-16:14:49改稿掲載
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