ルーシー・リューが撃つ、殴る、蹴る!なんかよくよく考えたらルーシー(・リュー)姐さんが出てるというだけで観た気がする(笑)
ルーシー無双!
なので、この映画で何をおいても観るべき点はルーシー姐さんの流れるようなアクションであると断言。この後をUP予定のリベリオンのGAN-KATA(ガン・カタ)を使う女刺客の役をして欲しい(笑)と思わせるようなアクションアクトレスっぷりである。ここでまた一人強いお姐キャラ女優が誕生!というよりこれは真性S。女王様系だな(笑)まあチャリエンから考えると至極真っ当に進んでいる感もあるけれど(爆)この映画のためにルーシー姐さん、フィリピンの武術、カリのトレーニングを受けたとか。そのためスティックを使った超絶アクションが見られます。また銃撃シーンで瞬きをしないっていうのも驚異的。発射の瞬間結構目をつぶる役者さんは多くてそういう意味でもやっぱ姐さんスゲエなと(笑)
タイプキャストであるんだけど…
本人はアクションより内面を見て欲しいと語っているが反面東洋系のアクトレスが役を勝ち取るためにはこういったタイプのキャスティングを受け入れなければというのもあるようだ。それを観たエージェントが「いけるぞ!」と判断すれば仕事が舞い込むことだってあるのだから。そうはいってもこのバンデラスとかも出ているこの映画アメリカの話なのに何故かカナダで話が進む。ありていにいえばロケ代が安いからという実もふたも無いことなんであるが「マトリックス」「ロードオブザリング」そして最近ではトム・クルーズの「ラスト・サムライ」もオーストラリアやニュージーランドでロケしている。
それはやっぱり製作費が安いから(補助もついたりする)なんであるがアメリカ人なら背景が解るからやっぱ興ざめするんではないだろうか?と観ていて思った。(まあ外国人的にはシカゴの裏町とボストンの裏町の区別はつきにくい。もっともその街でというのが重要な記号を帯びるのなら、ほとんどの映画では象徴的な場所をインサートしていると思うけど)ルーシー・リューファンかバンデラスファンでなかったらツライ映画ではある。監督はカオスという人、なんでもタイの人で向こうで撮った映画が認められてハリウッド進出とか。でもコレくらいなら他にもいける監督を十人は挙げれる。もっともそう思ったとおりに撮れたりするわけじゃないというのもあるだろう。ここが重要で自分らしさをきちんと通せるかがカギとなる。
この映画は材料、素材はいいけどレシピ(脚本)がまずかったという感じもする。しかしアントニオのよれよれっぷりは拾い物だった。こーゆうよれた役をうまい具合に消化すれば面白いかもしんないぞ!アントニオ!(^^;次回作「ワンス・ア・ポンナ・メキシコ」はぶっ飛び”スパロウ”デップと共演ってのも見逃せませんなぁ。それとルーシー・リューの暴れっぷりはほんとに凄い。キリングマシーンという言葉を思い出したぐらいでこれが『KILLBILL』に続いたのかも?って言う事で(笑)
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元記事より改訂掲載。
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