アンジー姐さんにこれほどピッタリな役はあろうか、いや無い!
演技派でもあるが、タフでハンサムというのもはまる。それがアンジェリーナ・ジョリー。
ララを演じれる3次元の人
この作品はご存じの方もいらっしゃるだろうがPSやパソコンゲームで有名な『トゥームレイダー』シリーズを下敷きに作られたアクション作品である。過去映画になったゲームと言えば格闘ゲームをベースに作られた『ストリートファイター』(主演ジャン・クロード・ヴァン・ダム)があったがあれはコミカルな要素もありどうもお子様向けといった感じが否めなかった。しかも話はデカイのだがどうにもチープな感じも拭えなかった。でこの『トゥームレイダー』だが結論から言うと批評家がこき下ろす部類の作品だった(笑)しかし『ストリートファイター』と同じ単純かつ荒唐無稽な話なのに見せてくれる。
それは一重に主演のアンジェリーナ・ジョリーの魅力に他ならない。あの厚ぼったい唇と爬虫類系のお目目で見つめられると誰でも持っているM性が目覚める・・・かもね(笑)というくらいのカッコよさ。大体そういうカッコというかそういうのが似合う女性アクターってそれほどいないけど、まあハル・ベリーかアンジーか?ってとこじゃないか。あと元のゲームも洋ゲーと言われる外国(多分アメリカ)のゲームであるというところが大きい。大体ゲームのキャラの設定は割と細かく設定されている。
しかしスタイルはというとリアルのものからマンガチックなものまで千差万別。ララはその点割合リアルなキャラクター(あくまで他のと比べてだが)でありそこが幸いした。まさにゲーム画面から抜け出てきたかのように画面一杯を飛び回り銃を撃ち、敵を打ち倒す様はララそのものだ。
ウィークポイント
ただ残念なのは敵の親玉が魅力的なわりにはそれが全面に出ていないところと執事のヒラリーがララの相棒のブライスと役割かぶって少々薄いのが難点。ここはホンがちょっとこなれていない。ヒラリー役はNHKで放送されていた「宇宙船レッドドワーフ」に出ていたリマー役のクリス・バリーなんでもっと活かして欲しかったのに、残念。
実の父親、ジョン・ヴォイトとも確執を越えて共演(しかしこの後また不仲に)したことでも貴重な作品ではないかと。他にジャンル映画によく出ているイアン・グレン、ブレイク前のダニエル・クレイグが出演しているのも見逃せない。監督はサイモン・ウェスト。この手の作品を得意としている。キャラ造形にはちょっと不満が残ったがアクション作品としては気楽に見れる一本として良かったと思う。但し話に感動したい、考えたいと思っている人にはちょっと無理かもね(苦笑)
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20170803 タイトル改題しました。元のタイトルは本文中見出しに変更しています。
20180414 見出しを変更しました。
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