竹内力VS哀川翔feat三池崇史。|『DEAD OR ALIVE/デッド オア アライブ 犯罪者』(1999公開|大映・東映ビデオ)|tonbori堂映画語り-Web-tonbori堂アネックス

竹内力VS哀川翔feat三池崇史。|『DEAD OR ALIVE/デッド オア アライブ 犯罪者』(1999公開|大映・東映ビデオ)|tonbori堂映画語り

2011年4月21日木曜日

movie

X f B! P L

 この映画はVシネマ界の両雄ナニワの帝王こと竹内力とニューウェーブヤクザモノならこの人、長渕剛映画の常連哀川翔という豪華キャストががっぷりよっつに組んだ作品でそれだけでも凄そうなのだがSPEEDの「アンドロメディア」や本木君主演の中国ロケの映画を撮った鬼才いや奇才?の三池崇史監督作品なのだから一筋縄では終わらない。

『DEAD OR ALIVE/デッド オア アライブ 犯罪者』(1999公開|大映・東映ビデオ)ポスター
『DEAD OR ALIVE/デッド オア アライブ 犯罪者』(1999公開|大映・東映ビデオ)ポスター

Vシネマの帝王vs帝王!

 なんといってもそれぞれがVシネマの看板俳優であり、一本を率いてるいわば座長でもある2人がガッツリと戦うんだからそりゃ興奮するってもんである。タイトル『DEAD OR ALIVE』(生死を問わず)がさらにそれを加速させる。まさに『何かが起こらない訳が無い!』ってもんである。

冒頭から飛ばす三池節

 のっけから説明なしで繰り広げられるアクションシーン。オフビートなのに熱い感じが画面から発散されている。それは「鮫肌」(参照リンク/鮫肌男と桃尻女の感想エントリ)とちょっと違う、向こうはクールだったがこちらは超ホット!に暑苦しい(笑)これは主演の2人が超熱い漢(おとこと読んでね)達がそうさせているのか。それに脇やちょい役にも三池監督ゆかりの売れっ子役者達が集結しているからなのか?


 寺島進、大杉漣、田口トモロヲ、そして自らプロデュースした『スコア』で絶好調!の小沢仁志。それに親分役の石橋漣司の怪演も光ってる。だいたい浣腸好きのスカトロ親分なんて変態役を嬉々として出来る人はどれほどいるんだ?というかこの映画に出ている連中がさらっとこなせそうな処も三池組の強み(笑)

衝撃のクライマックスへ

 のっけからかましてくれたが、中盤は割と真っ当な役者のグルーヴ感で魅せる画作りになり、クライマックスになだれ込む。そしてクライマックス、驚愕のラストシーン!これは見ないと解らないだろう。どんな最後かはここでは書かない。多分これでかなり評価は別れると思うが私はかなりいけた。もう最高のラストシーン!!だと思う。


 多分他の人なら考えもつかないし、ある意味やったもん勝ち。とにかく観る人の意表をつくことだけに特化したこのクライマックスには脱帽。なんせVシネの看板役者の対決シーンをまとめるにはこれしかないでしょう(笑)もしかしたらもういっぱいいっぱいだっただけかも?(爆)さぁこれを読んでなんか興味の湧いたアナタ早速レンタル屋に走れ!

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追記:

 ちなみにこのシリーズあたったのでVシネマの法則に従いシリーズとしてリリースされている。個人的には1作目にとどめをさすがこの2作目もけっこう好き。3作目のファイナルもある。

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追記20170808:

 タイトル変更しました。リキVS翔feat三池。何かが起こらない訳がない!>竹内力VS哀川翔feat三池崇史。『デッド・オア・アライブ 犯罪者』何かが起こらない訳が無い!は本文に使っています。

追記20190303:

 タイトルに『tonbori堂映画語り』を入れました。これ以降の旧アネックスのエントリ転載、再掲分には『tonbori堂映画語り』をいれることにしています。

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