ファイブスター物語/FSS公式ビジュアルガイド『DESIGNS6XROSS JAMMER』感想後半戦はCHARACTERSと題されたセクションからです。『ベラ攻防戦』で枢軸とツラック隊+コーラス以外のキャラと『パルスェット』と『2羽の小鳥』でのミラージュのファティマや今後も物語に深くかかわる方たちが登場。
ファイブスター物語/F.S.S DESIGNS6 XROSS JAMMER/永野護著/KADOKAWA刊(リンクはAmazon) |
前半もそうなんですが、後半は本当にツッコミ具合が多いのでまあそこもおいおいと書いてきたいと思います。当然ながらXROSS JAMMERの内容を考察、解説含めてネタバレを交えてですので何卒よしなに。
セントリー ブリッツ
まずトップバッターはセントリー、ブリッツの解説からです。ブリッツは既にショウメ誕生の時に質量ゼロってことは説明されてて素粒子からしてこの世界のモノではないという話でした。これによってさらに謎が深まった気がします。いやまあ別の次元の神様の作ったものだしという話だけではあるんですが(ヲイヲイ)本気を出せばこの世界を葬り去る事が出来る存在を出した理由(それはドラゴンネイチャーの時もそうだったんですが)です。当然大きな理由の一つは物語をエンドマークに導くため。そしてもう一つは現在は神と人との戦い(抗い)がテーマの一つであるように思うんですけれど、その時、さらに別の世界の相容れぬ者たちとの戦いが予定されており、そこでは人も神も共闘する。その仲介者ではないかという事。この仲介者というのは多分前から考えられており(すえぞうの命の水争奪戦から)ナ・イ・ンでその契約はその一端ではないかなと考えているのですが…。
またブリッツっていうのはちょっともののけ姫のディダラボッチめいた存在でもありますよね。これはファイブスター物語がおとぎ話(神話)でもある証左でもあるんですが。しかしショウメのキャラシートはなしです。それは次回なんでしょうがブリッツが掲載されたのは第6話は短編の集合だけど一つの大きな流れがあるという事で、それにはラーン、そしてセントリーが深くかかわっており敢えてブリッツが掲載されたのだろうと解釈しています。そうムグミカの命を賭けた血の召還。マジェスティック・スタンドにはセントリーの命の水が重要だから。そして血の系統というのは『ツラック隊』の中盤のカイエンとアウクソーのエピソード『アドラー2949』血を巡るストーリーはまだまだ佳境に入ったばかりです。
オートマチック・フラワーズ
CHARACTERSにはバランシェファティマのミラージュでのアシリア装備がスリーブより大きなサイズで掲載されていましたが、彼女らだけではなくツラック隊、ロッゾやウモスのAFたちもそのアシリア・セパレートのヘリオス繊維装甲がまるでダマスカス鋼のようになっているのが目を引きました。とくにミラージュのバランシェファティマたちのアシリアはそれがよく出ています。これを流体にしているDr.ビリジアン、やっぱり凄いですよねえ(笑)
ダブルアライメント
ラキシスのGTMスーツ。……あれ、ダブルアライメントではないけれど一緒なんですよね。確かパルスェットがダブルアライメントを受け取るエピソードでシアン夫人がバラしていました。リッターピクトではダブルアライメントはただ一着であったけど、ラキシスのGTMスーツはアシリアの機能を持ちつつ戦闘服でございっていうもので実質ダブルアライメントなんだけども目的が違う、ダブルアライメントはあくまでもアシリアとデカダンのいいとこどりなのでこのスーツはGTMスーツ以外に言いようがないという話なんでしょうね。
クラック
やっぱりあんたか!マウザー教授(笑)っていう。なんというかポリメリゼーション・キャスター、本当に自由気ままだな(笑)って感じですよね、いやホント。セントリーや天照とはまた違った意味で理屈もへったくれもないけれど、したいようにしている。まあ基本的には面白いか、面白くないかという部分は全くもって人の業だとは思うんですけどね。(セントリーとか天照は神様レベルなんで)
カリギュラ自体はどうなっているのかは分かりませんが、彼自身は行動原理は『やりてえ時にやって、やめてえ時にやめるんだよ』ってなもんでしょう。彼はレフトナンバー枠なので、それでいいんですよね。ティン、シャフト、パイソン、ズーム。この辺りは天照に従っているのは彼の力を恐れているから。となればどうやって彼らはどうミラージュ入したんだろうかというのも(大体は示唆されてますけど)興味が湧いてきます。とは言えクラックはツバンツヒ姐さんとの決着も入るだろうから、どのような入団エピソードが用意されているのか。シリアス、ギャグ両面から来そうですよね(笑)
メレトレちゃん
典星舎中納言であるメレトレ。清花(さやか)というそうで。いや雅ですわねー。…いやそれだけです(ヲイヲイ。さやかちゃんって言われないだけマシって書いてありましたけどいいじゃないですか、さやかちゃん。もっとも典星舎中納言が公の場でメレトレちゃんもアレだけどさやかちゃんだと…まあ確かに問題はありますよね(笑)ただミラージュの間では問題なさそうな気がします(ヲイヲイ。でもブリッツェンフォースの中納言である以上彼女もボルテッツのようなプラズマ攻撃とかするんですよね(説明文に戦闘員の文字が)情報部の人だからスコーパーかなと思っていたけど…。実は怒らせるとプラズマをあちこちに投げつける怖い人かもしれませんね(ヲイヲイヲイ。
フィルモア
ワイプという男
彼は生まれついたときから過酷な運命を背負わされ、その上病で先が短いという宿業まで。そんな彼が法を学んだのは何とはなしにアドラーの大統領を思い出します。そんな彼がリリと出会ってしまったのも運命なのか。しかもラーンで。詩女様は見守るだけとはいいますが…。いや分かっていてもそのままにしておくのが詩女様です。そしてその宿業はジークへと。今後の彼の運命は過酷なものになりそうですが。
サクリファイス・リリ
そしてまた彼女もワイプ(ショーカム)と出会い、その運命がさらに過酷になった訳ですが、しかし彼女は後悔していないと思います。それは彼女の顔が現わしているという解説文にあるように『2羽の小鳥』の前にヨーンに手ほどきをした彼女はワイプと出会った頃の顏でした。キャラの顏が突然別のようになるというのもファイブスター物語の特徴。バーシャがエストに戻る瞬間。モラードの前で本来の姿を見せるラキシス。ヤーボさんもそう言えば最初の頃と最後の方では全く違う…まあそういうのも含めて幾つもの貌があるってことと理解しています。
オデット/オディール
実はアウクソーやハルペル(インタシティ)に施したベースになったのは彼女という記述がありますが…あれ?インタシティの方が先ではないのかな?とか思ったり。若きバランシェ様はってハルペル言ってたし…。いやまあなんでしょうね。うんそういう事もありますよね(ヲイヲイ。剣聖
確かリッターピクトではヘリオス剣聖騎士団、プロミネンス(マドラ)とオージェ(恋ダウド)だけが女性って書いていましたよね。で、7剣聖(セブンソード)フラーマ・アトール、ララファ・ジュノ―ン、コロッサス・バング、アマンダ・プロミネンス、キーラ・ネプチューン、デュオ・クルマルス、ミキータ・オージェ。はっきりしているのはプロミネンスはマドラ、オージェは恋ダウド。デュオ・クルマルスはナオ・レイスル。キャラシートでているコロッサスは誰かはまだ不明。ララファはハリコン=ピアノ・メロディ(これもわからないことだらけなんですが)の時に現れました。もともとはララファはハリコンだったものの今はコーラスⅣの中に。ということであとフラーマとキーラが未発表なのにララファのキャラシートにはフラーマだけが未登場だと…そしてララファはナインの娘だと…ええええ?娘って女性なんすか?と。いや全く構わないんですが、うん、なんでしょう。みんなとうとうファイブスター物語にも男の娘が!となったんで、つむじ曲がりのクリス(永野護)がいやあれ普通の娘やし!ってなった?のかも?
うーんこの辺りどうなんでしょうね。いや性別はともかく女性は2人って言っちゃってるので混乱している感じなんですよね。まだ固まっていないのか…うーん。あとキーラも忘れられているのか…実は既に(転生?)として我々目にしているのか…。どちらにしても7剣魔導大戦終盤には本当に揃いそうですよね。そろそろ眠ったままのアイツも起きてくるかな?(あの後出番がないのでどうなった事やら)
そして恋ダウドはシュッツィエンを所持してるという話はその後の3225での事なんでしょうがわざわざ解説文に出すって事は魔導大戦で出陣あり得るかも?ってことですかね。どうもナオの事やらなんやらで、魔導大戦にもサタン関係もきな臭い感じがしてまいりました。
今回は
ここまでです。実はまだ対比表も全部精読できておりません。追加というか前の対比表からさらに変更点があったかどうかもちゃんと把握しておりませんし。ホーンド・ミラージュがホルダー・ブリンガーとかが追加とかアウクソーだけが真の名を知ってるが無くなったとか。まだざっとしか変更点とか追加点分かってないのでそこらは今後のストーリー展開で必要になったらでしょうか。ただアパッチはフェードラ、ツァイトと同系統モーターヘッドだったのかというのが分かったのは良かったですね。ではまた気になる部分が出てきたら書いてみたいと思いますのでよしなに<(_ _)>
※ファイブスター物語/F.S.S、ビジュアルガイドDESIGNSは既刊が5冊、本編だけでも楽しめますが沼に浸かるならぜひとも。(Amazon)
|F.S.S.DESIGNS 1 EASTER;A.K.D. /永野護著/KADOKAWA刊/Amazon
|F.S.S.DESIGNS〈2〉ADDLER:JUNO/永野護著/KADOKAWA刊/Amazon
|F.S.S. DESIGNS 3 KALAMITY GODDERS:BOTH/永野護著/KADOKAWA刊/Amazon
一昨年のNT3月号の連載扉ではレンダウドはスタント遊星攻防戦
返信削除ではZAPを使う事になっていましたね。またショウメ争奪戦では
MGPを使う設定もあるので、どちらかを変更してシュッツィエン
を使う展開もありえるかもしれません。
敵は悪魔ですから名称対応表でわざわざ名前を出してきたMMT
でカレン&URI参戦の可能性も、、
Unknownさん>
削除まだどうなるかは分かりませんがセブンソード揃い踏みの時かもしれないし、期待が高ります。
カレン&URIはゼロではないけど本編中に未来のシーンがパッと入る可能性もありますね。