『竜とわたし』第5話まで視聴して|ひそねとまそたん【ネタバレ】

ドラゴンと航空自衛隊

『ひそねとまそたん』第1話と2話は割とリアタイに近い感じで観たんですが、で、変わったアニメだなと思って、凄くよく出来ていて、かつ不思議な空気を持ってるなと。なんというか自衛隊が舞台でドラゴン、えっ?ドラゴン?っていう。

航空自衛隊は言わばリアルの代名詞。近代科学の粋を集めた軍用機を運用しているところ。そこに不可思議な生き物が!これハリウッド映画なら絶対にもっとガチガチのモンスターアクション(ちょっとトランスフォーマー入ってる)になっていると思うんですが、この作品は凄い緩い空気感なんです。(褒め言葉)




動画はYouTubeより|TVアニメ『ひそねとまそたん』【HD】|ワーナー ブラザース 公式チャンネル

アウトライン

古来、その生き物は人と共にあった。その生物がいる国は富栄える。そのため密かにその生き物を保護し、彼らのストレスが溜まらないように、そして体内に溜まった熱を放出するため、しかしながらそれは秘密裏に行う必要があり、何かを紛れて空を飛ばす事がこの国を治める者の義務となっていた。

やがて時は過ぎ、今は航空自衛隊がその生き物の管理を担っており、彼らのストレスを解消するために飛行機に擬装して空を飛ばしていた。

この物語は、対人関係にちょっと難ありな人生の先行き迷っていた主人公、「甘粕ひそね」がともかく進路決めないといけないということで航空自衛隊に入隊したもののやはり馴染めず辞めようかと思案していたところに、国家機密であるOTF(変態飛翔生体)の「まそたん」と出会い、まそたんに飲まれてDパイ(ドラゴン専属パイロット)になることから話がはじまる。

OTF

現状では国に富みをもたらすという事で手厚く保護されている生き物ということしかわかりません。とは言え航空自衛隊は動物園ではないので飼育員ではなく機体整備員ということで維持管理をしています。

顔はゆるキャラのようですが、その力は恐るべきものがあるけれど、怒らせなければまあ人にも慣れているし…(あくまで向こうが合わせてくれているだけなんでしょうが)大人しいものです。

好物はガラケーにも使われてるレアメタル。なので主な餌はガラケーだったりします。航空自衛隊が管理しているOTFは4体。それぞれ岐阜、三沢、築城、入間に1体づつです。

動画はYouTubeより|TVアニメ『ひそねとまそたん』5月30日発売 OPテーマ「少女はあの空を渡る」CM
|ワーナー ブラザース 公式チャンネル


F-15Jまそたん

主人公のひそねの搭乗するドラゴン。岐阜基地の飛行開発実験団所属でF-15Jに擬態。擬態時の符丁はフォックストロット(F)、外部擬装をつけたままドラゴン形態の時はホテル(H)というフォネティックコードが当てられています。

F-2

築城基地所属でDパイは星野絵瑠。何故が格納庫での待機時もF形態を保持したままでいるのですが、訓練飛行中に暴走しH形態に。絵瑠からはF-2と呼ばれています。
追記20180529:第6話でとうとうノーマ(F2=ふ・つう=ノーマル=ノーマ)という名前がはっきりしました。

C-1ふともも

入間基地所属のOTF。擬装はC-1輸送機。Dパイの日登美真弓がドラゴンの時のふとももが可愛いことからコードネームは「ふともも」

E-2Cあけみ

三沢基地所属のOTF、Dパイは絹番莉々子で彼女からは「あけみ」と呼ばれています。


なんとも不思議な飛翔感のあるお話。

いわゆる自分探しな(しかも超が付くほどの不器用な)ひそねの成長物語?いやあまり成長しているわけでもないか(笑)なんだろう不器用だけど何かをみつけたい、変わりたいと思ったDパイの彼女たちの冒険?

または竜に隠された謎とは?国家を揺るがす大陰謀?多分そのどれもが当たっていて、外れている。お仕事話でもあり、群像劇でもあり、ひそねの成長譚でもあり、割と欲張って作られているアニメだなと思ったらなんとプレスコ方式なんだそうです。

プレスコとは先に声を吹き込んでそこに絵を当てはめていくというもの。決して動いている絵が間に合わないという訳ではないそうですよ(ヲイ)シナリオ、コンテから想像を膨らました演技をさらに作画が組み合わさって高めていくという。毎週放送のTVアニメーションだとスケジュールがタイトなのであまり使われない手法ではありますが、それだけじっくり(毎週放送だけど)やっているということでしょう。

全部で何話のスケジュールか知らないんですけど(ヲイ)10話ならちょうど折り返し。20話の2クールならば話が動き出すあたりです。今からでも間に合うのでこの不思議な生き物たちと彼女たちの冒険に付き合うにはまだ間に合います。

ちなみにNetflixで配信中なんですよね。なので2話までなんとかチェックできてたのにあと3話が全然できなかったけどこれで追いつけました(ヲイ
リンク|Netflix

ドラゴンと彼女たちの話

ドラゴンの出てくるお話っていっぱいありますが、悪い竜だったり、神聖なものだったり。日本で竜というと細長いヘビのような胴体に小さい手足が出ているそういう姿をしている事が多いですよね。

鳥山明の『ドラゴン★ボール』でも神龍(シェンロン)はそういう形状で、あれは大陸から渡来してきたものだと思います。

この、まそたんは翼を持つドラゴンでどちらかといえば西洋のワイバーン(飛竜)、翼竜にちかい形状です。この形状にも意味があるのか?そこは気になる所ですね。

そう言えばこのアニメの総監督である樋口真嗣の盟友でもある庵野秀明がニコニコ動画と組んでやっていた日本アニメーター見本市で『龍の歯医者』っていうアニメがありましたが(確かHuluで配信されていたように思います)後に長編となって放送されましたが、あの龍は蟲のような、動物のような不思議な形状でそらをゆっくりと飛行し、契約した国に富みをもたらし、戦争などでは力を貸す存在でした。

tonbori堂の好きなドラゴンと言えばもう『パンツァードラグーン』ですね。SEGAのシューティングゲームで「風の谷のナウシカ」のような世界観で繰り広げられるバックストーリーもさることながらジャケットを特徴的絵で有名なフランスのコミックアーティスト、メビウスの手によるものでこちらも印象深いものでした。(現在は絶版になっています。)

セガサターン用ゲームソフト、『パンツァードラグーン』3作品|tonbori堂所蔵


画像はAmazonより|SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.27 パンツァードラグーン|セガゲームス
プレイステーション2用に移植されたタイトル

その後『パンツァードラグーンⅡ(ツヴァイ)』RPGである『AZEL(アゼル)パンツァードラグーンRPG』そしてX-BOXで発売された『パンツァードラグーンORTA(オルタ)』があります。特にツヴァイとAZELは今も好きなタイトルです。

彼ら、彼女たちはドラゴンと共生する存在として物語を動かしていきました。まそたんも偽装用の外装をつけている姿はパンツァードラグーンのドラゴンに似たシルエットに見えなくもない…ですよね。

「ひそねとまそたん」のドラゴンたちは一見、とても人と友好そうに見えますが、その実、隠された謎や、まそたんの胃袋にあった碑?など分からないことが多いです。もっともその前にDパイ同士もバラバラで5話でなんとか、それぞれが自分語りを始めたところで一つになりそうな気配もありましたがF2の星野絵瑠だけが頑なになっています。

ファイターパイロットになりたい自分とドラゴンに選ばれたことによりそれを何としても叶えたいという願望。居場所を探している、白い部分がある女性のみがドラゴンに選ばれるという理由があるといいますが、星野は何故選ばれたのか?たぶんそこが鍵なんでしょうね。

この先の展開はいくつか予想はしましたが、それをうっちゃって、流れにまかせてこの物語を楽しもうと思っています。

広告
広告

0 件のコメント :

コメントを投稿

お読みいただきありがとうございました。ご意見などございましたら、コメントをよろしくお願いいたします。