兵器として、騎士として。|ファイブスター物語第6話時の詩女アクト4-7『パルスエット~二羽の小鳥』【ネタバレ】

帝騎降臨

月刊ニュータイプ2018年3月号
画像はAmazonより|月刊ニュータイプ2018年3月号|KADOKAWA刊

14巻の発売に沸き立っておりますが今月号の連載もしっかり掲載。そして表紙はマグナパレス。バストショットで横からの見たマグナパレスは以前の真正面からの姿とはずいぶんと印象が違いますが、K.O.Gだってよくよく考えたらそうだよねっていう気がしないでもありません。

頭部の設定もK.O.Gを引き継ぐ、棺でありラキシスのゆりかごとも言える設定が。しかも内臓宇宙船設定も設定され、ますます最強に拍車がかかっておりますがtonbori堂はオプション武装の”サテライト”・ポリフォニック・ビームが気になります。

衛星軌道上に何かを打ち上げ攻撃させるのか、もしくはあの冥王星で宇宙戦艦を苦しめたあれのような!感じで頭部から衛星軌道上にリフレクターを打ち上げて、ヴィーベロックをとか?いやいや文字で想像しただけでどんなのかは分かりませんし、今後使用されるかもどうかも不明なんですけどね(笑)

あと右腕のフライヤー、永野デザインのモビルスーツ、百式のラフデザインのバインダーっぽいんですよね。これは懐かしいなと。もともとこういう形にちかいフライヤーがGTMは多いんですけどこれは特に「黄金」なだけに強くそう感じました。

そして巻頭特集のインタビューでは、あの衝撃のツァラトゥストラの登場はストレス解消のためとか(笑)主役ロボがあまり出ていないという事からの登場になったと語っていますが、やっぱりそうなるとジュノーのエピソードをもう一度GTMで書いてほしいなあって思いましたね。いや14巻追加ページはなくて修正のみな感じだったんですが、ジイッドの突入シーンで回想入るかと思ってたので。

で、14巻のカバーのあれに関してもあっさりと…当方の予想は完全に外してましてお恥ずかしい限りだけど、とにかく人を驚かすことに特化しているクリス(永野護)らしい話でした。ただカバー、デジタル化も考えていたけどやっぱり従来通りのボードに描く事になったというのもらしい話だなと思いました。という事で本編の話に行ってみましょう。



君の名は。

すんません<(_ _)>ちょっと出来心でこういう見出し付けてしまいました。でもその名前を付けたのは…まさかの運命の三姉妹の末妹だったとは…。いやおでこちゃんエピソードやカイエンとアウクソーの勘当エピソードから十分に推察できたはずなのです。てか、茄里の名前はまさかのラキが?お腹の子は私がとかいってますもんね。

そしてそのまま回想かと思うと現在に話は戻りジークは別荘で療養。そしてリリは正体を明かし、お礼としてヨーンに剣技を教授することに。案外あっさりとバラしてしまいましたが、そこらへんはナイアスと同じく、真相を知らずに推察されるよりばらした方が迂闊に喋られないということもあるのでしょう。(当然、我が子を救ってくれたヨーンへの感謝としてもあります。)

そして、あの時に暗殺を仕掛けられたのはナイアスの線からジークとヨーンが親友ってことで網を張ってましたという流れだったことが明かされました。そういえばすっかり忘れていましたが、ヨーンはナイアスとともにブーレイ傭兵騎士団として展開していたフィルモア・ノイエシルチスもえぎ騎士団と一時行動を共にしてました。

何かとルミナス学園は星団列強が目を付けていたわけですが、A.K.Dの皇位継承者(ちゃあ)やフィルモアの元皇位継承一位が同時期にいたわけだからそりゃA.K.Dとフィルモアが注視していたという事なんでしょうね。その中でカステポーで既に名が売れていたヨーンも当然双方の知る所であったわけです。(東の君は誰ぞ従者を付けておくかとも発言していますし。)

騎士の勲章

リリはヨーンにお礼としてフィルモア上級騎士の持つ技を見せますが、その際に下着姿になります。この辺りは格闘漫画でよくある筋肉の動きや使い方で動きを見切る、学ぶという感じですが、その身体には無数の傷が。

胸の傷はリリも言ってましたが3度めの時に慧茄に心臓を吹き飛ばされたものでしょう。ですが腕などにある細かい傷がヒトーサイというのは。あの爺様やっぱり帝国最強だったんですね(そっちですか!)ちなみにヨーンも身体の傷は残しています。

リリのいうように誇りではないけれど、戒めと生き残った証なんでしょうが、本当に『パルスエット』の章はヨーンが騎士になるためのステップという気がします。

フィルモアの騎士剣技、無手

リリがヨーンに見せる、「無手」。えーっと、タネを明かして思ったのは白土三平先生の漫画に『ワタリ』というのがありまして、離れた間合いのものをその位置から動かずに斬るという「伊賀崎忍法真空斬り」ってのがございます。さすがにこの技のように衝撃波ってわけではないんだけど、離れた間合いを斬撃するこの技も実は超近接攻撃でという理屈が同じでして、それを思い出していました。なるほどこの技なら無手の攻撃範囲が狭く普通の騎士の使うソニックブレードより射程が長いのも分かります。

それにしても帝国最強騎士としてサクリファイスとして、また円卓の騎士としてのリリは歴代黒騎士の技やフィルモアのみならずクバルカンのサヤステ家に伝わる剣聖剣技から古の技まで。ある意味エスト級に剣技を見ている、もしくは体験しているということで、エストはそれぞれの戦闘経験の蓄積があるからですがリリはそれをどうやって学んだのか?フィルモアのカーテンの奥の奥にはまだまだ凄い魔物が潜んでいる気がしますね。

ストラト・ブレード(七音剣)

すり足からの無手の技にも近い手の小さな動きで放つ手刀衝撃波、それがストラト・ブレードの要諦だそうです。そういえばフロート・テンプル襲撃時にヌー・ソード・グラファイトが小指でデコースがソニックブレードを放っていると看破しましたが、言ってしまえば指の10本からそれぞれ放つことも可能なのかもしれませんね。

すり足は古武術などでは重要視されている技法と聞きます。騎士は高速で動けるわけだけど、だからこそ歩法や足の使い方は相手を牽制し倒すのに必要な技法の一つなのでしょう。デコースがどこでこの剣技を習得したのかも気になる部分ですが、ヨーンとの決着前にマドラ(スパーク)との関係もあるしこちらもまだまだ見逃せない展開が続きそうです。

ショー・カム

後ろ姿だけで、彼の事は今回は殆ど触れられていません。来月か、はたまた再来月か?ジークの事も含めて語られるのでしょうかね?ここも今月の気になったポイントです。

追記:201826

ショー・カムの事が気になるのはリリとの間で子供をもうけたことだけではなく、何故バランシェの元を尋ねたかということなんです。リリがまず頼るとすればクープではないかと(今回クープ博士を呼び出していましたがそれまでにも何度か呼び出していることが示唆されています。)その辺り何故バランシェにという?が語られるのかどうか。それほどの事もなく星団最高の頭脳に診てもらいたいというだけなのかもしれないけれどショーが普通の人なのかそれとも何かしらバランス家(フェイツ公国)に関係があるのかとか、その辺りですね。

クープ博士

A.K.Dならバランシェ、コーラスならモラード。ならばフィルモアならクープ博士ですよねーっていう。「AFガーランドは医師の頂点でもあるのだよ」って事です。もっともパルスエットの処置が的確であったという解説役でしたが(笑)

クープ博士がカステポーというかボォスに滞在というのは、各国のAFが集結しているところを引退したとはいえ気になるという。知りたいものを、より知りたいというバランシェが残した言葉のような気持ちではないかと。

もっともそれが行き過ぎるとカリギュラになってしまうんでしょうね。彼らはツバンツヒ姐さんやマウザー教授のようにガーランドでもあるわけですから。

来月も

とうことで今回の気になったポイントを幾つか書いてみました。ジークが目を覚ました時に何を語るのか。ヨーンはこの先どうするのかも気になる「二羽の小鳥」開幕エピソードでしたね。暫くはGTMは出てこないという話ではありましたが重要な話が連発で全く気が抜けない感じです。

ただちょっと気になるのは『DESIGNS6クロスジャマー』の事がインタビューで一切触れられてない事。まあ暫くは無いと思った方がいいんでしょうね。そして14巻に合わせてカイゼリンの立体モデルの展示が横浜駅西口の有隣堂横浜駅西口コミック王国にて既に展示中で2月25日まで。そして3月1日より喜久屋書店漫画館京都店にて14日まで展示されるそうです。tonbori堂も京都に出向いて拝んでくる予定です。見てきたらモノホンレポートしたいと思います。

追記:20180214

若干、本文部分の「君の名は。」部分に加筆。あとクープ博士の項にも加筆しております。文章の大意はそれほど変わっておりません。

追記:20180224

「無手」の項目ちょっとだけ書き足しています。文章の意味は変えていません。ほんの少し分かりやすいように書き足した感じです。

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