さて何でしょう?ヒントは80年代ロボットアニメにありなんですが、今回はこの辺りのメカ、ロボットアニメについてのお話をしてみたいと思います。答えは最後まで読んで頂ければ分かる…はず?(笑)
これはVFです。/tonbori堂所蔵。海洋堂リボルテック |
80年代ロボットアニメは百花繚乱期
別のエントリのネタさがしをしていたときに、こういうのを見つけたわけです。
魂ウェブ|地球連邦軍の主力コンバットアーマーがダグラムに続き登場。 https://p-bandai.jp/item/item-1000115462/
このシリーズ、元々バルキリーをVF-100'というシリーズで展開していた完成品トイのシリーズがHI-METALへ発展、さらにRになったわけですが、マクロスだけではなくダグラムやザブングルのトイもラインナップに加えることになったようです。tonbori堂はバルキリー好きなんですが、やはりこのころのロボットアニメは直撃世代なんで凄く気になるシリーズです。で、ちょっと調べるとバンダイ、ロボットアニメ系のトイって新世代のガンダムやマクロスだけじゃなく、古いシリーズのロボットもモデルアップしてトイをラインナップに上げてきているようなのです。特に80年代の頃のロボットアニメは当時の少年だったtonbori堂はプラモを買ったりしていたりとか設定資料集などを買い求めたりなどなど。
特にダグラムは放送時の玩具関係を担当していたタカラから、プラモデルや超合金のようなデュアルモデルというのが出ていましたが、まさかのしかも2010年代にバンダイからとは。いやサンライズはバンダイ傘下ですから、契約期間など権利関係が決着つけばなんら問題はないのですが。最近、マクロスにしても新作Δではマクロス・モデラーズという展開で、最初の『超時空要塞マクロス』の頃にプラモデルを製作販売していた、アリイとアオシマ、そしてバンダイ、近年飛行機のスケールモデルの技術を投入してキャラクターモデルに参入したハセガワなどが参加して競作しています。
プラモの主な購買層の年代があがりバンダイのHG、MGシリーズに至っては1万円コースのプラモ珍しくなくなりましたが、作り応えもあるけどバリューも高めの満足感のあるものから、それこそ子どもも作りやすいお値段抑えめ、スナップオンのモデルまで。tonbori堂が子供のころには思いもよらない商品展開になってきました。ある意味すごくうらやましいというか。子どもの頃にはタミヤのタイガー(敢えてこう記す)がステイタスだった世代からすると隔世の感があります。
またロボットのキャラ物もトイがどんどん精巧になっていったこの状況もです。プラモもつくる根気のないおっちゃんには手軽に遊べる並べてコレクションできるトイはありがたいものです。ということで今気になってるトイをタイトルの答え合わせも兼ねてピックアップしていきたいと思います。
VF(ヴァリアブルファイター|登場アニメ『超時空要塞マクロス』シリーズ)
アーマードバルキリー。イメージソースはマクロスのメカデザインを手がけた、スタジオぬえの宮武一貴さんと加藤直之さんがデザインしたハインラインの『宇宙の戦士』がその源流にあるのは間違いありません。バルキリー本体はシリーズ全体のかじ取りをする河森正治さんの手によるものですがアーマードシステムGBP-1Sは宮武さんが手掛けたように思います。
同じマクロスのデストロイドシリーズをはじめとする陸戦兵器の多くも宮武さんの手によるもので唯一スパルタンが河森さんだったような。記憶を頼りに書いているので明確ではありませんが。F-14トムキャットに似たシルエットを持つ戦闘機形態からガウォークからロボット(バトロイド)形態にというバルキリーは当時でも最新鋭でその兵器然としたところはガンダムのMS以上に新しいものを予感させました。ちなみにtonbori堂がもっているのはこちら。
tonbori堂所蔵、バンダイHI-METAL VF-1J |
バンダイのHI-METAL VF-1J ちょっと色焼けしてますが(^^;Rの前の普通のVF-1一条輝搭乗機です。シンプルイズベストでこの形態も好きですね。VF-1Sストライクバルキリーもあります。飛行(ファイター)形態が好きなのでこれで飾っています。
CB(コンバットアーマー|登場アニメ『太陽の牙ダグラム』)
1981年から始まった全75話の大河長編ロボットアニメです。革命を題材にしており、主人公は体制側ともいえるところに属していたけれど植民惑星デロイアの革命に身を投じるというストーリーです。主人公の父親は地球側の偉いさんでデロイアの統治にやってくるとか、革命を指揮するのが生粋の軍人ではないとか、かなりリアルに作られた作品でした。監督は後番組『装甲騎兵ボトムズ』も監督する高橋良輔監督。メカデザインはガンダムでお馴染みの大河原邦男さん。このコンバットアーマー。当時は顔に眼が無いということで大変話題になりました。tonbori堂が気になっているのはこちら
#ダグラム #ザブングル に続き森下直親氏描きおろしのイラストにもご期待ください!— バンダイコレクターズ事業部公式(魂フィ) (@t_features) 2017年8月16日
「HI-METAL R ソルティックH8 ラウンドフェイサー」は魂ウェブ商店で8月21日23時受注締切!
ご注文お忘れなく→ https://t.co/mu34RVDzpG#t_nations pic.twitter.com/tGQRDS76fu
Twitter|バンダイコレクターズ事業部公式(魂フィ)公式アカウントのツイート
です。 受注生産の限定品でプレミア必至アイテムですが、今この時期にラウンドフェイサーとはまた渋いチョイスをしてきますよね。
コンバットアーマーは変わった兵器で歩行戦闘ヘリといった趣の兵器です。現実的には敵の的にしかならない大きさですが戦車より機敏に動けて、戦闘ヘリより装甲が厚く、市街地の制圧戦闘や平地での掃討戦に威力を発揮する…という体で描写されていましたが結果それが功を奏しました。気になっているのはラウンドフェイサーですがtonbori堂が好きなコンバットアーマーはこちら。
アビテートT10Cブロックヘッドという2人乗りの重コンバットアーマーです。火器管制と操縦を分ける設定がますます戦闘ヘリっぽいですがその重厚な大河原メカはやっぱり痺れますね。
ちょっと長くなったので
2体だけの紹介になってしまいましたが、このくらいで締めておきたいと思います。なんせ次から次へと出てくるし、周辺ネタも思い出すときりがないけど、なんせ記憶が頼りで書いてますので(^^;でもそれぞれのロボットってスーパーロボットっていうのはいわばヒーローなんだけどリアルロボットっていうのは(この呼称もゲーム『スーパーロボット大戦』が便宜上産み出したものが定着したとか)乗り物でありイメージソースとしては兵器というのがありますよね。モビルスーツがそれこそ『宇宙の戦士』のパワードスーツから着想を得ているからはじまって、ボトムズのワンマンタンク(ビーグル)、モスピーダではライドアーマーというバイクがパワードスーツに変形というのもありました。
ザブングルのウォーカーマシンは主人公ロボだけが最初は別企画だったものが変更になり主人公機だけが浮いてしまう事態になってしまいましたが、その他のウォーカーマシンは再生途中の惑星のオイルとガソリンの匂いのするロボットという感じがよく出ていました。
そしてヘビーメタルという永野護というデザイナーが産みだしたロボットは確実に今のロボットデザインに影響を与えていますし、生物的な意匠を持ち込んだオーラバトラーは冨野さんとデザイナー宮武さんとゲストメカと後半のメインを務めた出渕裕さんのたまものであります。
そういったメカデザインの話はまたそれぞれのメカについてちょっと書いてみたい話なので次にとっておくとことします。あ、VFとCB以外の残りの答えは下に色つけて置いておきますね。マウスポインタで選択しハイライトにすれば楽に読めます。
答え:WM=ウォーカーマシン、HM=ヘビーメタル、AB=オーラバトラー。この上にあるザブングル、エルガイム、ビルバインがそれにあたります。
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